2020年4月1日から6月1日まで外出を控えて人に会わない生活を続けていた。65歳のシニアは新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいということで活動を自宅周辺に限っていた。この数日は神奈川県での感染者数がゼロになっている。そろそろ、外出自粛を止めていつもの仕事場(スタバ)に出かけて仕事を始めようと検討している。

昨日は試しに横浜駅周辺にあるスタバに行ってみた。客数が減って席を探すのに苦労しなかった。時間帯の問題かもしれないがコロナ禍の悪影響が少なからずともスタバの集客に出ているのはわかる。横浜駅周辺を歩いている人達を見ると皆マスク姿。マスクをしていない人を探すのが難しい。

スタバに入る前、アルコール消毒スプレーで手を消毒して入店。コーヒーを飲むとき以外はマスクをしている人が多い。お店の外も内もマスクは必須のようだ。ポストコロナの社会はこんな感じなのだろうか。マスクが社会活動をする上のパスポートになりつつある。

私のワークスタイルも私生活もマスクから逃れられない。夫婦で外出するときに妻がマスクを忘れたと言って自宅に戻ってマスクを取ってきたぐらいだ。お店に入るときも必ずマスクをしないといけない雰囲気があるというが、お店側がリクエストしている。新型コロナウイルスの登場で私達の生活は余計な負担の多い生活になってきた。

常にマスク持参、3密意識、ソーシャルディスタンス、コロナ感染リスクの新しい日常生活

新しい生活様式では新型コロナウイルスの感染リスクを常に意識して行動することになる。他の人からのコロナ感染を予防する、他人に感染させないという行動が社会で求められる。そのために今まで意識していなかったことを意識して行動することで日常生活に大きな変化が起きている。マスクが日常生活のパスポートになる。

マスクが必須な社会

私はこの2、3日にいくつかの機能付きマスクを購入した。

  1. 使い捨てマスク(中国製、日本製)
  2. 手洗いができる布マスクで飛沫防止
  3. 手洗いができる布マスクで抗菌、呼吸がしやすい快適構造、飛沫防止機能付き
  4. 手洗いができる布マスクでUVブロック、撥水加工、涼感、吸汗速乾、埃フィルター、メガネが曇らない機能、飛沫防止機能付き

使い捨てマスクを今まで日常的に使っていたが、お金を捨てている感じがしたので止めた。手洗いができる布マスクを日常的に使うことでお金を節約。手洗いができる布マスクも段々と機能があるマスクに移っている。機能付きマスクはすべてベトナム製のマスクである。

一番高い機能付きマスク(4番目)は1枚880円する。ベトナムのお店で買うと1枚1円以下。それが880円である。暴利の値付けであるが、ベトナムから直接買うことが難しいためこの価格になっていると思っている。国内製の機能付きマスクが増えてくれば、自然に価格は下がってくると思う。

これからのファッションにマスクが加わる。日本人は高性能のマスクを製造できる技術があるのでTPOに合わせて色々なマスクが生まれてくると思う。マスク製造と販売で競争が激しくなれば1枚のマスクの値段も下がってくる。

これから夏に向かって蒸し暑くなる。マスクをするのが苦痛になる。今でも人が少ない場所や歩道で私はマスクを外している。とても息苦しいためだ。それに蒸し暑さが襲ってきたら熱中症になる。マスクは必須だが、マスクをする必要がない環境と判断したらマスクを取る事を考えるべきではないか。

花粉症の人は以前からマスクをしていたのでコロナ感染予防にもなっている。マスクを常にする必要がない私にとってマスクをするのは苦痛である。

3密(密接、密閉、密集)を避ける生活

私は仕事をスターバックスの場を借りてコーヒーを飲みながらインターネットビジネスをやっている。コロナ以前は3密の場所であった。アフターコロナでは3密になるのを避ける工夫がスタバ側で行われているので安心している。その代わりに席の確保が確実にできるよう気にしている。

