親の介護が定年退職前の場合、奥さんへの負担が大きくなる。夫は、定年退職後でも生活を維持するために何らかの仕事をしなければ生活ができない。65歳までは年金も受け取れない。そんな時期に親の介護という辛い義務が生まれたら相当の負担が介護する側に生まれる。
私の知人は、インターネットの仕事を自分で作って親の介護をしている。インターネットの場合は、通勤がない。リモートワークである。自宅が仕事場になる。
自宅で仕事ができれば、親の介護も可能になる!
リモートワークにはどんな仕事があるだろうか。私自身もインターネットで独自のサービスを提供している。そのサービスで生計を立てている。インターネットにアクセスできる環境があれば、実質どこでも、いつでも、仕事ができてしまう。
現実の世界の仕事は、物理的に通勤し指定された場所で仕事をすることになる。とても、親の介護をしながら仕事はできない。
独自の仕事をインターネットで作ってお金を稼げる人たちは、その時点で親の介護をしながら生計が成り立つ環境を持つ事になる。リモートワークは、インターネットを介して行われる場合が多くなってきている。昔は、内職として何かの製品を自宅で作っていたが今は製品作りよりもサービスの提供が多くなっている。
私が知っているリモートワークは、
- コールセンター業務
- 電話での営業業務(テレマーケティング)
- ウエブデザイン業務
- お問い合わせが対応業務
- サーバー保守業務
- ウエブライティング業務
- ブロガー
海外では、こんなリモートワーク業種リスト(2016年に期待されるリモートワークの業種10選)がある。シニアの方がこれを見て理解できるかどうかは定かではないがテクニカルな仕事が多い。
シニアがリモートワーカーになるには、インターネットの知識とスキルが求められる。何か自分の専門分野を持ち、その知識を使ったサービスを作り出せれば後は宣伝してお客を集めるだけになる。
世間では、誰でも簡単に在宅で仕事ができるという詐欺まがいの仕事斡旋が多い。スキルを持たないシニアは、こんな詐欺に引っかかる。世の中にうまい話はない。今、50歳代である人は自分の親の介護を10年後に想定して今からインターネットを介したリモートワークのスキルを磨くべきである。
インターネットでお金が稼げれば、確実に場所と時間の自由を得られる。
介護が必要な親の見守りと世話はどうしても自宅だ。在宅で仕事ができるスキルとは何か、自分ができるものは何かを今から探して磨くべきだろう。
今、親の介護をしていて在宅で仕事をしたい人は、単価が安いお小遣い程度しかならない仕事を見つけるしかない。クラウドソーシングの仕事で検索するとそんなサービスを提供しているサイトがリストされる。割の良い仕事ではないが、仕事は仕事だろう。
私は、インターネットの職人であるので誰でもが出来る仕事はやらない。私しか出来ない仕事を作ってそのサービスを売る。それが一番楽しくて割が良いビジネスになる。