60歳から70歳になる間に自然と自分の健康を意識し始める。もう、若くないという感覚がそうさせるのかもしれない。老化現象を肌で感じ始め、毎朝、洗面所の鏡に映る自分の姿を見て老人の風貌を確認する。心では老人でないと思っていても髪の毛は白髪になり、顔の肌はシワで若さを感じさせない。
今年に入って皮膚科に2回ほど通って老人性イボ(油脂性角化症)を5ヶ所液体窒素で取り除いた。洗面所の鏡に映った体に老化による皮膚の変化(油脂性角化症)に気が付き、大きくならないうちに除去したほうが良いと思ったからだ。
老化による体の変化は、体の至る所の部位で起き始める。そんな変化から自然と自分の健康に意識が行き始める。
この1,2年の間にやたらとワン切り電話や迷惑電話が自宅にかかって来た。NTTの電話帳に自宅の電話番号が載っているからかもしれないが、実態は分からない。半年前からナンバーディスプレイ表示サービスを導入した。迷惑電話の全てが0120、050、070で発信されていた。それが分かってから識別できない電話には絶対でないことにしている。
Googleの検索で0120、050、070発信の電話番号を調べてみると発信元の情報がわかる。グーグル検索では、電話番号を調べてくれるサイトをリストしてくれる。JPNumberというサイトで電話番号を調べられる。
スターバックのCafeでインターネットに接続しながら毎日仕事をしている私だが、Cafeで私のようにパソコンを使っている人は、若い人が多い。ほとんどが何故かMacだ。ときどき、シニアの女性がMac Airを使っていたり、シニアの男性がVAIO ノートPCを使っているのを見かけるが少数である。
ノートパソコンを持ち出してカフェで何かをしている若者は多いが、シニアはまだそこまでパソコンを使い切れていない。パソコンは自宅に置かれているデスクトップパソコンというイメージがあるが、今やモバイルノートパソコンが主流になっている。
ノートパソコンは家電量販店に行けばすぐ購入できるのだが、購入した後の初期設定やインターネット接続設定がシニアには出来ない。どうしても業者任せになってしまう。パソコンは購入してから色々と学ぶ必要が出てくる。
最近知ったことで介護現場でセクハラが横行しているという。本能的欲求を抑えられない老人男性が介護ヘルパーの女性に性的な言動、依頼、タッチなどのセクハラ行為をしているケースが増えているという。介護が必要な老人が、なぜ、そんなに元気なのか?一瞬、驚いてしまう。
異常気象による豪雨で広島、愛媛、その他周辺地域で災害をもたらしたニュースが報道されている。豪雨による河川の氾濫と土砂崩れによる被害が多い。これから徐々に有志ボランティアによる災害支援活動が活発になる。物流網が切れてトラックによる支援物資も遅れている。
自然災害を見て私が住む地域に同じことが起きたら、どうしようかと戸惑う。土砂崩れで自宅を失ったり、家族を失ったり、家財道具を失ったり、人の人生を狂わす災害をテレビで目にする。
福島県の津波災害のことを思い出す。今回は、津波ではないが豪雨による河川の決壊で津波と似たような水の流れが起きた。多くの住民が逃げ遅れて屋根の上で救援を待つ映像がテレビで見えた。自衛隊が派遣されて救助活動をしていても広範囲に渡る災害に手を焼いている。
災害の被害にあっていない私が出来ることは何だろうかと考えるのだが、65歳になるシニア男性には荷が重い感じがする。被災地が遠い事で腰を重くしている。感覚的に宿泊を伴わない日帰りでの災害ボランティアがシニア向けではないかと思う。時間と都合が良い時にすぐに現地に出かけられるという利便性である。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。