暑い日が続いているとどうしても冷たいドリンクを飲み続ける。麦茶のペットボトル500mlをスーパーマーケットで買ったり、マイボトルにミネラルウォーターを入れて外出する。冷たいドリンクはお腹を壊しやすい。最近、腹痛や下痢になる回数が増えてきた。
麦茶のペットボトルはその日のうちに飲み切ることにしているのだが、夕方には麦茶の味が少しおかしいような感じを受ける。リュックの外の網に入れて持ち歩いているためペットボトルの温度が上がってしまう。
間違った水分補給でお腹を壊すと聞いた。
人生の大きな区切りとして65才がある。年金の支給が始まる年齢だ。同時に前期高齢者というラベルが貼られる。ぶら下がって働いていた会社から「これまで働いていただいてご苦労さん!」を言われて職場を後にする年齢である。生活に必要な年金が入っても十分な額ではない。65歳以降の老後の生活プランを作らねばならない。出来るだけ楽しめる老後生活プランである。
ワクワクする生活は自分で作っていかねばならない。自分の欲求を1枚の紙に書き出してみる。すぐに実現できるものから夢のように感じるものまで何でも良い。書きながらワクワク感を感じ始めれば、それを実現するために何をすれば良いかを考える。
新型コロナ感染で今までの生活様式や常識が急激に変わった。マスクはもう必須ファッションアイテムになった。コロナ禍が落ち着いてきてもインフルエンザと同様に自分たちの生活で共存することになる。シニアにとって新型コロナ感染は怖い。最悪死ぬことになる。
旅行に行くことが今まで以上にワクワクするかもしれない。普通にできたことがコロナ災いで出来なくなるとそこに価値が生まれる。自分の体を自由に使える年齢は75歳ぐらいかもしれない。70歳から80歳の10年間は免疫力低下で襲ってくる病魔との戦いになる。運が良ければ80歳まで生き延びれる。元気でいるうちにワクワクする事を先に味わっておかないと損をする。
夢に出てくる映像がある。こんな場面に現実の世界で出くわしたい。男性の目を楽しませる。
大型スーパーマーケット店やショッピングモールなどに出かけると良くシニアの方がショッピングカートの回収作業をしているのを見かける。若い人よりもシニアが多いように思える。
私は、なぜかなあ?と思ってちょっと調べてみた。カート回収の仕事は単純作業の仕事である。接客業ではないので作業は一人の判断で行える。ノルマらしいノルマはない。駐車場などに置かれたカートを集めて所定の場所に置くだけである。
お客がカートを使う限り続く、終わりのない仕事である。こんな仕事は自分のペースでやる仕事である。
69歳のシニアである私が筋トレを続けている理由は、精神的に楽になる時間を持てる事と健康維持である。筋トレには、重量と回数という目標がある。私は、80歳になった時にベンチプレスで80キロのバーベルを上げるという目標を立てて筋トレをしている。
その目標を達成するにはどのようなトレーニングをしたら良いかを自分でプログラムする。そのトレーニングプログラムに従って毎回の筋トレに集中する。筋トレに集中しているときは、邪念が心から排除される。今、頭の中にあるのは、93キロのバーベルを1セット6回上げられるようにするかである。
バーベルを上げている時は、必死。余分なことを考えている余裕が無い。神経を集中させて体の筋肉すべてをバーベルを上げることに全力を尽くす。 雑念はこのとき心から消える。
老人はケチになる。それには理由がある。色々な理由がある。
お金が稼げなくなり年金収入と貯蓄に頼り始めるシニアは老後の生活に不安を覚える。今あるお金で出来るだけ長く生活が出来るようにケチになる。お金の面で不安を感じ始めると誰でも節約の生活になる。お金の使い方に気をつけ始める。ただ、それには個人差がある。
お金の使い方はその人の生活習慣と価値観で決まる。成金でない資産家はお金持ちのような印象を与えないお金の使い方をする。庶民感覚でお金を必要な時に必要なだけ使う。お金がたくさんあるからお金を湯水のように使うとは限らない。
金が全てと思っている人ほど老後は金欠病になってケチになる。
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