インターネットバンキングをシニアはどのように使うべきなのか? - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

インターネットビジネスをやっている私だから言える事が有る。金融資産の管理は、小金だけにして大金はインターネットでアクセスできないようにする方が良い。便利だからインターネットでお金の振り込みや支払いをしてしまいがちなシニアが多い。シニアが使うパソコンは、セキュリティー対策が不十分である。

今使っているパソコンのWindowsがWindows 7や8、または、Windows XPならば、直ぐにそのパソコンでインターネットバンキングをすることをやめる事である!!

知らないうちにマルウエアに感染している場合があるからだ。古いOSで動くブラウザーソフトもセキュリティーで穴が開いている場合が多い。パソコンのOSやブラウザー、そして、セキュリティーソフトは常に最新状態にする必要がある。

でも、

パソコンやインターネットの知識が少ないシニアは、パソコンを頻繁に使わないし、ソフトの状態を細心にする方法も分かっていない。古いパソコンでは、OSやブラウザーを最新状態に出来ない場合がある。

インターネットバンキングの利用は小額の支払いや送金用途に限定する

私は、こんなやり方をしている。

ビジネスでお金のやり取りをする時は、銀行のATMか、窓口で手続きをしている。大手銀行に口座があるが、インターネットバンキングの利用を止めている。インターネットバンキングだけの銀行はインターネットで操作しないでATMを利用してお金の出し入れをしている。

多額な金融資産の銀行口座にはインターネットアクセスを設定しない!

インターネットは100%安全ではないし、知らないうちに被害に遭いやすい。使っているパソコンにマルウエアが仕掛けられているとインターネットの銀行口座のIDとパスワード情報が盗まれる。銀行のインターネットセキュリティーが強固でも自分が使うパソコンのセキュリティが貧弱であると被害にあう。

シニアが使うパソコンは常時最新のOSやソフトのアップデートが出来ていない。古いパソコンを使い続けている。マルウエアはそんなパソコンに取り込まれる。自分のお金を安全に管理するにはインターネットバンキングを限定した使い方にするしかない。

私のやり方を紹介したい!

  1. 多額な金融資産を管理するのはインターネットアクセスが出来ない銀行口座
  2. 小額なお金(10万円以内)の出し入れ用途のみ:インターネットバンキング銀行口座

シニアの日常生活で多額なお金を使うことは少ない。ATMでの引き出し額が1日50万円であるのでそれで十分である。送金でインターネットバンキングを使う時、ATMや銀行窓口の手数料が高い。そんな時は送金手数料が無料のインターネットバンキング銀行から送金手続きをする。送金に必要な金額をATMから入金してその日のうちに送金手続きを終える。

キャッシュカードと銀行通帳、クレジットカードでのお金の出し入れ

慣れないパソコンを使ってお金の出し入れするのはシニアにとって現実以上のリスクがある。そのリスクを最小限にするにはキャッシュカードと銀行通帳を使ってATM操作をしたほうが良い。目に見えないお金の出し入れよりも見えるお金の出し入れのほうが安心感が強い。

1日50万円以上の引き出しがATMでできない場合はクレジットカードを利用する。クレジットカードを使った商品の購入で被害にあっても、クレジットカード会社の補償がある。不審な支払いがクレジットカードで発生していれば、直ぐにクレジットカード会社で対応を取ってい頂ける。

少額決済の電子マネー(スイカとパスモ)

電子マネー(SuicaやPASMOなど)は、少額決済であるので安心して使えるが、銀行口座から直接多額のお金が使われる仕組みの電子マネーは使わない方が無難である。私はSUICAやPASMOの入金をクレジットカードと連携していないで直接駅の端末で現金をチャージすることにしている。SUICAやPASMOのカードを紛失しても損失は少額になる。

SUICAとパソモナド電子マネーは公共交通機関の利用時のみに使っている。それ以外の用途で使えるがあえて使っていない。お金の出し入れは目に見える方法が安心するからだ。

日常の生活は現金主義

私は、クレジットカードを10枚ぐらい持っているが極力使わないでいる。使うのは現金だけ。日常で使う金額は数千円単位であるので財布に1万円入っていれば十分。クレジットカードは、万が一の時だけに使っている。今まで万が一の状態になったことはないが、安心材料として財布に入れている。

シニアが気を付ける事は、いつも使っているパソコンが最新状態にして大きなお金を預けている銀行口座にアクセスしない事。Windows OSやブラウザーソフトは、常に最新バージョンにするという事を意識して使う。セキュリティーソフトは、パソコンを立ち上げるたびに最新バージョンにアップデートされるのだが、100%安心というわけではない。

シニアは現金主義でお金とお付き合いすべきである。私のスマホにはお金に関する銀行口座情報、ログイン情報などは一切入れていない。デジタルな情報は知らないうちに抜き取られている可能性があるからだ。

結論

インターネットバンキングをシニアはどのように使うべきなのかを私なりに考えて利用している。多額な金融資産の管理ではインターネットアクセス設定をしない。小額(10万円以内)の支払いや送金用途に限定してインターネットバンキング口座を設ける。

シニアが使っているパソコンはOSやブラウザーソフトが最新バージョンになっていないためマルウエアによる被害に遭いやすい。インターネットバンキングの仕組みに疎いシニアはインターネットでのお金のやり取りはやめるべきである。シニアは極力現金主義で日常生活で必要なものに使うのが安全である。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。