暑い日に自宅から20分掛けて最寄りの駅まで歩く生活は厳しい。駅の近くにスーパーがあるので必ず立ち寄って冷たいスポーツドリンクを買って電車が来る間に喉を潤す。暑い日は20分間外を歩くだけでも体から水分と塩分が流れ出る。 

体がだるくなる前に適度の塩分と水分を体に補給しないと知らない内に熱中症になる。暑い日を涼しく過ごす方法を実行して体の負担を和らげるに限る。汗をかく事は正常な体であることを示す。老いて来ると体の体温調整機能が衰えて来て水分補給が必要な状態にいるのにそれを感じなくなる。

シニアが暑い日に外出する時は必ず塩分と水分を補給するスポーツドリンクを歩きながら飲む必要がある。喉が渇かなくても1時間おきぐらいに一口水分補給をするほうが無難である。

暑い日、熱中症にならずに涼しく過ごす方法

基本的にシニアは、体の体温調整機能が衰えて来ている。体が知らないうちに普通の体温以上に熱くなっていても気付き難い。その結果、喉の渇きを感じ難くなるので水分を取らねばならないという意識が働かない。暑い日、日中の温度が30度以上ある場合は、外出をしないで自宅でエアコンを付けて涼む生活をする。シニアは無理して紫外線が強い日中に歩き回らないことである。

エアコンと扇風機(サーキュレーター)

今後、猛暑が多い気候が続く。エアコンを使う生活が日常的になる。エアコンを使うことで電気料が上がると危惧するシニアがいるかもしれないが、ライフサポート機能としてエアコンへの投資は止むを得ないと思うべき。エアコンを上手く使う方法を学んで無駄のない涼しい自宅生活をする。

私自身、エアコンは好きでない。直接届くエアコンの風は体に悪い感じがする。環境が許す限り寝る時は、エアコンを使わないで寝ている。どうしてもエアコンを使う時は、温度を27度か、28度ぐらいにして風量を最低にしている。

出来るだけ自然な風と温度で生活をするのが体に良い。エアコンを使わずに扇風機だけで暑さをしのげる温度ならば、扇風機とサーキュレーターを使って室内に空気の流れを巡回させる。それでも暑い場合は、エアコンの温度を27度ぐらいにしてサーキュレーターを使って室内に風を巡回させる。

日中外出するときの3点セット

  1. 出かける前に梅干しを1粒食べる
  2. 冷えたスポーツドリンクか、マイナス5度に冷やした「三ツ矢サイダー」で水分補給
  3. 日傘(兼用雨傘)

できるだけ、冷房が効いているショッピングモールやデパート、地下街のカフェで時間を過ごしている。暑い日中は、ショッピングモールの休憩場所で小説を読んだり、人間観察をして楽しむ。自宅で過ごす事に飽きた人は、お金がかからない、誰にも文句を言われないオープンスペースがあるショッピングモールが一番楽しめる。

散歩やジョギングで注意すること

暑い日に道路脇をジョギングしているシニアを見かけるが、私は決して勧めない。ジョギングする環境をシニアは考慮すべきである。台風の日に誰もジョギングをしないと同じように猛暑の日中に運動するのは自殺行為。毎日の日課とか、習慣で仕方ないと思っているかもしれないが健康を維持したいならば、状況判断能力を磨くことである。

運動をする環境に適さない日は、体を意図的に休める日にする。もし、どうしても運動したければ、近くのスポーツセンターで筋トレをすることである。私は筋トレをしている。その後に冷たいシャワーを浴びて、冷房が効いているスタバにコーヒーを飲みに行く。

散歩を朝と夕方にするシニア夫婦が多い。気温は下がるが、散歩する場所が道路脇の歩道というのは考えもの。できれば、近く公園を散歩したほうが健康に良い。必ず、水分補給が出来るスポーツドリンクを持参することである。夕方や夜に散歩するシニアは自動車にハネられないようにLED発光ライトを身に着けている歩くことである。

結論

  • 異常気象で日中の温度が30度以上になる。シニアは体温調節機能が衰えているため水分補給と塩分補給を意識して取る必要がある。
  • 暑い夏を涼しく過ごすには、出来るだけ冷房が効いた自宅か、ショッピングモールで時間を過ごすほうが得策だ。
  • どうしても運動をしたいシニアは、外をジョギングするのではなくスポーツセンターで筋トレをしたほうが安全。