freedom

60歳を越えて社会から高齢者と見られ始めると周りの環境が変っていく事に気がつく。普通の仕事をやりたくてもチャンスが見つからない。会社に勤務していた時のマインドで世間を見ていると自分にとって不都合な事だらけ。社会は、自分を阻害し始めていると感じさせる。

シニアは60歳を過ぎると社会の弱者になって行く。会社員として働いていた時代のマインドでは社会がすんなりと受け入れてくれない。60歳から70歳の10年間は、自分の足で新しい生活と仕事を作るための基盤になる。定年退職したシニアを社会はどう見ているか知り、それを前提条件に新しい社会生活に挑戦する必要がある。

過去の生活に精神的に縛られないで新しい生活を作り出す気構えが必須になる。会社に頼ってきたマインドから自分に頼るマインドにシフトする。簡単には出来ないので試行錯誤を繰り返す必要が出てくる。会社の名刺ではなく、自分の名刺を作る。その時、自分は何ができる人なのかが分かってくる。

仕事が見つからないならば、自分で仕事を作るほうが今後の人生を楽しむ上で意味がある。他人に頼って生活するのを一度諦めてみる。諦めたら、自分しか頼られなくなる。

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