60歳を過ぎて第二の人生を求め始めるのだが、なかなか見つからない。見つからないで自宅や図書館でゴロゴロしている人が多い。自分の人生に迷う。そんな時は、どうするか。一番簡単な解決方法は、頭で考えても決して生きがいは見つからないので今一番自分がやりたい事だけを考えることである。

私は、悩んだ時に一番買いたいものを買ってそれを楽しむ時間を作る。昨年から買いたいと思い続けていたChromebookパソコンを買った。今、このブログは買ったChromebookパソコンで書いている。

何かに夢中になっていると充実した時間を味わえる。気分転換をしないと新しい発想ややりたい事が浮かんでこない。新しい事をするとそこから新鮮な刺激を受ける。その刺激が第二の人生や生きがいを見つけるヒントになる。自宅で考え込んでもヒントは得られない。体を動かして今まで体験したことが無いことをすると違う発想を持てる。

第二の人生の迷いは好きな事で解決できる

好きな事をやるために生活費を稼ぎ、好きな事を思いっきり楽しむという考えがある。働くのは、好きな事をやるためという目的で働くヨーロッパ人。日本人は勤勉なため労働を美徳化し、労働を生きがいにしてしまう。ヨーロッパ人は、年に1度の夏の長期バカンスを楽しむためにお金を稼ぎ、貯める。バカンスを楽しむのが人生の第一目的で労働は、それを達成させるための手段であると思っている。

若い頃は、好きな事をやって自分の人生を作り出すという考えや勇気がなかった。一般的な社会常識に沿って生きれば大丈夫だと信じ込んでいた。そんな会社員が多い。私もそうだった。やっと、会社という組織の束縛から離れて自由になるのだが、何をやったら良いか分からなくなるシニアが多い。

65歳から年金と退職金で好きな事がやれる環境が整う

定年退職後、好きな事を余裕を持ってやれる環境にシニアは置かれる。退職金があり、金銭的には多少余裕がある。時間もあまり余るほどある。必要なのは、好きな事をやることだ。迷っている時は、何も考えないで自分の心に従う。今までやりたくて出来なかったことを思いっきりやってみる。

好きな事をやっているうちにちょっと欲を出してみると良い。好きな事でお金を稼げないかを考えてみる。それが出来れば、老後の生活を楽しむためのお金が継続的に稼げるようになる。そうなった時点で知らないうちに自分の生きがいを手にしている。

60歳を過ぎたら好きな事でお金を稼げないかを考える

好きな事で自由に食べて行けるという自信さえ持てれば、自分で描いた夢を実現できるエンジンを手にすることになる。誰かに雇用されるのではなく、自分で自分を雇えることになる。生きがいは、そんなところに転がっているのではないか。

私は自営業者で好きな事で自活をしている。好きな事でお金を稼げることが分かると生きがいが生まれてくる。一つのことをやり始めるとその事業から派生する新しいビジネスチャンスが見えてくる。それを試行錯誤でお金稼ぎをする。その過程が面白い。好きな事が第二の人生と生きがいを作り出すのは確かである。

60歳を過ぎたら、自分の人生も後半戦である。人生の前半は、社会での生き方を学んで生活のために一生懸命働く。人として60年生きてくれば、世の中のことはだいたい分かるようになる。この世は、頭で考えても理解出来ない事が沢山あり、幸運と不運が入り交じった世界であると。

生まれた環境と両親で自分の人生の出発点が決まってしまう。その後は、自分は何をするために生まれてきたのかを無意識に求め始める。多くの人は、それを知らないで他界していく。生きがいを見つけてやり続けた人は、他界する前にそれが自分の役割だったのではないかと感じ始める。

結論

60歳を過ぎて社会の柵に囚われない自由な自分になれたとき、本当の自分の人生を作れるのではないか。自分の人生とは、やりたい事がやれる人生であると私は考える。第二の人生と生きがいに迷うシニアは突然自分が自由にできる時間が得られると使い方に困る人達である。

何かやりたい事が定年退職前にあるシニアならば、第二の人生を思いっきり楽しもうとする。好きな事があるシニアは好きな事を追求する。これをやりたい、あれをやってみたいなど考える。そんな事がないシニアは今まで経験をしていないことを意図的に試してみることで新しい発想で残りの人生を楽しむヒントを得る。