70歳代後半の老紳士たちの話が聞こえて来た。もう、孫の話は飽きてきた。孫ももう大人になったし、ひ孫の話をしても興味があまりわかない。家では、なぜか、終活の準備をどうするかで家内と話をしている。そんな話が老紳士から聞こえて来た。
64歳の私でもいつかは終活の準備をしなければ成らないと思っているのだが、これといった準備は何もしていない。敢えてやっている事と言えば、長生きをするだろう家内への金融資産作りだ。
70歳の声を聞く前までに終活の準備を開始すべき
理想は、他界する時に残る家族を困らせない死に方をすることだ。
私の場合は、
- ビジネスでお客様に迷惑が行かない体制作りとその処理の仕方を書類にして残す
- 所属している団体や企業年金組織へのコンタクト情報
- 金融・固定資産リスト(所在、金額、アクセス方法など)
- 遺言
- 希望する葬儀とお墓
- インターネットで使っているサービスの解除、解約と退会方法の資料作り
- 使っているノートパソコン、タブレット、スマホへのログイン方法
- 金融証券機関にある口座情報(使っている口座、使っていない口座)
- 思い付くだけでもこれだけある!!
私のような貧乏なシニアよりもっと裕福な老紳士たちは、終活のための準備で色々と頭を悩ますのではないか。資産が沢山あれば、相続問題をどうするかで悩む。国内だけでなく海外にも金融・固定資産があればもっと複雑で整理するのに時間がかかる。
健康は、70歳以降に崩れ始める人が多いと聞く。そうであれば、私は70歳になる前までに生活スタイルのスリム化をする必要がある。取り合えず、使っていない金融口座やクレジットカードの解約をする必要があるだろう。毎年、終活で面倒な作業を今から整理して行く。
70歳になる頃は、本当に生活で必要な生活必需環境に身を置けるようにしたい。管理するものが少なくなれば、残していく家族の対応も楽になるからだ。
4月から私が出来るスリム化は、もう、使っていない銀行や証券口座の閉鎖だ。使っていないものをリストする。すぐに整理出来る物から一つずつ処分して行く。同じ銀行に複数の口座を持っていても使っていない場合が多い。本当に必要な生きている銀行口座だけにしたい。
もう使っていない、必要ないと思われる物に気が付いたら、整理する。