今の生活が普通の生活と思うならば、それが幸せと思うべきである。それ以上求めると余生にリスクが生ずると私は思っている。
お金が足りない、もっと欲しい。手元に今の生活を持続できる貯蓄があるのにそれ以上を求める心は止まりようがない。いくらお金があれば、お金への執着が止まるのか。人間の欲には制限がないと私は思う。ある中小企業の社長さんが工場内でこんな言葉を残していた。
「その日その日を食べて生きていければそれで幸せだ!」
私はその言葉の意味が分かる年齢になった。年金収入だけでひもじい思いをしないならば、手元にある程度の金融資産があればそれで余生を心配しなく生きていける。衣食住の視点でお金が出ていくのは食料と住居費ぐらいである。衣類などは長持ちする。

お金が十分あってもお金を増やしたいという心理はわかるが、自分のお金を使い果たす前に他界する人が多い。71歳の私があと20年生きる上で必要なお金は1000万円以下ではないか。食と住は年金だけで賄えるからだ。体が不自由になる前に老化で他界すればそれが一番良い。そのために健康寿命を伸ばす筋トレを続けている。
90歳になる前に他界するか、90歳近くでピンピンコロリになって死ぬかである。80歳を過ぎる頃にはお金をたくさん使う用途が少なくなる。それを考慮に入れるならば、お金を必要以上に求めるのはリスクがある。詐欺の被害に会いやすい。高齢女性がお金欲しさに高利息の投資で騙される事件が多い。
お金に対する「欲」である。
今の「普通の生活」に満足する生活がこれから価値を増す。
目次
欲があると今の幸せに気づかない
幸せはお金で買えないと思う。幸せの感覚は人それぞれ違う。幸せを感じるのは一瞬であるが、その感じ方を持続させるには幸せに対する考え方を明確にすることではないか。お金で幸せを判断しないこと。日常の生活が問題なく過ごせていれば、それで幸せと思うべきである。
お金への欲が強いと今の幸せに気が付かない。
年金額が低くて死ぬまで働かねばならない高齢者がいる現実
70歳を過ぎても働かないと生活が出来ないシニアがいる。働ける体力と健康があれば、仕事次第でお金を稼げる。でも、それが続けられる時間は限られてる。最終的に生活保護を受けるか、孤独死するかである。そんなシニアに普通の生活が出来ているかと問うのは場違いである。
私はそのような状況にいるシニアに対して助言はできない。ここで書いているのは現在普通の生活が維持できているシニアである。食べて行くのに大変な生活で幸せを感じるかどうかは本人しか分からない。そんな状況でも幸せであると感じるシニアは素晴らしい幸せ感を持っていると思う。
50歳代、60歳代になる人は自分の老後(お金を稼げなくなる身体や環境)対策をする必要がある。将来受け取る年金額が低いと思う人は今から貯蓄に励むしかない。ギャンブル性が高い投資はやめて、確実に増えていく貯蓄に焦点を当てるべきである。ここで欲を出すと失敗した時に大きな傷を追うことになる。
過剰な欲を賢くコントロールする意識が必要である。老いてくれば来るほどそれを意識すべきではないか。
年齢で民間賃貸アパートが借りれられないリスク
安心して住む場所がある、ないで幸せ感が違ってくる。安定した生活は住む場所が確保されて始まる。70歳を過ぎても住宅ローンを支払わねばならないシニア、民間賃貸アパートに住み続けている老人などは将来の安住の家が保証されていない。
誰もが予測できるリスクがある。仕事がなくなって住宅ローンの支払いが滞るリスク。賃貸アパートの家賃が高騰して支払いが難しくなるリスクと引っ越しをしたくても安いアポートが年齢で見つからないリスクが有る。そんなリスクを抱えながら老いて行くのは不安である。それに対応するにはどうするかを今から決めておくことである。
住宅ローンがあるシニアはできるだけ早くローンを支払い終えるための節約をする。70歳になる前に70歳以降でも働ける仕事のめどを付ける。年金とスポットワークで何とかなるか試算する。
民間賃貸アポートをできるだけ早く出て、収入があるうちにUR住宅に引っ越しをする。UR住宅への申し込み資格条件を読んでおく。 安定した住まいがあれば、普通の生活が送れる。あとはそれを幸せと思うか、思わないかで決まる。
お金をもっと増やすためにリスクが有る投資をする
女性は男性よりも長生きする。そのうえ、節約をしてお金を貯めている人が多い。男性よりも女性の方が節約家ではないか。ただ、お金の欲で詐欺に騙されやすい。利率の高い投資のお誘いに目がくらみ乗ってしまう。常識的に考えれば、現実離れしている利率であると疑わない。強いお金への欲である。
世の中にうまい話は実在しない。うまい話は自分で作る、発見するしかない。他人がわざわざ教えることはない。私ならば、絶対自分が生み出した上手いお金の作り方を他人に話さない。話すときは騙すカモを見つけるときだけである。
70歳を過ぎたら、今の生活を維持できる程度の金融資産を維持できればそれで良いと私は思っている。老いてからの必要以上の金銭欲は何もプラスに働かない。普通の生活が出来ている今を楽しむことに時間とお金を使うべきである。
自分の幸せを10年先、20年先を見て考える
10年後には81歳になっている。20年後には91歳である。その年齢まで幸運にも生きていられればの話である。この10年、20年は体にすごい変化をもたらす。71歳のままの肉体と体力を維持できていないことは確かである。今気にしていることは10年後の自分の姿である。
筋トレを続けていれば、普通の生活を維持できることは確かである。ただ、姿が骨皮筋右衛門のようにならないかである。筋肉のボリュームを維持するためにタンパク質を増やし、バランスの良い食事をすることを目指している。この目標はお金では買えない。お金もそれほどかからない。月3000円のスポーツジム費用ぐらいである。あとは食料ぐらいである。
10年先も20年先も食欲が旺盛で定期的な筋トレを続け大きな病気や怪我をしなければ、確実に普通の生活は維持できると思う。筋トレ仲間(いつもスポーツジムで顔を合わすシニアたち)に80歳以上の方がいる。いつも元気に筋トレをやっている。体は少し細いが骨皮筋衛門の姿ではなく、筋肉がちゃんと見えて力強い。
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結論:
老いてくるとお金よりも健康と普通の生活の維持が重要になる。老いの衰えが年齢とともに体に出てくる。老いの影響で普通の生活が維持できなくなった老人たちの生活は不自由な生活である。老人ホームに入居すれば、それで幸せかどうか。普通の生活のほうがずっと幸せな感じがする。
でも、老いの終着点は自分で自由に動かせない体になる。