物を買う時、食事をする時、老人は現金で支払う。若者はスマホアプリで支払う。若者は財布を自宅に忘れてもスマホさえ持っていれば、買い物で困ることはない。老人は財布さえ持っていれば、不自由を感じない。スマホが自宅のテーブルの上に置かれていてもを気にしない。
昭和世代と平成、令和世代ではお金の使い方が変わた。その時代の変化に老人はついて行けない。キャッシュレス決済が時代の流れになっている。昭和世代のシニアはクレジットカードまでならば、問題なく使える。電子マネーなどになるとSUICAやPASMOの違いも分からない。それにスマホアプリのSUICAやPASMOが加わる。
妻がスーパーマーケットやドラックストアに行くとポイントを貯めるか、使うかを聞かれる。老人がスーパーやドラックストアのレジ担当になったら覚えることが多すぎて1時間以内で辞めてしまう。電子マネー決済が登場する前まではCash or Charge(現金かクレジットカードの選択だけ)であった。今や電子マネーに加えてポイント支払いも生まれている。
私は71歳の昭和世代の人間であるが、基本現金派である。金額が大きくなるとクレジットカードを使う。電子マネーはPASMOぐらいである。使う用途は電車やバスの乗り降りのみ。時々、電子マネーの勉強のために色々なキャッシュレス決済アプリを試しているが、使い続けていない。
これからの時代はスマホが財布になる。スマホを無くしたら、一大事。
電子キャッシュレス決済は老人には難しい
スマホを十分使えている老人がどれだけいるか。スマホを決済の手段として使っている老人は多くない。シニアが電車に乗るために改札口を通る時、スマホをかざして入っていない。多くはSUICAやPASMOカードを使っている。さらにSUICAやPASMOカードで物が買える、食事ができることも知らない。文明の利器の使い方情報が老人まで伝わっていない。
現金、クレジットカード支払いならば老人でも使える
昭和世代のシニアの若い頃はクレジットカード全盛期であったので老いてもクレジットカードを持っている。ただ、万が一の時に使う程度。基本は現金。財布にはお札と小銭が入っている。クレジットカードは1枚程度。お店に行ってもクレジットカードが使えないお店もあった。そのため、現金でなければならない。
今の時代で現金を受け付けないお店がある。ファストフード店のセルフ注文端末には現金を受け付けないものがある。セルフレジ端末は若い人たちが使う。老人は人間の店員に直接注文をして現金で支払う。数年後には100%キャッシュレスのお店がタケノコのようにあっちこっちに生まれて来るかもしれない。
カードにも色々ある。デビットカードなどはまだ広まっていない。私も1枚持っているが使っていない。使わない理由は盗難にあったら銀行口座からお金が止めどもなく失うからだ。デビットカードを使ったらすぐに銀行口座から引き落とされる。クレジットカードの場合は2ヶ月後に引き落とされるので被害を受ける前にカードを使えなくさせて防御できる。
カード類は使える上限額を設定できるが、物理的にお金が減っていくという感覚がない。これが現金であれば、財布の中にあるお札がもうないということで使えなくなる。物理的に無駄遣いをしなくなる。
電子マネーになると何が何だか分からなくなる
AIに聞いてみた。電子マネーとは?
電子マネー(非接触決済)の概要
電子マネー、特に非接触決済とは、専用のカードやスマートフォンを決済端末にかざすだけで支払いが完了する仕組みである。従来の現金による支払いと比較して、迅速かつ簡便に会計を済ませることが可能となる。
主な仕組みと特徴
非接触決済は、近距離無線通信技術を用いて、端末と決済手段の間で暗号化された情報をやり取りすることで成立する。主な特徴は以下の通りである。
- 迅速な決済速度:暗号入力やサインが不要な場合が多く、数秒で支払いが完了する。
- 衛生面での利点:現金の受け渡しや端末への接触を最小限に抑えられる。
- 利便性の向上:スマートフォン一つで外出が可能となり、財布を持ち歩く必要がなくなる。
代表的な種類
現在、日本で広く普及している非接触決済は、大きく分けて以下の三つのタイプに分類される。
| 種類 | 特徴 | 具体的な例 |
| 交通系 | 鉄道やバスの利用を主目的としたカードから発展したもの。 | 交通機関発行のカード |
| 流通系 | スーパーマーケットやコンビニエンスストアが発行するもの。 | 小売店発行のカード、ポイント一体型 |
| クレジット系 | クレジットカードの機能を非接触で利用できるようにしたもの。 | 国内の主要な決済サービス |
支払い方式の違い
利用するサービスによって、代金の支払いタイミングが異なる。
- 前払い方式:事前にお金を補充して使用する。使い過ぎを防ぐことができる。
- 後払い方式:使用した分が後日まとめて銀行口座から引き落とされる。事前の補充が不要である。
- 即時払い方式:決済と同時に銀行口座から代金が引き落とされる。
これらの決済手段は、現在では多くの店舗や公共交通機関で導入されており、日常生活において欠かせないインフラの一部となっている。
現在、日本国内で利用されている具体的な電子マネーおよび非接触決済サービスは、その発行元や仕組みによっていくつかに分類される。以下に主要な具体例を挙げる。
1. 交通系(鉄道・バス会社発行)
公共交通機関の利用を主目的としたもので、全国のコンビニエンスストアや飲食店等でも広く利用可能である。
- Suica(東日本旅客鉄道)
