70歳を越えて仕事をしたいシニアならば、年齢ごとに雇用状況が変わることを認識すべきである。60歳、65歳、70歳で雇用する側が雇用対象者を絞り込む。誰もが70歳過ぎまで働ける仕事はない。限られたシニアしか仕事は提供されない。仕事を続けたいシニアは、70歳過ぎまで働くために必要なスキルを身に付ける必要がある。

求められるスキルは、専門分野やITのスキルが多い。それは、匠の技術だ。または、長年の経験値が強みになる分野である。身近な事例では、特許の翻訳などがある。私の知人が技術系の特許事務所で翻訳の仕事をやっている。その仕事場では、定年がない。自分がもう働けないと感じたらその時が定年になるという。技術系であるので専門分野の知識や経験がないと翻訳が出来ない。年収は1000万円近いと聞いた。

専門分野は知的生産の仕事が多いので最低限のITスキルは必要!

自分の得意な分野で将来的に需要があると思うならば、その分野の専門知識と経験を継続して得られる環境に自分を置く必要がある。さらに、自分の専門分野の知識を応用出来る分野を探してその分野で尖る経験を積む。 

インターネットで仕事をする場合はインターネットとパソコンの知識が必要

私の専門分野は、インターネットのビジネスモデル作り。インターネットでビジネスをしたい起業予備軍にビジネスモデルの助言とコンサルティングをする。既にインターネットビジネスで起業をしているのでこのサービスが出来る。

肉体労働の仕事ではないので70歳過ぎでも仕事は出来る。ただ、技術革新に追いついていくために新しい情報を自分で得て行く必要がある。

70歳を過ぎたシニアが知的生産的な仕事を探すならば、最低でもパソコンとインターネットの取り扱いと知識が求められる。ITスキルは無いと困る場合が多い。 

もし、ITスキルがないならば、どうするか?

パソコンの操作スキルは、パソコン教室に通ってOfficeのアプリケーションソフト(ワード、エクセル、パワーポイントなど)を使える程度で十分である。インターネットについては、手で学ぶというよりは頭で理解する程度で良い。

YouTubeのサイトで検索 インターネットの基礎 すれば分かりやすく学べる動画講座が見つかる。

パソコンが古い場合は、最新のパソコンに買い替えたほうが良い。古いパソコンは技術的にもセキュリティ面でも問題が多い。オススメのパソコンはHPの持ち運びが出来るノートパソコンである。

専門分野で知的な仕事をするならばITのツールが時代の環境に適して居なければならない。例えば、古いパソコンでは最新のプリンターを使うことが出来ない場合がある。Wi-Fi接続機能がなく有線接続でないと使えない場合もある。

知的生産的な仕事を探し獲得するには、ITスキルと最新の道具が必要になる。

シニアに求められる基本的なITスキルとは

  1. メールソフトの設定と送受信操作
  2. Windows OSの基本的な操作と理解
  3. MS-Officeの知識と操作
  4. ウェブ ブラウザーの理解と操作
  5. インターネット接続の操作(Wi-Fi接続)
  6. Bluetooth接続操作(マウスやキーボードなど)
  7. ホームページの基本的な知識

結論:

体力勝負の仕事は70歳過ぎのシニアには負荷が大きい。仕事があっても体力が続かない。シニアはできるだけ知的生産的な仕事で何が出来るかを求めるべきである。自分の専門性を見極めてその知識と経験を活かすためのITスキルを身につける必要がある。

古いパソコンを捨てて、最新の持ち運びノートパソコンに取り替えるべけきである。専門的なスキルや知識を活かす時にインターネットとパソコンのスキルが必須になる。今の時代はITスキルと知識がないと生きていくのが難しくなる。