余裕資金で投資信託を2017年10月に始めた。金額は大きくない。10万円で始めた。損をしても傷まない金額である。私は、ギャンブルに弱い。投資信託は、株式投資よりもリスクが低いが、利率はそこそこ、銀行に寝かしておくよりはマシと思った。自分が精通している分野やこれから成長する分野を対象にしている投資信託を選んで投資した。

銀行に貯蓄しても利率は限りなくゼロに近い。遊んでいる10万円を試しに投資信託で運用して様子を見た。シニア市場が今後伸びると思っていたのでシニア関連の投資信託を選んだ。

2017年から今日現在(2020年12月22日)、3年間の運用はどうであったか。

投資信託 三井住友・げんきシニアライフ・オープン

投資信託 三井住友・げんきシニアライフ・オープンは、マネックス証券で購入した。

参考までに今までの伸びを示すグラフをお見せしたい。2017年1月に1口1万円前後で10口購入。少なくとも1年近くで20%以上の利率になっている。

2017年10月24日の状況

マネックス証券

2020年12月22日の状況

投資信託

この2つのチャートを見ても具体的に儲けが出ているかどうかはわからない。投資信託は株式であるので上がったり下がったりする。この投資信託を購入した時の基準価額は今よりも高い。その結果、現在、赤字の状態にある。これが黒字になったり、赤字になったりする。先月は黒字であった。こんな感じである。

投資信託は、株式が好調である時期は確実に伸びる。選ぶ分野によってその伸び率が変わるだけだ。貯金利息では、到底無理な利益が投資信託で期待できる。株投資よりも急激な損失はない。

取り合えず、お試しで投資信託をしただけだから様子を見ている。急いで売却して損を出したくない。欲を出すと必ず損をする経験を過去にしているのでそこそこの小遣い稼ぎができれば売却する。今はその時期ではないのは確か。

株の売買はハイリスク、ハイリターン

働けなくなった高齢者は、株投資に走る。好成績を出す老人と損をする老人がどうしても生まれる。投資信託も同じ。未来予測にたけているシニアは、その予測で稼げる投資信託や株を買えばよい。余裕資金&期限付きで投資信託を楽しむつもりでやってみる。自分に才能があるならば、結果として利益が手に入る。才能が無ければ、様子を見てやめどきを探す。

投資信託の売買で毎月小遣いを稼ぐのは難しい。それなりの知識とスキルが必要になる。今、ソニーの株価が上がってきている。ソニーの株を所有しているので売りタイミングに近づいている。信託投信の赤字はソニー株の売却ですぐに穴埋め以上の利益を出す。株式の売買はハイリスク、ハイリターン。

10年前にソニーの株価は最高価格1万6000円に達していた。今回もそれに近い株高に近づくかもしれない。売り時にタイミングを間違わなければ、素晴らしいボーナスが貰える。

結論

2020年12月22日時点で投資信託の儲けはない。赤字損失の状態である。思ったよりも順調に元気シニアライフの投信は人気がない。小遣いを稼ぐつもりがその目的を達成していないでいる。投資額が10万円なので損失も微々たる金額である。一方で株式のほうがすごい儲けを出している。ソニーの株が高騰している。今が売り時。タイミングを見て売却したい。