白内障と緑内障の手術を初めて経験した。来週、残りの右目の手術がある。途中経過報告として白内障と緑内障の手術について書く。 

手術を受ける前まで私は3つの眼鏡を使用していた。遠近用メガネ、中近用メガネ、近々用メガネ。日常的に使用していた眼鏡は遠近用メガネ。パソコンを使う時は中近用メガネ。新聞や本を読む時は近々用メガネである。

左目の手術を終えた今は中近用メガネ、近々用メガネが100%不要になった。裸眼の左目だけで物がはっきり見えている。目から50cm先まではっきりと見えるが、その先は少しづつぼやけ始める。そのため、両目の手術が終わってから遠視用メガネを作ることになる。

左目は右目と違って緑内障の影響が弱い。文字がはっきり読める。右目は焦点の一部が視野欠損になっているため文字が読めない。効き目の左目を先に手術して裸眼でパソコンを使えるのはすごく快適である。小学6年生の頃からメガネ生活であったので裸眼で物が見えるのは喜びでしかない。 

残りの右目の手術が終えれば、今以上の快適さを味わえる。左目は人工レンズ、右目は白内障に侵されたレンズ。片目づつ目を閉じて明るさを比較するとその違いに驚く。これは手術を経験しないと分からない。 

視力の改善;白内障と緑内障の手術

70歳の時に眼科医から緑内障と白内障の手術を勧められた。半年後に手術を受けた。71歳になった時には白内障の影響がひどく感じるようになっていた。夜間のドライブ時に信号機や前を走る自動車のバックライトがぼやけて見えていた。当然、その影響で視力も落ちていた。

室内でテレビを見ても画像がはっきり見えていない。視力も落ちていたので少し近づいてみていた。今回の左目の手術で視界がはっきり見え、視力もすごく改善された。室内での日常生活では裸眼でも十分見えて快適である。左目だけでそんな感じであるので残りの右目を手術すれば、もっと快適になることは分かる。

手術以前の状態

白内障と緑内障の影響が強く出ると視界と視力がひどくなる。白内障は視力を落とし、物がぼやけてはっきり見えなくなる。緑内障は視野欠損の範囲が白内障の影響で視野欠損範囲を広くする。 

パソコンで仕事をする時、中近用メガネをかけて画面を見るのだが以前よりも距離を近づけないとはっきり見えなかった。自動車や外出時に遠近用メガネを掛けるのだが、遠方の視界と視力が悪くなって感覚で物を見ていた。

白内障の悪化が徐々に視界に出てくる。特に夜の視界はひどくなる。信号機のライトがぼやけて滲む。何とか感覚でライトを判断して運転していた。色の識別は分かるので大丈夫なのだが、両目上半分が視野欠損になっているので信号機を見る時は意識して上を見ないと駄目である。

緑内障の手術は眼圧を点眼で抑制しないでステントを両目に入れて眼圧を調整するものである。これで点眼がなくなる。 

手術中の感じ

誰もが快適と感じることはない。リクライニングの椅子に仰向けになる。左目の目に抗菌点眼と麻酔点眼が何度も行われる。左目を固定するカバー布が顔面にかけられる。腕には血圧計が設定され、指には血中酸素濃度計が付けられる。 

レイザーでレンズが破壊され吸引される時、視界が一時的に真っ白になった。人工レンズを挿入する時には目が回るようなレンズの動きを感じた。この時が一番不快な感覚が強かった。一度人工レンズが入ってしまえば、後は定期的に左目に水が浴びされる。白内障の手術後に緑内障のステントを入れる手術が行われた。ステントがいつ入れられたかはわからなかった。

手術中は担当医と看護婦、助手医との会話が聞こえてきているが内容は医学用語なので分からなかった。手術は慶応病院で行われたので助手医への教育も兼ねられていたのではと思う。無事に手術は終えた。賞味時間は20分ぐらい。

20分間我慢すれば良いだけ。

手術後

左目に大きな眼帯を貼られてメガネも上手くかけられない状態になる。右目は視野と視力が悪いので歩くのが辛かった。妻の付き添いが必要である。焦点の一部が視野欠損であるため、文字が読めない。会計処理をするために受付に行く。ここで問題が起きる。

慶応病院では受付番号用紙を必ず会計受付に提出しないと会計処理手続きを始めない。その事に気が付かず、自分の受付番号が掲示板に出てくるまで待っていた。1時間以上経過しても出てこないので会計受付に尋ねたら、受付番号用紙を提出しないと会計処理が始まらないということが分かった。

片目の緑内障と白内障手術費が8000円であったことに驚いた。70歳以降は2割負担だからだろう。翌日の検診はゼロ円であった。右目の手術費も8000円だろうから、合計1万6000円が両目の緑内障と白内障手術費になる。10万円以上になるのではと思っていたのでびっくりした。

慶応病院から東京の妻の実家までタクシーで帰る。翌日午前中に検診がある。検診時に大きな眼帯を取り、視力検査が行われた。眼帯を取った後に見えた視界は驚くべき光景であった。視力が改善され、はっきりと見えていた。帰りは信濃町駅で電車に乗り妻の自宅まで帰ることが出来た。物がはっきり、明るく見える喜びを噛み締めた。

この時、先に購入しておいたゴーグルを持参し、それをかけて裸眼のまま帰宅。今まで使っていた遠近用眼鏡は使えない。当たり前といえば当たり前である。人工レンズで度数が調整されているから。帰宅後から抗菌点眼と炎症止め点眼の2本を定期的に付けることになる。頭や顔を洗うのは1週間後。それまでは首の下までお風呂に浸かることを許される。

1週間後に行う右目の手術までは普通の生活で良いと言われている。ただし、ゴーグルは1日中かけていることになる。寝ているときも。

これから白内障・緑内障の手術を受ける方へ

緑内障と白内障を患っている方は70歳以降に手術をすると手術費用が割安になる。眼科担当医と相談して手術の年齢を決めると良い。症状にもよるので70歳以降まで手術を伸ばしても問題なければの話である。

手術する時間は約20分ぐらい。それだけ我慢すれば良い。緊張するが我慢するしかない。

白内障や緑内障の症状が悪い人は付き添いの方と一緒に来院すべきである。片目では支障を感じると思う。私のように日帰り手術をするか、入院して手術をするかの選択肢がある。遠距離の方は入院しか選択肢がない。それか、自宅の近くの眼科クリニックで手術を受けるかである。

白内障や緑内障の手術はもう特別な手術ではなくなっている。流れ作業のように多くの患者が手術を受けていた。70歳を過ぎれば、知り合いの誰かが白内障や緑内障の手術を受けていると思う。失敗する確率よりも成功する確率が非常に高いので安心すべきである。担当医から脅かされるリスクの説明があるが気にしないことである。 

 

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結論:

先日、左目の白内障と緑内障手術を終えた。緑内障の手術は眼圧を下げるためのステントを入れるもの。これで点眼薬をゼロに出来るかも知れない。白内障は濁ったレンズをレイザーで壊し、人工レンズを入れる手術。単焦点レンズで50cm先まで裸眼1.2の視力になる。眼鏡なしの生活が日常生活で送れる。ただ、遠視メガネが必要になるだけ。自動車の運転や遠くを見るときなどで。

パソコンでの仕事は裸眼で出来る。これはすごく快適である。今まで中近用メガネを使っていた。白内障の手術で生活環境は良くなった。明るくはっきりとものが見える喜びを今感じている。