高齢者は人間ドックを受けるべきだ! - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

会社を退職し、独立してから人間ドックは欠かしていない!体が資本であるからだ。

51歳で独立してから人間ドックは年1回必ず受けている。自分の体の状況を知る機会が人間ドックである。私は1回4万円以上もする豪華な人間ドックは利用しない。内容を見て本当に必要な検査項目だけに絞っている。いつも、横浜市が無料で提供する健康診断に肺、前立腺、大腸の検査を追加している。全部で2000円以下の費用になる。

多くの病気は血液検査で異常があるか、ないかで分かる。精密検査が必要か、必要でないかの指針を人間ドックで調べるのがポイントである。老化が進むシニアの体は免疫力も低下してくる。免疫力が衰えると今まで抑えられていた病原菌が暴れ出す。それが人間ドックの検査で出てくる。

健康診断はシニアにとって必要である。早期発見、早期治療が最善の予防になる。私は3ヶ月に1回、献血をしている。献血で血液検査をしてくれる。簡易血液検査であるが、何か血液に異常がある、無いかの傾向が分かる。

私の体の健康チェックは(1)年に1度の人間ドックと(2)年4回の献血で健康状態を調べている。献血は69歳まで出来る。

60歳を過ぎると老化現象と持病が顕著になる!

 

緑内障と白内障

私は緑内障になっている。緑内障になって20年以上が経過している。そのため、年に1回は眼科に通って症状の進み具合をチエックしている。このとき、白内障もチェックされる。これらのチェックで人間ドックで行う眼科検査はいらなくなる。

聴覚検査

私の右耳は幼い頃におたふく風邪の熱で聴覚神経をやられた。そのため、人の声が聞こえる音階が聞きづらい。治る見込みは無い。これで聴覚検査はやる必要がない。

胃がん検査

私の胃には胃がんを引き起こすピロリ菌が生息していない。ABC検査でそれが分かった。ABC検査をする前まではバリウムを飲む胃のX線検査を受けていた。ピロリ菌がいないので胃がんの可能性は極端に無くなった。これでバリウムの胃X線検査は無くなる。バリウムはいつも便秘をもたらす。これでこの苦しみから逃れられた。

これら3つの検査は人間ドックで行う必要がなくなっているので私の人間ドックは2000円以内で済んでいる。何か問題があれば、血液検査で分かる。

人間ドックの良さ

人間ドックの良さは体の変化が自覚できない部位を見える化してくれることである。それを定期的に行うことで自分の健康を維持できているかが分かる。今回の人間ドックで軟骨の減少が身長に現われた。身長が50ミリほど縮んだ。今まで180センチあった身長が179.5センチになってしまった。検査担当者に2度お願いしてやり直したが結果は同じ数字であった。自覚が無いまま老化が進んでいるのが分かる。

定期的な健康診断を受けなくなる高齢者

会社を退職して定期的な人間ドックをやらなくなる高齢者が多い。今までは会社が強制的に人間ドックを受けさせていた。その強制力が無くなって、自腹で人間ドックを受けることになるので止めてしまう。

シニアになると体の健康状態を維持できるかどうかで人生ががらりと変わる。重い病気の進行は老人になると潜水艦のように顕著に現われてこない。病気の進行スピードが遅いからだ。

それ故、病気の進行が遅い時に人間ドックで早期発見することで大がかりな治療をする必要がなくなる。早期治療が老人には必須。人間ドックは病気の早期発見に役立つ。

自分の健康状態を1年に1回確認することで安心を精神にもたらす。 健康寿命を延ばす事が出来れば、子供たちや親戚に余計な負担をかけないで済む。

豪華な人間ドックである必要は無い。数千円で済む人間ドックがある。市区町村から健康診断の支援もある。定期的に自分の体の状態を知る良い機会を無駄にしないことである。

検査結果は大部分はその日のうちに問診で説明してくれる。検査結果は3週間ぐらい後に郵送される。

結論

自営業者は「体が資本」である。自分の健康状態を事前に知り、定期的にモニターすることで早期発見、早期治療ができる。定年退職後は自分の意志で人間ドックを受ける必要がある。数万円支払う人間ドックをする必要はない。必要な箇所だけを検査できる健康診断サービスが有る。市町村で無料健康診断に検査項目を追加して検査が出来る。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。