高齢者人口が増えると町中で倒れ込む老人が増えてくる。私もそうなる可能性がある。そんな事が起きないようにするためにはどうするか。倒れたらどうするか。救急スタッフにどんな情報をどのような形で伝えられれば良いのか。色々と考えることがある。
本日、午前9時20分頃相鉄線横浜駅に着いて改札口を出たあたりに70歳代のシニア男性が倒れていた。すでに駅員二人が救助で側にいた。シニア男性は目を閉じて身動きをしていなかった。外では救急車のサイレンが聞こえていた。そんな場面を目撃して私もこんなことになるかもしれないという不安を感じた。
外出する高齢者が増えて来ているので道倒れになる方が発生する確率が高くなる。あなたならば、どうする?
目次
明日は我が身という認識が必要
朝の通勤電車に乗っていると時々駅で電車が遅延するアナウンスがある。その理由が電車内で体調を崩した方を救出するための遅延であると説明している。電車内であれ、駅構内外であれ、救急対応を必要する場面がある。持病を抱えているシニアはなおさらそのリスクを認識すべきである。万が一の時にどうすれば良いかを事前に準備しておくことが肝心ではないか。
対策1:体調がちょっとおかしいと感じたら外出しない
医者から健康増進のために毎日外出をして足を鍛えなさいと言われているシニアが多いはず。体調がすぐれない時に無理して外出をすると駅で倒れることになる。少しでも体調がすぐれない時は外出せずに自宅で様子を見ること。または、一人で外出せずに友人や知人、または妻と一緒に外出をするほうが安心である。
基本は体調が良くない時は無理をせずに外出しない。
対策2:近くの人に声をかけて助けを呼ぶ
電車の中、駅の構内外で気分が悪くなったら我慢せずに近くの人に声をかけて助けを呼ぶ行動が必要である。多くの方は恥ずかしさのために我慢してしまう。誰かが気がついて助けてくれると信じないこと。自分の命や健康は自分で守るのが基本。そのためには世間体を気にしないで助けを求める。
持病を持っている方は特に他人の助けが必要になる。他人の助けをスムーズにするためには自分の健康情報を相手に知らせる道具が必要になる。私のスマホにはお薬手帳アプリが入っているが、他人は見ることが出来ない。 右腕には健康管理機能があるFitbitの腕時計をしているが、その操作を知っている人しか情報に辿り着けない。
やはり、アナログの手帳やメモに書いた情報でないと誰もが共有できない。
対策3:救急時に役に立つ健康情報を記載したメモカード(財布に入れられるサイズ)
緊急時に助けて頂く医療関係者へ知らせるべき情報を身につける時に役に立つ「もしもメモカード」がある。
ダイゴー
U1011 もしもメモ FIRST AID [85×54mm]
ヨドバシカメラのオンラインショップで購入できる。300円前後。難点は記入幅が書くのに少し狭いこと。
内容
*持ち主の情報
*本人に何かあった場合の連絡先
*病歴について
*常備薬について
*家族の連絡先
*親戚・友人の連絡先
*告知について
*延命について
*臓器提供や献体について
*臓器提供についての意志
*横罫
財布に「もしもメモカード」を入れておけば、駅で倒れてた時に役に立つ。救助に来た駅員や救急スタッフへの的確な情報を提供できる。私は家族全員にこの「もしもメモカード」を買い与えた。持参して必ずプラスになる。
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結論:
明日は我が身。体調を崩して道倒れにならないようにするためにはこんな事に気を使うべきである。
- 調子の悪い感じがする時は無理して外出をしないで自宅で過ごす(自己防衛)
- 近くの人に声をかけて助けを呼ぶ(救急車を要請)
- 持病がある人は常に健康管理手帳を持ち歩く(救急時に役に立つ健康情報を記載したメモ)