70歳を振り返ると下記のようなリストが作れる。

1. 健康保険が2割負担になった
2. 健康診断＋がん診断がすべて無料になった
3. もういつでも仕事を辞めて良いという感覚になった
4. 肉体的、精神的に70歳である感じがしない
5. 普通の生活を送れる健康を維持している
6. 衣食住で金銭的な問題を抱えていない
7. 筋トレが続けられ、食欲も旺盛、BMI数値も理想値であること
8. 1650円で買った３CoinsのBluetooth接続キーボードがChromebookで快適に使えている
9. 3日に一度オナニーができていることで前立腺がん予防になっている
10. マンション住居のクロスと絨毯の張替えリフォームが終わる
11. 社会的制約がない老後の生活ができている
12. 猛暑対策が重要な時代になってエアコンの買い替えを行う
13. 学生時代の同窓会が多くなった
14. 果物を絶やさない食生活になった
15. マイナンバーカードを使うのが当たり前になった
16. 欲しいものを買って欲求を満たす（筋トレ用の衣類）
17. SNSはインスタグラムを見るだけで他のSNSは使わない（SNS情報は信頼できる身元が確認できないので嘘が多い）
18. 固定電話にかかってくる電話の90％は詐欺か、売り込みの電話であることがナンバーディスプレイでわかる。親戚や友人からはLINEかスマホに電話がかかってくる。
19. ケーキの価格がランチ料金額になってきたのでケーキを買わないで食事にお金を使う
20. デリバリーのピザはもう買うのを辞めてピザ専門のレストランで食べることにした（半額で本格的なピザが食べれる）
21. マクドナルドのコーヒー杯（安かろう悪かろうのコーヒー）は胃を荒らすので買わないし、ハンバーガーも典型的なジャンクフードであるので食べない
22. 老いると生活のパターンが固定する；朝7時に起床、9時に出勤、12時にランチ、夜6時30分頃に帰宅、夜10時30頃に就寝
23. アルコール類のドリンクはほとんど飲まないし、外食時でも飲まない
24. 下北沢でカレーライスを食べ歩く趣味を持つ

仕事から定期的な筋トレ生活にシフトしている。今の仕事は時間の経過で消えてなくなる。それで出来た時間をスポーツジムでの筋トレに使いたい。現在、週2回各2時間ぐらいやっているが、それを週3回にして各1時間30分ぐらいに変えたい。

筋トレは肉体を若返らせることが実証されているし、自分でもそれを確認できている。70歳の体であるが肉体は70歳よりも10年、20年ぐらい若い見栄えがする。長年筋トレを続けてきたという肉体と体格を鏡に写った自分の姿で確認できる。

体格と筋肉は39歳の長男よりも見栄えが良い。30年近い年齢差があるのだが、筋トレをやっている人とやっていない人との違いである。 

スポーツジムでの時間と回数が増えると同じ筋トレ仲間や顔見知りが年齢を問わず増えてくる。スポーツファッションに自然と気が行き始める。今年の春、夏、秋は完全にアスレジャー服装であった。

筋トレ、スポーツファッション、食事、若返りの70歳

私がなぜ筋トレを趣味にしているのか。筋トレの魅力は肉体改造が自分で出来る点である。若い頃から逆三角形の上半身に魅力を感じていた。筋トレをやればそれが出来るということを知った。上半身の筋肉のつき方でそれが可能になる。 

筋トレが健康に良い、健康寿命を伸ばすということを知ったのは還暦になった頃であった。それまでは肉体改造の魅力で筋トレを続けていた。誰かが私の方を見て肩幅が広いですね！とコメントしたが自覚はなかった。

65歳の頃、次男とスーパーに買物に出かけた。暑い夏であったのでTシャツ姿であった。次男が突然気がついたように声を出した。「お父さん、後ろ姿が逆三角形になっているよ。」その時、初めて私の上半身は他人の目から見て逆三角形になって見えているんだと気がついた。

筋トレで肉体改造

70歳になって筋トレの効果と恩恵を味わっている。筋トレを始めると自然に口に入れる食べ物を選び始める。超加工品のお菓子類は食べない、買わない。できるだけ自然の姿の食べ物を買って食べるようになった。午後3時頃にお腹が空いたら、スーパーで売っている焼き芋を三時のおやつとして食べている。

