年金プラスアルバイト収入で老後の生活費を補ってきた老人夫婦が肉体労働のアルバイトから頭を使った労働で現金収入を増やす事が出来るウエブサービスの仕事である。Quora(クオーラ)と呼ばれ、シリコンバレー発の知識共有Q&Aプラットフォームである。
Quora(クオーラ) にアクセスすると下記のような画面になる。
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新型コロナウイルス感染が発生する前の横浜駅地下街は大勢のシニアが歩き回っていた。午前中のカフェはシニアと出勤前の会社員で席が埋まっていた。アフターコロナに成りつつある今の横浜は徐々にシニアの外出が増えてきている。
違っている点はシニアの皆さんが全員マスクをして歩いていること。カフェでの暇つぶしも少なくなっている。座れる席の数が半分以下になり、時間制限がされるようになった。シニアの居場所がアフターコロナで減ってきている。
インターネットのビジネスは、西部開拓時代のゴールドラッシュに似ている。金鉱を掘り当てるビジネスモデル、金鉱を探しに来る一攫千金家たちを狙うビジネスモデル、金鉱を掘るための道具を提供するビジネスモデル、金鉱の見つけるために色々なニーズが生まれる。そのニーズを満たすビジネスモデルが生まれてくる。
ビジネスの匂いを嗅ぎ分ける人は同じではない。人によって嗅ぎ分けられる匂いが違うし、その匂いから必ずしもお金を稼げるとは限らない。潜在的な市場がそこにあるというヒントでしかない。後は、実際にやってみないと分からない。シニアが仕事から引退するのか、再度挑戦するのかを判断する年齢が65歳年金受給のときである。
受け取れる年金額で老後の生活を回せるならば、楽な道に見える仕事からの引退がある。60歳代は年齢的に若いと思って後10年から20年ぐらい好きな仕事で第二の人生に挑戦したいシニアもいる。そんなシニアは何でお金を稼げるかを追求して自分独自のビジネスモデルを作る必要がある。
65歳になってから初めての年金(基礎年金と厚生年金)が支給された。来月には2回目の年金を受け取る。受け取った年金は公共料金、マンション管理費、固定資産税、自動車税、国民健康保険、住民税などの支払いに使われている。それら以外の用途には使われていないため、残った年金は少しづつ積み立てられて行く。
実生活の費用は自営業の売上がカバーしている。そのため、65歳からの生活は経済的に余裕が出てきている。コロナ禍の悪影響で売上が減少しても生活をする上で問題がない。年金収入は万が一の事態で役に立つ保険になる。
65歳からは精神的に余裕が生まれる。最低でも食べて行く上で心配する必要がなくなるからだ。その精神的、経済的な余裕を新しい第二の人生に費やしたい。65歳から70歳になるまでの5年間は老後の人生で最も価値ある時間になる。70歳を過ぎると健康障害が多くのシニアで発症する。体の免疫力が急激に低下するからだ。
60歳代までは体力、気力、好奇心、免疫力などの面で若さを維持できている。子供も独立して見守るだけになり、世話をやく必要がない。夫婦二人の生活を存分に楽しむ時間になる。
60歳を越えて社会から高齢者と見られ始めると周りの環境が変っていく事に気がつく。普通の仕事をやりたくてもチャンスが見つからない。会社に勤務していた時のマインドで世間を見ていると自分にとって不都合な事だらけ。社会は、自分を阻害し始めていると感じさせる。
シニアは60歳を過ぎると社会の弱者になって行く。会社員として働いていた時代のマインドでは社会がすんなりと受け入れてくれない。60歳から70歳の10年間は、自分の足で新しい生活と仕事を作るための基盤になる。定年退職したシニアを社会はどう見ているか知り、それを前提条件に新しい社会生活に挑戦する必要がある。
過去の生活に精神的に縛られないで新しい生活を作り出す気構えが必須になる。会社に頼ってきたマインドから自分に頼るマインドにシフトする。簡単には出来ないので試行錯誤を繰り返す必要が出てくる。会社の名刺ではなく、自分の名刺を作る。その時、自分は何ができる人なのかが分かってくる。
仕事が見つからないならば、自分で仕事を作るほうが今後の人生を楽しむ上で意味がある。他人に頼って生活するのを一度諦めてみる。諦めたら、自分しか頼られなくなる。
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