妻の友人の旦那さんたちが昨年と今年に60歳定年で退職した。定年退職では、幾つかの選択が考えられる。
妻の友人の旦那さんたちは、全員1の選択をした。60歳で定年退職して会社が65歳まで再雇用する。一人ぐらい2の65歳まで継続雇用があっても良いのになあと思っていたのだがが該当者なしだった。現実は、再雇用という道が多いということだ。
スターバックスのお店でいつも顔を合わす女子大生の店員が二人いる。いつも、一言二言、話をしてドリップコーヒーを注文する。二人ともそれぞれ違った魅力を持った女子大生店員である。仮にA子さん、B子さんという名前にしよう。私の心がけは、相手の顔を見て素直に良い印象を言葉にして伝える事。
スターバックスの良さは若い女性店員が元気良く対応してくれることである。顔を覚えてくれると気楽に話しかけてくれる。時間の経過で名前まで覚えて話しかけてくれる。
(新型コロナ感染が広まる前の話とその後の筋トレジムの様子)
平日の午前中は、いつも見かける老人たちが筋トレをしている。お互いを良く知っているようだ。彼らは筋トレする曜日と時間を決めている。私もそうである。私のスケジュールは、平日の水曜日午前10から12時30分までが多い。週末は、土曜日の午後13時から15時頃まで。彼らは、私よりも年寄り。70歳から80歳近い。
老人といえども体格は、筋トレの成果でがっしりしている。そんな彼らを自然と観察してしまう私。2020年2月までいつも通っていたスポーツジムで筋トレが出来たのだが、3月から来年の4月までコロナ禍の影響とスポーツセンターの修繕でお休みになっている。
仕方なく私は駅近くにあるゴールドジムの会員になって筋トレを続けている。ゴールドジムはボディービルダーを目指す若者が多いのだが、最近は私のようなシニアも急増している。シニアにとって筋トレが健康寿命を維持するのに欠かせないことに気付いた老人が増えたからだ。
65歳で退職する会社員の中には、もう仕事はたくさんだと感じて再就職を考えないシニアがいる。これからは、やりたい事をやって過ごすと意気がる。確かにもう十分働いて来たと思う。この辺で制約される環境から逃れて自分の自由を取り戻したいと思うのは当然。
やりたい事が沢山あるシニアは、幸せである。やりたい事だけで新しい生活のリズムが作れる。もし、新しい生活のリズムが作れなかったらどうするべきか。皆、そんな事は事前に考えていない。現実は好きな事で新しい生活のリズムを作ることに失敗している。
私の兄は68歳で自営業を辞めて仕事を引退した。今までやりたくて出来なかったことをやるために自由な時間を楽しもうとした。問題は、新しい生活のリズムを作れなかったため社会とのつながりが切れて孤独でつまらない生活に入ったことである。働き続けていれば、以前の安定した生活のリズムで社会とのつながりを維持して正常な生活が送れていたのではないかと私は思う。
60歳を過ぎて第二の人生を求め始めるのだが、なかなか見つからない。見つからないで自宅や図書館でゴロゴロしている人が多い。自分の人生に迷う。そんな時は、どうするか。一番簡単な解決方法は、頭で考えても決して生きがいは見つからないので今一番自分がやりたい事だけを考えることである。
私は、悩んだ時に一番買いたいものを買ってそれを楽しむ時間を作る。昨年から買いたいと思い続けていたChromebookパソコンを買った。今、このブログは買ったChromebookパソコンで書いている。
何かに夢中になっていると充実した時間を味わえる。気分転換をしないと新しい発想ややりたい事が浮かんでこない。新しい事をするとそこから新鮮な刺激を受ける。その刺激が第二の人生や生きがいを見つけるヒントになる。自宅で考え込んでもヒントは得られない。体を動かして今まで体験したことが無いことをすると違う発想を持てる。
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