6月19日は父の日だ。今年94歳を迎える家内の父を祝うための家族旅行を計画した。長野県にある駒ヶ根リゾートリンクスホテルで家内の兄夫婦と私たち夫婦、そして、家内のご両親の6人と一匹の犬で2泊3日を楽しむ予定。私の両親は既に他界しているので家内の父親と母親を非日常の世界に連れ出す

父の日を口実に非日常の生活を楽しむ

長男夫婦から父の日を祝うランチ食事会でもしましょうとお誘いがあったのだが、家内の父親94歳を祝う家族旅行が予定されていたため時期を変更してもらった。今まで子どもたちから父の日を祝うというイベントはなかった。長男の新妻からお誘いで父の日らしきことがこれから生まれそうだ。

でも、新妻の父親に対してはどうするのだろうか。自分の父親へのお祝いを当然するだろうが。まあ、結婚すると父親が2人できるからどうしようもないが。父の日の祝い方は各家庭で違う。祝うということがない家庭もある。一般的に父の日よりも母の日のほうが祝い事が目立つ。

今回は、94歳を祝う事と父の日がちょうど重なったためである。家内の兄夫婦も私たち夫婦も老人の入り口に立つ年齢に成っている。子供は既に巣立ちして独立している。世代交代が始まっている。家内の両親を見ながら自分たちの老後の生活を想像するしか無い。

リゾートホテルで非日常の生活

自然が豊かな高原のリゾートホテルで美味しい食事と温泉を楽しむのは非日常の生活である。義母親も家内も食事の準備などを考える必要が無い。のんびりとホテルで時間を過ごす。父の日を口実に老後の休暇を家族皆で過ごせることに意味がある。義両親は94歳と88歳。いつ他界してもおかしくない年齢だ。まだ、普通の生活が2人で出来ているので今回のような旅行を計画できた。

片方の体の調子が悪ければ、家族旅行は出来ない。私達も歳を取っていけば体の不調で家族旅行も出来なくなる。元気でいる内に家族旅行を楽しむのが一番良い。家族と一緒に過ごす時間は二度とやってこない。一緒に時を過ごすタイミングを逃せば、あとで後悔することになる。

親孝行をする機会

年老いたご両親を喜ばすには、自分たちで行けない場所に連れて行ってやること。そして、美味しい料理と綺麗な自然と温泉でゆっくり時間が過ぎるのを味わってもらうことだと私は思う。

足の筋肉が衰え始めると行きたい所へも自分たちで行けなくなる。そんな不自由さを出来るだけ旅行という形で解消させて上げたい。 老夫婦が喜ぶのは、自分たちの子どもたちと一緒に時間を過ごすことである。子どもたちが巣立つと一緒に時間を楽しむ機会が少なくなる。気心知れた子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごすのが一番嬉しいと思う。 

結論

「父の日」をどの様に祝うか。家内の両親はまだ健在。生きている内に親孝行をする。リゾートホテルで非日常の生活を過ごす旅行計画がある。年老いたご両親を喜ばすには、自分たちで行けない場所に連れて行ってやることだと思っている。「父の日」はそんな親孝行をするのに適している。