- PASMO(株式会社パスモ)
- ICOCA(西日本旅客鉄道)
- SUGOCA(九州旅客鉄道)など
2. 流通系(小売・サービス業発行)
特定の店舗やグループでの利用で特典が得られることが多い。
- WAON(イオン)
- nanaco(セブン&アイ・ホールディングス)
- 楽天Edy(楽天)
3. クレジット・カード系(ポストペイ型など)
クレジットカードと紐付けて使用するタイプや、カード自体に搭載された非接触機能である。
- iD(NTTドコモ)
- QUICPay(JCBなど)
- タッチ決済(Visa、Mastercardなどの国際ブランドが提供する機能)
4. モバイル・アプリ型
スマートフォンに複数の決済手段を統合して利用する仕組みである。
- Apple Pay(iPhone向け)
- Google Pay(Android端末向け)
- PayPay(タッチ決済・コード決済)
主要サービスの比較
| サービス名 | 主な支払い方式 | 運営主体 |
| Suica | 前払い(チャージ) | JR東日本 |
| WAON | 前払い(チャージ) | イオン |
| iD | 後払い / 前払い / 即時払い | NTTドコモ |
| QUICPay | 後払い | JCB |
| Visaのタッチ決済 | クレジット・デビットに準ずる | Visa |
利用シーンや、自身がよく利用する店舗、所有しているクレジットカードとの相性によって、最適なものを選択することが一般的である。
上記のような内容を老人がすぐに理解できるだろうか。電子マネーの種類が多すぎる。1つ、2つならば使えるがこれだけ選択肢があるとどれを使えばどのようなメリットが自分に与えられるかが分からない。
ポイントで支払いとなると闇の世界に入る
タリーズコーヒーで本日のコーヒーショートサイズを注文すると楽天ポイントが得られる。タリーズコーヒーアプリを楽天ポイントアプリに連携させるだけで良い。ただし、200円=1ポイント。楽天ポイントをタリーズコーヒーの注文時に使うことが出来る。
最近、多くのお店で楽天ポイントアプリをお持ちですかと聞いてくる。あれば、ポイントを提供すると言う。
利用率・普及率での圧倒的人気のポイントアプリ
街中の多くの店舗で使え、最も多くの人が「メイン」として活用しているアプリである。
- 楽天ポイント(楽天ポイントクラブ / 楽天ペイ) 長年、国内のポイント利用率で1位を維持している。楽天市場での買い物だけでなく、街中のコンビニや飲食店でも期間限定ポイントを無駄なく使える点が、高い支持の理由である。
- PayPay QRコード決済としての普及率が非常に高く、決済時に自動で貯まる「PayPayポイント」の利便性が受けている。ポイント運用(疑似投資)の利用者が多いことも特徴である。
電子決済を使うと自動的にポイントが付与される。そのポイントを特定のお店で使えたりする。貯めたポイントを電子マネーにチャージできたり、アマゾンのギフトポイントにしたりも出来る。ポイントがお金の代わりとして使えるのだが、使用範囲が狭い。
私の妻はサンドラッグで良く買い物をする。サンドラッググループ公式アプリで100円=1ポイントでポイントを貯めて、ポイントが溜まったらポイント割引にして使っている。いつも買い物をするお店ではポイントは有効に使えるが、シニア男性にとって女性ほど常連のお店がない。
クレジットカードを使うと自動的にポイントが溜まる。そのポイントがある程度溜まるとアマゾンギフトカードに代えられる。私はいつもギフトカードに交換している。アマゾンで商品を買うことが多いからだ。世の中は色々な決済手段で溢れている。使い方を知らない、情報が伝わらない、興味がないなどの理由でシニアが使えて便利という決済手段は少ない。
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結論:
スマホが財布になり始めている。現金が入っている財布を持たずに決済ができるサービスやお店が増えている。スマホの前はクレジットカードが主流であった。米国での生活はクレジットカード1枚あれば、生活で不自由はしない。日本はまだそこまではいっていないが、あまりにも多いキャッシュレス決済方法が有り過ぎる。
物理的な物として、 現金、クレジットカード、スマホの3つである。昭和世代のシニアは現金とクレジットカードの2つを使い分けられるが、スマホに入っているキャッシュレスアプリは難しい。今までPASMOカードを使って電車に乗っていたが、今はスマホにパスモアプリを入れて電車に乗車している。シニアはスマホアプリよりも物理的に触られるPASMOカードを好む。スマホに入ったパスモアプリの設定や使い方が分からないと言う。
今や銀行通帳もスマホアプリになっている。スマホを持っていない、スマホアプリを使えないシニアはお手上げである。私も妻も通帳を維持して使っている。デジタルになっている物は見えない!触れない!スマホやパソコンが使えないと何も出来ない。こんな面倒なことをシニアにやらせるべきではない。老人は単純なものが良い。
新しく出来たレストランに入るとメニューがなく、QRコードが印刷された紙がテーブルに貼られている。老人は意味が分からない。若者たちはスマホのカメラでQRコードを読み取ってウエブサイトの料理メニューを見て注文する。老人はそれが出来ない。仕方なく、その店で食事をすることを諦める。
時代は確実に老人たちを置いてきぼりにする。