私達が生きてきた時代は、高度成長時代であり、生き方の路線を世間が示していた。その路線に沿って生きていけばある程度のライフスタイルを謳歌できた。それは、有名大学に入学、卒業、大企業に入社するという路線だ。この路線をはみ出すと社会から異端視される。

終身雇用制度が生活の安定を保証していた。その代わり雇用されている会社を自分の家のように思って一生懸命働かないといけなかった。個人の自由や家庭の都合よりも会社の仕事を優先した。この社会の仕組みで世の中が上手く回っていた。

あっという間に時代は2020年代である。時代はコロナ禍で生活に困る人達が溢れ出している。シニアが再雇用先を探す時は失業した若者たちとの競争になる。

112 / 201