老人の一人暮らしは若者の一人暮らしと比較して確実に辛いはずだ - お金、筋トレ、健康、仕事

私はまだ夫婦で生活が出来ている。それぞれ自分の世界を持っているのでお互いの生活スタイルで衝突は起きない。家内は音楽の世界。私は、インターネットの世界だ。もし、どちらかが他界したらどのような生活になるだろうか。そんな生活は考えてもいないのだが心配だ。

現実に義父92歳が一軒家で一人暮らしを続けている。週に1回は家内か、夫婦で生活支援をするために訪問している。掃除をしたり、食事を作ったり、買い物に出かけたり、自宅で義父が出来ないことを1泊2日でやってあげている。1週間に1回だが、義父はその日を待ち遠しくしている。

その気持ちは私達もよく分かっているので毎週出かける。もし、自分が義父の立場なら同じことを期待するだろう。

夜自宅に帰っても誰もいない世界

仮に私一人の生活が始まったとする。朝から夕方までは、仕事で自宅を出る。外で仕事をしていれば、物理的に一人にはならない。仕事が毎日を忙しくさせてくれる。問題は、自宅に帰宅して誰も待っていないということだろう。これから一人暮らしの老人が急増していくだろう。

それと同時にペットを飼い出す一人暮らしの老人も増える。犬か、猫。どちらかだろう。夜自宅に帰れば犬か、猫のペットが待っていてくれる。自分の帰宅を待ち遠しく近寄ってきてくれるペットに心の癒やしを感じるだろう。

若いもの以上に将来に希望や楽しみがないかも

米国の大学に留学する前、東京で一人暮らしをしていた。留学中も一人暮らしだ。帰国して3年間ぐらいは一人暮らしであった。若い頃の一人暮らしは、自分の将来への夢と期待で一人暮らしで寂しさを感じることがなかった。好きな女性が出来れば、彼女とのデートのことで頭が一杯になる。

 若い時の一人暮らしは、自分の世界を夢見る生活であった。これが一人暮らしの老人になると好きになるお婆ちゃんはいないし、未知の世界を冒険する気力も生まれてこない。何か楽しくなることが老後にあるならば、一人暮らしも楽しくなるかも。

若者は、彼女を一人暮らしのアパートに誘って一緒にいる時間を楽しめる。同じことが老人に出来れば良いのだが、魅力的な女性に出会い、老人の恋に落ちるのは稀だろう。

個人差はあるが、多くの一人暮らしの高齢者は夜の時間を有効に使えていないのではないだろうか。テレビを見るにしてもNHK以外の民放の番組はつまらな。私はいつもそう思っている。だから、Netflixのストリーミング動画を見ている。有料だが、コマーシャルはない。見たい時に見たい映画やドラマを見れる。

夜の孤独を癒やすには

ペットを飼っている高齢者が多い。朝早くペットの犬を連れて散歩に出かけているのを見かける。何か生きている動物が自分の生活の中にいると話し相手になる。自分が話すことを聞いてくれる。何かをすれば、それなりの反応をペットはしてくれる。それが孤独を癒やしてくれる。特に夜は、そうだ。

時々、家内が義父の自宅に生活支援で泊まる。そんな日は、一人暮らしを味わう。今夜の夕食を自分で作る。夕食のあとは、ネットフリックスTimeにして見たい映画や米国ドラマシリーズを見る。目が疲れたらお風呂を沸かして体を温める。

92歳の義父は、お風呂に入らない。ホットシャワーだ。足腰の筋肉が弱くなり、一度湯船の中に入ると一人で出られなくなるリスクを感じているからだ。私達夫婦が一緒に泊まっている時は、お風呂に入るときもある。誰かが困った時に助けてくれるという安心感があるからだ。

一人暮らしの老人は、自宅で生活をしていてもリスクと隣合わせの生活をしている。孤独だけが友達ではない。リスクも友達だ。何かにつまずいて倒れて起きられなければ、助けを電話で呼ぶことも出来なくなる。一人暮らしの老人は、いつも、そんな危険性を背中に背負って暮らしている。

ネットに自分の居場所を見つける

私はインターネットの世界で仕事をしているので目が疲れない限りインターネットの世界で遊ぶ。こんな遊びが出来る。

  • Google Earthで世界旅行をする
  • SNS(Facebook, Twitter)などで情報を閲覧する
  • 特定テーマのネットコミュニティーでSlackを使った情報交換をする

ビデオ電話も出来るがやりたいとは思えない。ネットコミュニティーを3つぐらい持っていれば、その世界で現実にあったことがない人たちと会話が出来る。

これからVR(バーチャルリアリティ)の世界が身近になる機器が増えてくる。自分の身代わり(アバター)を操ってバーチャルリアリティの社会で仮想社会を楽しむことが出来るだろう。

 ネットが飽きたら、

週に一度や二度近くの立ち飲み屋や焼き鳥屋でいつもと違った食事をする。 お酒の酔に任せて隣の他人と無駄話をする。そんな一人暮らしもあるだろう。一人暮らしの老人には、明日を楽しむ、喜ぶ、期待する何かがないのではないか。

この記事「老人の一人暮らしは若者の一人暮らしとは確実辛いはず」のポイントは、

  • 酒好きの一人暮らし老人は、夜自宅に帰る前に必ず居酒屋やスナックに立ち寄る。自宅に帰っても誰もいないからだ。ドアを開けても明かりはない。人の気配がないのだ。居るのは孤独だけ。
  • 若者の一人暮らしは、やっと自由になる居場所を得たという楽しみがある。彼女を誘って一緒に食事したり、テレビを見たり、好きなことを二人で出来る場所を持てる。老人は、同じことが出来ない。その時期は既に終わっている。
  • 老人の一人暮らしは、どのように楽しめば良いのか、誰も分からない。個人差がある。

 


my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。