定年後の生活設計を提案する - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

定年退職後の生活設計で戸惑っているシニアが多い。自分の居場所が自宅に無く、外出先で探そうとするが都合の良い場所が見当たらない。カフェでコーヒーを飲んでも、飲み終わったら何があるのか。何もない。周りには、同じようなシニアが暇そうに新聞を読んだり、文庫本を読んだり、スマホで遊んでいたりしている。

独りぼっちで時間を潰しているシニア男性が多い。暇が有り過ぎて暇に押し潰される日々を過ごしているシニアたちだ。何かに没頭できる趣味があれば、気晴らしになる。現役時代は、仕事が生活のコア時間を占めていた。自分で起業できれば良いのだが、そこまでやる勇気も情熱も無いシニア。

定年退職後の生活設計は、働いている時よりも大変なのだ。

定年退職後の生活設計の提案

暇を持て余しているシニアが挑戦して見る事は色々ある。色々試して自分にあった時間の使い方を見つける旅に出ることだ。「老後の暇を無くす旅行」に今すぐ出かけよう。

老いても稼げる、働けるスキルを習得する旅

知的生産が出来るスキルがあれば、後はお客に見つけてもらえば良い。営業が得意でない人は、告知宣伝をウエブで積極的にやることでお客があなたを見つけてくれる。ウエブでの自己アピールは、24時間、365日無料で続く。

時代のニーズを先読みして英語の塾教師を目指す。英語力は、シニアでも今後求められるようになる。訪日観光客や外国人労働者が増えてくるからだ。政府は、英語を必須教科して小学校から教え始める。英語を家庭で教える事が出来ない親は、英語の塾を探し始める。地域に根差した英語塾があれば、近場を探すのが親である。

英語力を磨くためには、

  • 1年間ぐらい、英語のブラッシュアップのための海外語学留学と海外滞在をする。英語を日常的に使っている国に滞在する。
  • レアジョブオンライン英会話というインターネット経由で話す英語を中心に勉強する。1日1レッスン25分、5800円という安さ。
  • 英会話勉強会やサークルに参加して共通の目的の人たちと一緒に英語力をアップさせる。

 

若い起業家と一緒に新しいビジネスを立ち上げる旅

起業に関心があるが、一人で始める勇気と強い意志が無いシニアがいる。そんなシニアは、若い起業家の参謀の役割を買って出たほうが良い。無償の労力であれば、若い起業家は快く受け入れてくれるだろう。若い起業家も一人で悩むよりも話し相手と試行錯誤してビジネスを展開したほうが得だと考えるからだ。

あなたはその若い起業家に自分の目的を事前に話しておく必要がある。自分がなぜあなたをサポートするのかの目的を理解して戴ければ、後で問題が起こらない。例えば、自分で起業を始めたいと思った時に問題なくその起業家から離れる事が出来るようにする。ある意味、1年間限定で無償で支援しますという約束事でその起業家にアプローチするのが良いだろう。

起業家を助ける事で起業のイロハと貴重な経験を得られる。彼のビジネスが上手く行こうが、失敗で終わろうが、起業の実体験が出来る。自分が起業する時にどのような準備が必要か、どのぐらいの運転資金が必要なのか、落とし穴はどこにあるのかなど事前に経験すれば、失敗する事への心構えができる。

ボランティアで若い起業家を助けるのは自分の時間と労力の持ち出しに思えるが、実際はお金を支払っても経験できない経験をさせてくれる。

 

自分や両親の介護に備える介護支援体験の旅

両親がまだ健在であるうちに介護支援の実体験を一度味わっておくと後で本当に役に立つ。両親のどちらが、介護支援を受け始めるとケアマネジャーの仕事を見ながら介護ヘルパーの役割を肌で学べる。最初は、何をどうしたらわからない。そんな時、ケアマネジャーが助けてくれる。もし、事前に介護支援の実態を知っていれば、ケアマネジャーと一緒に最適な介護ヘルプを提供できるようになる。

