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元気なうちに自分の葬儀にかかる費用を貯めて置くことを考えている。61歳になると確実に死の世界に近づいているのがわかる。体は、顔や頭を見れば老化してきているのがわかる。20年後には、もっと年老いた老人の顔と体になる。避けられない運命が待っている。自分の葬儀がやってくるのも避けられない避けられないもので事前に準備できる事があるならば、元気なうちに準備する。

葬儀と埋葬をどうするか?

自分の葬儀で発生する費用は自分で出すのが家族に対する礼儀である。生き残って生活を続ける家族に金銭的な負担をかけて迷惑をかけたくない。自分の死がいつやってくるかは誰も分からないが、備えよ常に!の精神が家族の負担を和らげる

縁起でもない話だが、誰もが避けて通れないテーマである

葬儀

備忘録として、2016年に自分好みの葬儀と埋葬の方法と費用を調べた。冠婚葬祭は昔から費用が掛かると言われる。葬式関連は突然起こるため葬儀屋の言うままの料金を請求される。そのため、200万円以上の高い料金で心を痛めている家族が多い。2024年1月に義父が他界した。その時の費用が全額で250万円ぐらいであった。家族葬で人数が12名。もっと安いのではと思っていたが現実はこんな感じである。

事前に自分の葬儀に関する指示と希望を準備しておけば、残った家族はそれに従って葬儀を準備すればよい。2つのオプションが葬儀にある。

1.生前葬儀

2.亡くなってからの葬儀

生前葬儀は、自分の寿命が見えている時にやる、または、本人の意思で行う。まだ生きているのに葬儀をするのは何とも不思議な話だが、残される家族に負担をかけないためには良いのだろう。何歳の時にやるかだ。生前葬儀を予定する前に突然死したら意味がない。

むしろ、 

家族に自分の葬儀について事前に希望を伝えて置いてから、自分でその準備をするとしたほうが良いのではないかと私は思っている。先立つものはお金だからだ。どのぐらいの予算で自分の葬儀を出すか自分で試算する。発生する主な費用は、(1)葬儀と(2)埋葬である。

色々と検索で調べてみた。

小さな家族葬というサービスがある。通夜と告別式があり、家族と親近者が集まる少人数の葬儀だ。2016年8月時点での料金は、49万3000円(税込み)以上、2025年1月時点での料金は43万8900円(税込み)以上。葬式時の僧侶とお布施費用は、16万円(税込み)をサービスとして提供している。合計金額で60万円以上で最低の葬儀は出来るが後で色々と知らない費用が発生する可能性がある。宣伝用の家族葬費用は最低限の費用であることを認識するべきである。

後、このプランで欠けているのは、食事やお返し物(返礼品)の費用である。葬儀に来られる人数や人によって費用が変動する。20名ぐらいとして一人1万円としても20万円ぐらいになる。全部で100万円ぐらい用立てすれば何とかお金の面で問題なく終えられるかもしれない。

埋葬

次に、埋葬をどうするか

昔ながらのお墓に埋葬するのは、時代の流れからしてコストがかかり過ぎる。コストを抑えて家族に負担がかからない埋葬を探してみた。

1.永代供養(共同墓地)
5万5000円から

2.納骨堂(お墓の代わりに建物内に遺骨を保管する施設で寺院が管理)
一般的な目安としては、1人用は50万円程度、家族用は100万円程度。その他、年間管理費が1万円前後かかる。費用には、永代供養料や永代使用料、開眼法要料、納骨費用などが含まれる他、戒名や位牌などが込みの場合もある。

3.樹木葬(遺骨や遺灰を土に埋めてその上に墓石ではなく苗木を植えて墓標とするもの)
費用相場は10万~80万円

4.散骨(遺骨を砕いて粉状にした後に海や山中にそのまま撒く埋葬)
5万5000円から

私の希望は納骨堂。家族用に100万円ぐらいかかるとすると葬儀と合わせて合計200万円ぐらい必要になる。このぐらいのお金ならば、時間をかけて貯めれば問題なくたまる金額である。

葬儀三大費用

  1. お葬式にかかる費用(1日葬で家族葬にすると安くなる)
  2. 飲食など接待にかかる費用(葬儀後に自宅で会食をすれば安くなる)
  3. お布施など宗教者への謝礼(相場は5万から50万と幅がある)

追加費用が発生しやすいのは

  • お葬式斎場の費用
  • 会食や返礼品にかかる費用
  • 祭壇やお別れに使用するお花代
  • 湯灌や遺体へのお化粧にかかる費用
  • 参列者用のマイクロバスにかかる費用
  • 遺体の搬送回数や距離に応じて加算された費用

義父の葬儀は親戚の紹介の葬儀屋にお願いした。実家近くにある葬儀屋であるので事前に訪問して色々とお話をした。地理的に近くにあると葬儀を行う上で便利である。 

結論 

ここで書いた内容は、10円後、20年後は相当変わっていると思う。それを前提に参考にしてもらいたい。最終的に私達夫婦は埋葬を合同墓にした! 一人30万円、築地本願寺の合同墓である。葬儀は別途行う必要がある。

 

食事やお返し物(返礼品)