脚力が衰えてくる老人は、第二の心臓の力も衰えていく。歩く事で第二の心臓が血液を体全体に行き渡らせる事が出来るからだ。長い間歩いたり、長距離を歩いたりするとふくらはぎが疲れてくる。このふくらはぎを鍛えると足の疲れを軽減する効果があり、同時に血液の循環をよくする。歩くことを積極的に医者は老人に勧める理由がここにある。

血液の流れを良くする活動は体に栄養と酸素を運びやすい。栄養と酸素はその人の生命エネルギーの源である。血液の流れが悪くなると体に不調が発症する。顔色が青白くなり、めまいが起きたりする。健康的な顔色をした老人は共通して体を鍛えている。定期的な運動をして血液の流れを良くしている。

ふくらはぎは第二の心臓であり、このポンプ機能が衰えると心臓に負担が来る。運動不足の老人は血液の流れが悪いため栄養と酸素が体中に行き渡らなくなり体が弱々しくなる。

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