介護の実態は、介護をする側に立つと良く見えてくる。現在、介護施設ではアルバイトやパートの介護支援者を募集している。特別な資格が無くても出来る仕事がある。そんな仕事をお金をもらいながらやって見ると介護施設でどのような活動がなされ、どのような老人たちが何を求めてやってくるかが分かる。

自分の老後や両親のお世話で何を知っておくべきか、何を心構えにして置くべきかを介護施設で働く事で学べる。無駄に暇を潰すよりも時間を有効に使えることは確かである。期限限定で一度介護施設でアルバイトをやって見るのが第一歩だ。

 

自分の趣味を極める旅

趣味があるならば、その趣味を極めることに時間を注ぐ。何事も何かに秀でていれば、いざという時にその特技が助けてくれる。私は、筋トレが趣味である。筋トレをやり続ける事で自分の体にどのような効果を及ぼすかに興味を持っている。64歳のシニアの体が筋トレを週2回2時間ぐらいやり続ける事で健康と肉体にどのような変化が起きるか知りたい。

2年前から筋トレを週1回から2回に増やした。2年経過して私の体に変化が起きてきた。

  1. 上半身の筋肉が増えて胸の筋肉が盛り上がってきた。以前以上に胸の谷間が深くなっている。
  2. 上腕二頭筋の筋肉が太くなり、ポロシャツやワイシャツの袖が窮屈になった。
  3. 体幹も意識して鍛えていたのでお腹周りのぜい肉がだいぶ落ちてきた。
  4. 筋トレで成長ホルモンの分泌が多くなり、免疫力を強化し、風邪などの病気になる事が無い。
  5. 一時的に食べ過ぎた生活を送っても筋トレ効果で体重が増えても直ぐに元に戻る。
  6. 男性ホルモン(テストステロン)が活発に分泌されているためか、男の力は枯れていない。
  7. 気が付かないうちに上半身の体形が誰が見ても普通のシニア男性とは違うようになった。
  8. 年に1回の人間ドックでも中性脂肪が減った。

筋トレのディメリットは、

  1. 筋トレ後の夜は体全体の筋肉が筋肉細胞の修復で熱を持つ。不快感を感じ始める。
  2. 1か月間週2回筋トレをすると筋肉にコリが出来て、1か月に一度指圧マッサージのお世話に成る。
  3. 筋トレ後の翌日は、筋肉痛が出始めると同時に体全体が重く感じ、疲れる。筋肉細胞の修復にエネルギーが使われているためだ。

私の趣味は、筋トレであるので目標に向けて筋トレに時間を投資している。1回3時間ぐらい時間を使っている。スポーツジムにCheck-inしてからCheck-outするまでの時間だ。

定年退職後の生活設計を無駄にしないためには、目的を決めて動く事だ。時間の漂って過ごす生活をやめる。

 

時代に追いつく新しい知識を学ぶ旅

会社組織を離れた60歳以降のシニアは時代に置いて行かれる。会社で働いていれば組織が絶えず新しい情報を社員に提供してくれる。必要に応じて研修もある。会社を卒業した生活ではすべて自分が新しい情報を求めないと得られない。新聞を読んでいるだけでは分からないことが多く出てくる。仕入れる情報も偏る。

起業家であれば自然と情報を探す習慣が身につく。仕事は時代についていかないと成り立たなくなるからだ。仕事をしていないシニアは大学に再入学すべきである。聴講生という立場で新しい分野の勉強をすること。お金を使わないで学びたいならば、Youtubeで勉強する。

特定分野の最先端情報を学ぶならば、東京ビックサイトや幕張メッセで開催される展示会に出かける。ブースの展示を見ながら担当者から最先端の情報を耳学する。IT分野の特定スキルを学びたければ、ITの専門学校に通うのが近道である。

スマホについてもっと知識を得たいというシニアはドコモショップやAUショップで開催している無料教室に参加して色々と質問して学ぶのが近道である。

 

結論

  • 定年退職後の生活設計で戸惑っているシニアへの提案である
  • 色々試して自分にあった時間の使い方を見つける旅に出ること
  • 老人になっても稼げるスキルを身に付ける旅、起業体験の旅、介護支援の旅、趣味を極める旅、時代に追いつく新しい知識を学ぶ旅などがある

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。