今年の4月に夫婦で九州旅行に出かける予定を組んだ。シニア夫婦の楽しみは旅行である。非日常体験を楽しむには訪問した事が無い場所に旅行することである。私たち夫婦はまだ60歳代であるので健康で体力がある。体の調子が良い時でしか旅行は楽しめない。どちらかが体調が悪いと旅行を楽しむという選択が無くなる。
4泊5日の旅行
羽田空港から長崎に行く。長崎に2泊した後に高速バスで博多まで行く。博多で2泊して羽田空港に戻るという旅である。旅行計画を立てる時に予算を決める。確実にお金が発生する事は、(1)宿泊代、(2)交通費、(3)食費である。その中で宿泊代と交通費が大きいコストになる。この2つのコストを出来るだけ抑える旅行プランで今回の旅行を決めた。
ホテルと航空機代がパックになっているプランを探した。知人からその方が安いと聞いたからだ。夫婦で旅に出るまでまだ2か月以上も時間があるので色々と調べた。分かったことは旅行代理店でホテルと航空機代をパックにするプランは必ずしもお得でないという事である。
通勤の朝、必ず通る道がある。その道には、7台ぐらいの自動販売機が並んでいる。こんな感じだ。
こんなにたくさんの自動販売機が置かれていると必ず誰かがルール破りをする。通常の価格より安い値段で自社の自動販売機にお客を誘導しようとする。いつも外出しているシニアにとってドリンクの自動販売機は便利な水分供給場所である。私も出来るだけ水分を外出時に取ることにしている。健康維持のために出来るだけ水分をシニアは取る必要があるからだ。
北海道は新型コロナウイルスで「緊急事態宣言」が出されている。札幌市のすすきのは閑古鳥が鳴いている。人々が街を歩かなくなった。外出制限でお店もお休み。2018年に札幌に出張した時の状況と全然違う。北海道は多くの中国人観光客を迎い入れていた。コロナウイルスもその中にいた。
海外からの観光客、特に中国人とオーストラリア人は北海道を避ける。新型コロナウイルス騒動が収まるまで日本人も北海道旅行には行かない。出張者も時期を選ぶだろう。
(楽しかった札幌への出張ログ)2018年10月25日から1泊2日で札幌に出張した。NPO団体からの依頼で北海道の中小企業相談をやってきました。久々の札幌。東京や横浜と違ってビルや街並みで大きな変化はありませんでしたが、なぜか、レストランの価格が東京以上に高い印象を受けた。多分、札幌駅ビルの中は、訪日観光客が多いので観光客プライスに設定しているのかもしれない。
羽田空港を朝7時半頃出発に出発し、新千歳空港に午前9時頃到着。電車で札幌駅まで40分。電車の中で何故か浮いてしまった。乗客の中でネクタイとスーツ姿は私だけであったからだ。東京、横浜ではちょっとありえない。
仕事は、その日の昼から始まるので午前中は札幌駅周辺を歩き回った。宿泊するホテルモントレー札幌の場所と仕事先の場所を確認した後、カフェに入って一服した。
65歳を過ぎると誰もが仕事を探す上でぶつかる問題がある。年齢である。多くの会社は雇用延長で65歳まではお世話をしてくれるが、65歳以上は自分で探すことになる。その時、考えることはいつまで働き続けたいかである。
年金プラス他の収入の状態を何歳まで続けるかで老後の生活は変わる。70歳を過ぎても生活費を稼がねばならないシニアは何歳までを目標にして働き続ける必要があるかを知ることである。
年金だけでは生活が苦しいシニアは、働ける間に働けなくなった時に使うお金を貯める必要がある。それは自分の健康と体力との相談になる。70歳になったとき、自分の身体に聞いてみる。何歳までやる気と体力が持つかと。
私は自営業者であるので健康と身体が許す限りお金は稼げる可能性がある。今のビジネスモデルが今後10年以上も続けばという条件になる。気持ちは、死ぬまで働きたい。現実は、身体と健康との相談になる。
最終的に「身体が資本」である。
私は、1月に65歳からもらえる年金手続きをした。頂ける金額では、生活ができないことは分かっている。自営業をしているので年金からの収入はプラスになる。売り上げが落ちた月のリスクヘッジになるからだ。私と同じように年金を頂ける方は、年金+仕事で収益を得なければ生活は回らない。
国民年金だけで生活ができる人は少ないだろう。余裕ある生活をするには、あと月10万円の収入は欲しい!仕事を探す上で年齢は大きな壁になる。最終的には自営業をするしか方法はなくなる。出来るだけ早い時期に起業の真似事をして経験を得るのが肝心である。
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