歳を取り始めると前立腺がんの検査が始まる。人間ドックに行くと横浜市では無料で前立腺がん検査をしてくれる。50歳以上になると前立腺がんの発症率が高まるらしい。前立腺の働きは精液の一部である前立腺分泌液を分泌することにある。この事は今まで私は知らなかった!
前立腺がんの発症と射精回数がどう関係するのか。
射精回数の増加は前立腺ガンになるリスクを減少させると言う米国調査結果(2004年JAMA)!
米国でこんな調査がされた。「性的な活動は前立腺癌の発症で大きな役割を果たすという仮説」が検証された。"Ejaculation frequency and subsequent risk of prostate cancer"の調査論文で射精と前立腺癌との関係を調査する結果が発表された(2004年JAMA)。
日本でも大東製薬工業公式ブログのページ「射精頻度と前立腺癌リスクの関連性-2004年以降の追跡調査研究」でも射精回数が多い人は前立腺がんのリスクが低いという結論である。
男性にとって前立腺ガンは良く耳にするガンの病気である。50歳を過ぎると人間ドックなどで前立腺癌検査(PSA検査)がオプションで受けることが出来る。私も毎年PSA検査を人間ドックで受けている。
前立腺ガンで治療を受けている人がいる。私の義父は初期の前立腺ガンが見つかって治療を受け、完治した。早期発見が治療と完治を楽にする。年寄りになると今まできにしていなかった病気(前立腺ガン)に注意せざるを得なくなる。
前立腺癌の予防対策
- 毎日の生活習慣で良い睡眠を取ること
- バランスが取れた食事習慣を身に付けること
- イソフラボンを多く含む大豆製品を積極的に食べること
- リコピンを含むトマトを積極的に食べること
- 適度な運動習慣を身に付けること
- 定期的にPSA検査を受けること (参照先:メンズヘルスクリニック東京)
- 射精回数を月21回以上、出来る限り回数を増やす(性交、自慰)
年齢が60歳を過ぎると射精する回数や量が減少する。夜の性生活も無くなる。女性は更年期でセックスを求めなくなる。残された旦那は自慰でしか性的欲求を処理できなくなるが、自慰をする欲求も少なくなる。老化により陰嚢が小さくなり、精子の製造も減少する。
シニア男性が出来ることは上記の前立腺がんの予防対策を意識しながら生活するしかない。
結論
前立腺がんについて米国の射精回数調査結果と予防についてシニアとして感じたことを書いてみた。射精回数が多いほど前立線ガンのリスクを下げるという調査結果に驚く。夫婦の性行為がなくなっても自慰行為は出来る。射精回数を増やす方法を考え実行しながら、毎年前立腺がん検査(PSA検査)を受ける。シニアの男性として前立腺がんは気になる癌である。ガン予防は意識してやるべきである。