スタバ店内は密接、密集を避けるために座れる席の数を半分に減らしている。スタバ側にとっては売上減になる。今はまだ混雑していないが、これからは列になって席が空くのを待つことになるかもしれない。

ランチ時間にはどうしても外食になる。3密にならないレストランを探すか、テイクアウトを利用するしかない。混んでいるお店は最初から行かなくなる。換気が十分できているお店、テラス席があるカフェやレストランに注目が行く。飲食店はこれからフランスのパリで見かけるテラス席を意識して増やしていくのは確かだ。 

横浜の地下街にあるレストランは密閉された環境にあるためか、空席が目立っている。以前ならば列を作っていたお店でも席が空いている。3密はすでに2020年の流行語大賞を頂けるほど知れ渡っている。私は外気に触れるカフェやレストランで美味しいお店を探している。

NPO団体で開催される定例会はすべてウエブ会議になった。7月から徐々に会議室で開催されるという。NPOの会員の平均年齢が72歳であるのでコロナ感染のリスクを恐れて出席しないメンバーも多いのではと思っている。人と会うならば、まずウエブ会議というパターンが当たり前になりつつある。

ソーシャルディスタンスを意識して会話する

人と話をするときにはマスクをしていてもソーシャルディスタンスを意識する必要がある。でも、会話が弾むと自然と距離が近づいていく。主婦のグループが公園で子どもたちを放し飼いにして自分たちはおしゃべりに没頭していた。円陣を組んでおしゃべりをしているのだが、お互いの距離は1メートもない。ソーシャルディスタンスは守れていない。

私は歩道を歩くときソーシャルディスタンスを意識してマスクを取って歩いている。公園を散歩するときも近くに人がいなければマスクをしない。横浜の街中を歩くときは人が多いので原則マスクをするが、人がまばらの場所はマスクをしないでいる。

スーパーマーケットやその他お店に入ったとき小さいお店ではソーシャルディスタンスが確保できない。気持ちで前にいるお客から距離をおいているのが現実である。以前はこんな事を気にせずにショッピングが出来たのに残念である。

電車やバスなどに乗るときにソーシャルディスタンスを気にしていたら乗車できない。マスクで自分を防御するしかない。電車は混んでいる時間帯を避ければ人がまばらの車両を探すことが出来る。急いているときはどうしようもない。

高齢者と会うときの感染させない工夫

65歳のシニアであるが、私よりも高齢な方と会うときは気を使う。義父と義母は90歳代の高齢者になる。介護支援で義父の家に行くことが多い。義母は老健施設に入居しているので今現在面会が出来ない。NPO団体のメンバーも70歳代から80歳代の方が多いのでコロナ感染の予防で出来るかでウエブ会議で打ち合わせをしている。

年齢が高くなればなるほどコロナに感染すると重症化して死亡する可能性が高くなる。その原因にならないように直接会うときには感染予防を強く意識する。

自分自身が知らないうちにコロナウイルスに感染したらと仮定して、他人に移さないためにマスクとアルコール消毒ウエットティッシュをいつも持参している。義父と話をするときは距離をおいて飛沫が飛ばないようにしている。家の中で出来る限りのソーシャルディスタンスを確保できるよう努力している。

結論:

私のワークスタイルと日常生活は以前と比べて不快を感じるときが増えた。マスクをする事。3密(密集、密閉、密接)を意識する事。人と話す時のショーシャルディスタンスが面倒な事。高齢者と会うときにコロナ感染をさせない工夫を考える必要がある事。行動の制約がコロナ感染リスクで生まれている。手洗いとアルコール消毒を頻繁にすることを意識せざるを得なくなる。

気を使う日常生活になっている。使い捨てマスクはお金を捨てている感じがする。手洗いができるマスクで飛沫感染予防をすることでマスクのコストを削減する。お金がかからない手洗いと消毒を考えなければならない。