70歳を過ぎると体に自信が持てなくなる高齢者が多くなるのではないか。体力が落ちると体力を要求する仕事が出来なくなる。60歳代は仕事があれば何とか働けるだけの体力がある。今は普通の生活が働きながら出来ているかもしれないが、体に不具合が発生して外で働くことが困難になった時にどうするかだ!

agewise labor

シニアの労働力は増加している。体力に頼らない仕事を見つけて働いているのかも知れない。体力を求めない、誰にでも出来る簡単な仕事で必要なのは人手だけということかも知れない。運送業界では商品の配達時に運転席に座ってもらうだけの人を探している。荷物を配達しているうちに駐車違反されないためである。

社員を使うよりもコストが安いアルバイトスタッフにやってもらう。その仕事は体力を要求しない。ただ、軽トラックに乗っていざとなったら移動させるだけ。運転免許は必要になる。探せば、類似の仕事が見つかる。各業界ごとに人手だけを求めるニーズがあれば、シニアでも対応が出来る。

普通の生活と仕事が出来ているときに70歳以降の仕事を考えて準備する!

私が一番気にしていることは社会が70歳以降のシニアを労働力として活用しようとしなくなった時である。健康寿命が約72歳である。企業は70歳以上のシニアの健康を気遣う。無理をさせて仕事が出来なくなるとすぐには首に出来ない。人件費の負担が増える。

自己防衛として、元気で普通の生活が出来ているシニアは今のうちに70歳以降にお金を稼ぐ仕組みを考えて準備する必要がある。

誰もが知らないお金の稼ぎ方を見つける事

周りのシニアが働けなくなる年齢は70歳以降が多い。この年齢に達したら、溜め込んだ貯蓄を切り崩して生活するか、体力を使わないビジネスの仕組みでお金を稼ぎ続けるかになる。これを考えると誰にでも出来るような仕事では簡単にお金を稼げない。専門性が求められる。又は、誰もが知らないお金の稼ぎ方を見つけるしかない。

直ぐに思いつくシニア向けの仕事

  • 趣味を生かして独自の製品を作りオンラインショップで販売する
  • 専門的な知識や経験を電子書籍にして販売する
  • 翻訳や通訳
  • 観光案内

年齢制限がない仕事は何かを探す。70歳を越えた老人が出来る仕事になる。目も耳も足も不自由になった老人が働ける仕事はなかなか見つからない。多くのシニアは人目に入らない場所で独自の仕事をしているのではないか。職人であればあるほどその分野を追求して専門的なサービスを提供できる。普通のシニアはそんな職人的技術力や経験がないので職人の仕事はできない。

70歳代シニアの悩みを解決するサービスがあっても良いのでは

70歳代シニアの悩み事を調査して自分が解決できる方法を検討する。私は67歳。あと3年で70歳になる。私が感じる70歳代の悩み事はこんなことではないか。

  1. 足の筋力の衰えで歩行障害を気にする
  2. 気楽にお喋りができる相手がいない
  3. 年金にプラスするアルバイト収入を見つけたい
  4. 自動車の運転免許証を返納したあとどうすれば良いか
  5. 低栄養状態にならないように栄養バランスが取れた食事をするにはどうすれば良いか
  6. 定期的な運動を身に着けたいが自分一人では出来ない
  7. 性的欲求を上手く処理する方法が分からない
  8. 新しいパートナーとの出会いを見つけたい

こんな感じで70歳代シニアのお悩みリストを作ってみて自分ができる解決方法を探してみることから始めれば良い。

シニアが働き続けるメリットは大きい

働き続けていれば、生活のリズムが作れ、健康的な生活が送れる。社会とのつながりが切れないので孤立化しない。その上、お金が入ってくる。どうしたら良いのだろうか。

私はインターネットで仕事をしている。この分野で専門的な知識と経験がある。筋肉を使う作業はない。働く場所も制約がない。時間もある程度自分のコントロール下にある。年齢による制約はB2Bビジネスであるがため会社に営業することが難しくなる点である。70歳を超えたシニアが飛び込み営業など出来ないし、1日中会社巡りも出来ない。

お客に歳を感じさせないビジネス!

インターネットだけで完結するビジネスであるならば、対面せずにお金を稼げる。B2BからB2Cビジネスにシフトする。B2Cビジネスは物を売るのか、サービスを提供するのかのどちらかである

ビジネスの仕組みだけを構築してその仕組みを有料で使わせる事も考えられる。この辺はアイデアをテストマーケティングして試行錯誤を繰り返さねば分からない。インターネットビジネスは宝の山であり、先に試した人だけがその結果を知ることが出来る。

結論

体力が落ちてきて肉体労働が難しくなる年齢が70歳代である。健康障害が表面化するのもこの年令である。普通の仕事ができる体力と健康を維持できれば、70歳代でも十分働ける仕事口が見つかる。問題は年齢制限で雇い止めがあることである。

肉体労働から知的生産労働に働く視点を変えてみる。インターネット経由でする仕事は年齢、性別、場所、学歴など厭わない仕事が多い。ただ、インターネットの知識と使い方を時間をかけて学ぶ必要がある。自分ならばインターネットでこんなビジネスをやるという思考でアイデアを出して、実際にやってみることである。