70歳を過ぎたら何をして老後の生活を過ごすかを考えたことがあるだろうか。70歳まで仕事を続けていたシニアの多くは仕事を辞める。会社側がご苦労さまでしたと言ってくる。仕事を失うと「毎日が日曜日」の時間が生まれる。年金と貯蓄で生活は出来るが、暇な時間で精神的に苦痛を感じ始める。
コロナ禍で多くの労働者が仕事を失い何に時間を使えば良いのかで困っている。若い人たちは仕事が見つかれば暇から逃げられる。シニアも同じだが仕事が見つからない。暇な時間を楽しい時間にすることを考える必要がある。
失った仕事を自分が作る仕事で暇な時間を埋めれば良い。時間はたっぷりある。必要な事はどんな仕事を作れるかを探し、それでお金を稼げるかを実験するだけである。
好きなことで仕事を作り出す
お金を稼げる仕事という視点からビジネスの種を探すと既に誰かがやっている仕事しか見つからない。競争が激しい市場しか見えなくなる。どうせ、仕事を作るならばブルーオーシャン市場の仕事にすべきではないか。競争相手はいないので自分が試乗を開拓すれば良いだけ。
ブルーオーシャン市場でお金を稼ぐには時間がかかる。試行錯誤でどこにお金を稼ぐポイントが有るかを探す必要がある。そのためには自分が思ったことをやりながら見つけるしか無い。市場開拓はいつもそこから始まる。
小遣い稼ぎから始める
シニア一人で始めるビジネスは大きく稼げる仕事は無理である。最初は小遣い稼ぎから始める。狙う市場によっては小遣い稼ぎもできない。海で投釣りをして釣れる魚を探すのと同じである。魚がいそうなポイントを探し、試す。この繰り返しである。好きなことでないと続けられない。
自分が好きなことをリストする。そのリストを1つずつ検証する。どのようなサービスを作ればお客さんがお金を支払ってくれるかどうか。お金が稼げるかもしれないというビジネスモデルが作れれば、そのビジネスモデルを実際に行う。実行する上でどのような準備が必要か計画を立てる。
同じようなビジネスモデルが市場にあるかどうかも調べる必要がある。もしあれば、どれほどの競争があるかを判断する。競争があまりなければ、やって見る価値がある。あとは自分がどこまでやれるかである。
好きなことリストからできるだけ多くのビジネスモデルを作り出す。作り出したビジネスモデルを一つずつ実行していく。実行しながら魚が釣れるポイントを見つける。時間と労力がかかるが暇がなくなるメリットが生まれる。
コロナ禍で営業するツール
お客探しは通常ならば足で探すことになる。コロナ禍では人に会ってビジネスを紹介するのが難しい。今、多くの営業マンがやっていることはZoomやGoogle Meetなどのオンライン訪問ができるツールを使うことである。インターネット経由でテレビ電話をする。そのためのアプリツールがZoomやGoogle Meetになる。
ZoomやGoogle Meetを知らなければ、インターネットで検索して勉強する。勉強して使えるようにすることである。勉強する時間が生まれる。分からないことだらけかもしれないが、目的がある勉強になる。勉強する過程で色々な発見がある。新しいことを学ぶ楽しさを味わえる。
暇な時間は勉強する時間として使われる。
主な投資はあなたの時間と労力
自分で仕事を作るには投資が必要になる。主な投資はあなたの時間と労力になる。毎日が日曜日のシニアならば、問題がないはず。後、必要なのはビジネスモデルを検証する時に発生する運営資金である。サービスビジネスであれば、大きなお金は必要ない。
ビジネスモデルを検証する上でどうしても必要な費用
- 名刺
- ホームページ制作費(ドメイン、レンタルサーバー、ホームページ作成など)
- ビジネスで快適に使えるパソコンやスマホ(パソコンやスマホを持っていなければ)
- その他必要なもの
営業活動を開始すれば、何が必要かが分かってくる。事前に運転資金を予算化することである。一つのビジネスモデルを検証するのにどれだけお金をかけるかを見積もる。お金が先に出るようなビジネスモデルは作らない。
コストを安くしたければ、自分で学んで作ることである。ホームページ等は勉強すれば出来る場合がある。レンタルサーバーのサービスの中に無料でホームページが作れる仕組みを提供している場合がある。
結論:
暇な時間をで精神的な苦痛を味わっているシニアが多い。70歳を過ぎると仕事をしなくなるシニア男性が増える。仕事をしていた時間が暇になる。その時間を何で埋めれば良いかが分からない。毎日が日曜日のシニアは自分で仕事を作ることである。小遣い稼ぎの仕事を自分で作ることで「毎日が日曜日」の状態から抜け出せる。
好きなことを仕事にする。それで小遣い稼ぎができればそれがセカンドライフの仕事になる。暇な時間がその仕事のおかげでなくなり、新しい生きがいになる。