横浜駅からSOGOデパートに通じる地下街を家内と一緒に歩いていたら、目の中に入ってきた青色のワンピース姿の若い女性。ショートヘアーで友人と一緒に歩いていた。体の曲線にピッタリあったワンピース姿が目の虜になった。腰からヒップにかけて何故か私の目を引きつける。
フェミニンを感じさせる1950年台から60年台のファッションではないか。若い女性がワンピースを着るのをあまり見ていない。久々にワンピースを着た若い女性の姿に魅力を感じた。

最近、コンビニ店やマクドナルドなどのファストフード店で働くシニアに出会う事が多くなった。 今日、100円珈琲を買いに立ち寄った後楽園駅地下1階のマクドナルド店でインドからの留学生スタッフに出会った。人不足の企業は、主婦、シニア、そして、留学生まで採用範囲を広げている。マクドナルド店舗には、こんなポスターが張られている。

最近話題になっているシニア向けの仕事先にスターバックスがある。スターバックスはこんな試みを始めている。 業務を限定した短時間雇用「カフェアテンダント制度」をシニア雇用に活用し始めている。 東京・町田市にある「スターバックスコーヒー 南町田グランベリーパーク店」 で76歳の女性がこの制度を使って仕事をしている。
シニアは一度に複数の作業を行う仕事は難しい。短時間で限定した作業をするアルバイトが最適である。出来るならば、人が嫌がる清掃作業、マンション管理業務、交通指導員などは避けたい。雰囲気の良い環境で仕事ができるアルバイトを自然と求める。その意味合いでカフェで短時間の限定作業をするアルバイトは魅力的である。

横浜駅の地下街を歩くと60歳以上のシニアがリュックを背負って歩いている姿を見かける。両手をフリーにさせるリュックは、シニアにとって必需品である。これは男女ともに便利なものである。
女性がいつもバックを抱えて歩いている。男性はリュックである。短時間の外出であれば、リュックはいらないかもしれない。暇を潰すシニアはリュックの中にあると便利な物を持ち出している。
外出時にランチを外食しないのであれば、リュックには自宅で作ったお弁当と水筒が入っているはず。カフェで読書をするシニアならば、数冊の文庫本も入っている。持病を抱えている方ならば常備薬である。手で持ちきれない物がリュックに入っていく。
住み慣れた家や場所を離れて生活をするのは、高齢者にとって苦痛だ。自分で新天地を求めて新しい住処に移り住むならば、苦痛が幸せ感に代わるが。そうでない場合は、苦痛そのものだ。
今は、まだ、シニアの入り口にいるが子供たちのお世話になる年齢になった時に住み慣れた家と場所を離れて生活せざるを得ない時が来るかもしれない。そんな時に私はどのような決断をしなければならないのか。
高齢者が若い人たちと一緒に人生を楽しむ事が出来ないか探してみた。高齢者と若者たちとの接点があまりにも少ない。どちらかが意識的に接触を持とうとしない限り高齢者は高齢者でグループを作る。若者は若者たちと。世代を越えた交流はどちらかが意識的に動かない限り自然に生まれてこない。
Pokemon Goはスマホを使っていない高齢者には無縁な遊びであったが使っているシニアは多少なりとも若者たちと同じトピックで話が出来たようだ。でも、決定打の方法ではない。年齢に関係なく共通の話題と行動で触れ合う機会が多くあればあるほど世代を越えたつながりが増える。
旅行は孤独なシニアに非日常体験をさせ、違った環境で同じ旅行に参加した人たちとの交流が生まれる。二泊三日の短い旅でも同じ参加者と顔を合わせる機会がある。知らない人と知り合いになるにはまず顔見知りになる事である。同じ顔を何度も見ると親近感が生まれる。
親近感が生まれるとちょっとした機会で会話が生まれる。孤独なシニアにはそんな機会が必要である。

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。