最近のリストラのニュースを見た。希望退職と言っても実際は退職したくない人を合法的にリストラすること。JT、NHK、三陽商会、オリンパス、藤田観光、JTBなど有名企業が希望退職やリストラを発表している。コロナ禍で経営不振になってしまった。コストを圧縮するには人件費を削減するのが一番効果がある。その現れである。
2021年2月 | JT | 1,000人規模の希望退職募集 |
2021年1月 | NHK | 50歳以上の早期退職募集、管理職3割削減 |
2020年12月 | 三陽商会 | 2018年の250名に続く人員削減を発表 |
2020年12月 | オリンパス | 950人の人員削減を発表 |
2020年12月 | 藤田観光 | 700人の人員削減を発表 |
2020年11月 | JTB | 6,500人の削減と年収平均3割カットを発表 |
不幸か、幸運か分からないが人員削減の対象者になったならば、自分の人生を再出発する機会かもと思ってほしい。決してネガティブに考える必要はない。会社に残れたとしても必ず会社を卒業する時期が来る。会社員はそれを避けることが出来ない。
希望退職やリストラは割増退職金がついてくる。高額な退職金になるのでそのお金で住宅ローンや子供の教育費に当てて精神的に身軽になることである。その上で新しい人生を探す。
70歳を過ぎたら何をして老後の生活を過ごすかを考えたことがあるだろうか。70歳まで仕事を続けていたシニアの多くは仕事を辞める。会社側がご苦労さまでしたと言ってくる。仕事を失うと「毎日が日曜日」の時間が生まれる。年金と貯蓄で生活は出来るが、暇な時間で精神的に苦痛を感じ始める。
コロナ禍で多くの労働者が仕事を失い何に時間を使えば良いのかで困っている。若い人たちは仕事が見つかれば暇から逃げられる。シニアも同じだが仕事が見つからない。暇な時間を楽しい時間にすることを考える必要がある。
失った仕事を自分が作る仕事で暇な時間を埋めれば良い。時間はたっぷりある。必要な事はどんな仕事を作れるかを探し、それでお金を稼げるかを実験するだけである。
会社を卒業する会社員たちが増えている。定年退職とリストラで会社を去らざるを得ない人たちだ。働き慣れた会社を離れるのは嫌な事だが、神はあなたに新しい道を用意している。今の会社では幸せを掴めないと神は言っている。
過去を愛おしく思うよりも未来を希望で満たす方が面白い。会社員は、60歳、65歳を節目に皆会社を去る事になる。この事実は当分の間変わらない。仮に70歳まで同じ会社で働けてもその後はどうするのか。一人になって何をするのか。
時間の問題で誰もが新しい道を歩み始める。たまたま、あなたは定年退職やリストラでその時期が早まっただけ。直面する現実は皆同じ。だから、悩む必要は無い。あなただけが会社を去るのではなく従業員は全て会社という組織を年齢で去る。それが早いか、遅いかの違いでしかない。
介護されない体を作るには、日頃から体の筋肉を鍛える生活をする必要がある。筋肉は、普通以上の負荷を与え続けると成長する。その時に必要なのがタンパク質だ。老人は、タンパク質の肉、魚、豆類を意識して毎日食べると良い。筋肉を成長させる栄養素であるタンパク質がないと体を鍛えても筋肉はあまり成長しないからだ。
特に足の筋肉は使っていないと急激に衰える!
歳を感じ始めると可愛い少女がなぜか目に入る。私の世代と違って今の子供たちは、西洋人化している。足が長い。顔の輪郭や頭の形が昔の日本人と比較して西洋人並みだ。日本では、美少女が多くなって来ている。そう思わざるを得ない。
老いてくると若さの魅力に惹かれる。男性である私は、若い女性に目が行く。男はいつまでも男である。見ているだけで良い気分にしてくれる。そのためか、美人が横切ると目と顔がそちらの方向に行ってしまう。若ければ、「お茶でもいかがですか?」と誘ってしまうのだが。
定年退職後の生活は老いを感じる生活である。自分の生活環境から若い人たちと触れ合う機会を失う。それで若い人たちから若さをもらえなくなる。シニアは若者たちからこんな若さをもらっている。
シニアは仕事から離れると社会のメインストリームから外れる。社会の中で活発に仕事や目的ある活動を続けていれば浦島太郎にはならないが、多くのシニアは引退生活に入る。引退生活には若い人たちがやってこない。接する人たちは老人である。
老人が老人と遊んでも決して若くならないのだが、若者たちと遊ぶと精神的にも肉体的にも若くなる。
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