体に良い食べ物の知識が自然と身についてくる。栄養バランスや不足がちのミネラル類とかも頭に入る。巷では中年男性が贅肉でお腹が出っ張っている姿を変えたいと言ってスポーツジムにやってくる。

でも、筋トレをやってもすぐには肥満解消にならない現実を理解して辞めていく。筋トレをやっている人たちはこんな事を知っている。体重を健康的に落としたいならば、食事7割、運動3割でダイエット効果を求めるべきと。

肥満を早く解消したければ、食事量と内容を調べて調整すること。これで7割のダイエット効果が得られる。筋トレなどの運動はどんなに激しくやっても3割しか効果が出ない。肥満や成人病対策をするならば、運動をやりながら食べる量と栄養バランスを気をつけるしかない。

筋トレを続けている人は栄養バランスを気にし始める。余分な贅肉を減らしたり、筋肉を増やそうとすると必ず食事7割、運動3割の法則に行き着く。

私は70歳でL字懸垂やバーピー運動をやれる。普通の70歳男性は出来ない。出来ないことが出来る肉体と体力を筋トレから得ている。緑内障の病気以外何も病気になっていない。年2回定期的に行く歯科ぐらいである。いわゆる、歯石取りである。歯は一本も欠けていない。虫歯もない。

筋トレのおかげで重い荷物の移動も問題なくやれる。100段ぐらいの階段も休まないで上がっていける脚力がある。筋力を維持向上できると普通の人以上に生活を楽にできる。

筋トレ用ファッション（下着、Tシャツ、パンツ）

今年購入した下着やパンツはTEMUでお試し購入をした。シームレスショーツが4枚で1000円以下（ユニクロでは1枚590円）、ヨガやワークアウト用のパンツが２枚1500円ぐらい。暑い夏用に運動用ヨガパンツを買った。シームレスショーツは筋トレ時に履くサポーターになる。汗をかいてもすぐに乾く上に局部をサポートする。シームレスショーツ4枚とヨガパンツ2枚の合計金額が2500円ぐらいであった。安かろう、悪かろうで買ったのでフィットしなければ捨てれば良いと思っていた。でも、すごく役に立っている。

この冬にユニクロで買ったフリースがある。ソフトニットフリースモックネックTをセールスで1290円で販売していた。定価は1990円。このフリースモックネックTはウールのセーターよりも温かい。アウターの中に着ると重ね着を何枚もする必要がなくなる。スポーツジムに向かう時にスポーツウエアの上にこれを着て行っている。

衣類は筋トレ用以外に何も買っていない。衣類は長持ちする。

理想の体重になる

この1年間、理想的な体重にしようと努力をした。身長178cmで理想的な体重は70キロぐらいでちょうどBMI数値が22.5ぐらいになる。体組成計の数値を参考程度に見ている。実際の判断はお風呂に入る前、鏡に映る裸の体である。おヘソ周辺や腰辺りの贅肉を見る。あとはお尻と太股の付け根が筋肉ではっきり区切られているかどうかを見る。

年始の体重は72.5キロ、今日の体重は70.4キロ。年内に69.5キロから70.5キロの範囲で落ち着けば目標は達成する。体重を減らすには夕食の量を減らすことである。カロリーの高いお菓子類もやめて、お酒も減らす。これだけで相当体重が減っていく。女性は三食の食事よりも間食を減らしたほうが効果がある。

年末や正月は食べる物に制限をしないで好きな物を好きなだけ食べることにしている。筋トレで基礎代謝量が高いので一時的に体重が増えても1週間から2週間ぐらいで元の体重に戻る。筋肉が増えると基礎代謝量も増加するので太りにくくなる。

70歳は筋トレで健康維持の年である。

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結論：

70歳は人生の見方をシフトする年齢。いつか来る死を迎える前に自分の人生の時間をどのように使うべきかを考える時になる。来年は71歳になる。私の70歳は充実した日々を送れてきたのだろうか。80歳に向かう過程で知人、友人、親戚の誰かが先に行ってしまう可能性が高まる。70歳からは体の免疫力が知らないうちに衰えてリスクの高い病気になりやすい。健康維持無くして残りの人生を楽しむことはできない。

70歳になってお金に対する執着はなくなり、TPOで倹約をしてお金を使うべき時は使う生活を送っている。食べて行く上で問題はない生活であるので考えることは普通の生活が出来る健康と体をどれだけ長く維持するかである。後は欲求を満たす生活をしたいだけ。

この1年は欲しい衣類を買うだけ買えた。