シニアはパソコンを長く使う傾向がある。パソコンは高価格の電気製品であるためかもしれない。Windows 10のパソコンのセキュリティアップデートが終わるため、急遽Windows 11にOSをアップデートしようとするがハードウエアの要求を満たさないためにWindows 11にアップデートできない。
多くのシニアは新しいパソコンを買う行動を取る。古いパソコンは捨てることになる。このような状態になるのはシニアだけではなく、若い会社員も同じである。私の息子もWindows 10のパソコンを使っているが、Windows 11のパソコンを買わないでChromebook Plusのパソコンを買うことにした。
自宅で使うパソコンであるので特別なソフトを使うことがなく、一般的な使い方である。そのため、Chromebook Plusパソコンで十分用を満たすと判断したらしい。Windows 11のパソコンの価格は10円から20万円ぐらいの幅がある。Chromebook Plusの最新機種は10万円から12万円前後で買える。Windows 11のパソコンの半額程度のコストで同じ事ができる。
Chromebookについては下記のYoutube動画を見てほしい。
日常用途ならばChromebookで十分
私は仕事でChromebook PlusとWindows 11パソコンを使っているが、99%仕事でChromebook Plusを使っている。Windows 11パソコンは確定申告や経理ソフトを使うときだけである。一般的な用途でパソコンを使うならば、Windows 11パソコンの半額程度で買えるChromebook Plusで十分である。シニアにとって良いことはウイルスソフトが必要ないことである。
Chromebookとは
なぜ、私がChromebook Plusパソコンを使っているのか。
- OSのアップデートがすごく速い。1分ぐらいで終わるので待たされない。Windows OSでは1時間以上かかる。
- ウイルスによる被害がない。Chromeブラウザーのタブ画面が仮想空間になって閉じられているのでグーグル・クラウドサーバーに置かれているデータにアクセスできない仕組みになっている。したがって、ウイルス撃退ソフトは要らない。
- ハードウエア(Chromebook)が壊れても新しいChromebookを買ってGmailアカウントでログインすれば壊れたChromebookの環境とデータにアクセスできるため引っ越し作業がない。仕事場に1台、自宅に1台置いておいてGmailアカウントでログインすれば仕事場と自宅で同じ作業ができる。
- Chrome OSのアップデートが10年間続く。
- Windowsパソコンの半値で高級なChromebookパソコンが買える。
- この数年のうちにChrome OSとアンドロイドOSが合体する。スマホのアンドロイドアプリが問題なくインストールできて使えるようになる。
こんな理由で仕事をするうえで便利なためChromebookを使っている。
Chromebookを使っていて本当に助かったこと!
自宅と別宅にChromebookを一台づつ置いておくと同じ作業環境で仕事ができる。例えば、自宅で提案書を途中まで書いて、翌日別宅に置いてあるChromebookを同じGmailアカウントでログインするだけで自宅で書いていた作業を同じ環境で続けられる。
以前はパソコンを持ち運んで作業をやっていた。今は荷物になるパソコンを持っていく必要がない。つまり、同じ作業環境をそのまま別のChromebookで使えるという利点である。
仕事で使っていたWindowsパソコンが壊れて起動しなくなったとき、パソコンからハードディスクを取り出して新しく買ったパソコンに必要なデータやアプリ・ソフトを引っ越しをする必要があった。その作業が面倒で時間がかかった。Chromebookではこのような作業は一切ない。必要なことは新しいChromebookを買ってGmailアカウントでログインするだけである。それだけで同じ作業環境で仕事ができる。
必要なソフトがすべて無料で揃っている。Windowsパソコンではウイルスソフトの購入は必須。それも必要がない。マイクロソフトのオフィスソフトのライセンス購入も必要がなく、同様なアプリがGoogleから無料で提供されている。つまり、お金を使わないでもやりたいことができるソフトウエアが無料で提供されている。
何かやるうえで待たせないのがChromebookの一番良い点。起動はノートボックを開けば電源がオンになり、10秒以内にログイン画面になる。Windowsパソコンのように操作が複雑でない。普通にWindowsパソコンを使えていれば問題なく使える。シニア向けのパソコンである。
Windowsパソコンはお金がかかる!
Windows PCの価格は10万円から20万円前後が多い。ChromebookやChromebook Plusは5万円から12万円前後で買える。私は仕事で使っているLenovo Chromebook Plusは12万円ぐらいでパソコンの上位機能が装備されている。Main Memory 16Gbytes、HDD256Gbytes、指紋センサー機能、IPSタッチスクリーン、カメラ、ライト付きキーボード、バッテリー稼働時間17時間、重量1.2キロなどである。コストパフォーマンスが非常に良い。
今の子供達は学校でChromebookやタブレットを使用している。その理由は操作がわかりやすく、簡単に使える点である。その上、安価である。インターネットにアクセスして情報収集やメール、ウエブ会議などをやるならばChromebookで十分。ウイルスなどのやられる心配もない。安心と安全、そして、安価で簡単に使えるという利点が評価されている。
家電量販店でパソコンコーナーに陳列されているので一度触ってみると良い。
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結論:
Windows パソコンを使っているシニアは新しくWindowsパソコンを買う前にChromebookパソコンを選択肢として検討してみる価値がある。コストは半分で今使っているパソコンと同等以上の機能がある。面倒はデータやアプリの乗り換え作業もいらない。ウイルスソフトの購入も必要なし、起動の10秒以内。OSのアップデートの1分以内で終わる。シニアが使うパソコンとして十分機能する。
このページのシニアライター:Norito H.Yoshida