年金生活を始めている高齢者(シニア)
団塊の世代の高齢者は、会社組織の制約から逃れて自由自適の生活をしていると思っている人達が多いだろう。実際は、こんな感じだ。
最初の半年は、自宅でゆっくりと好きなことをやりはじめる。本を読む。映画を見る。夫婦で海外旅行に行く。思いつくこと、やりたい事を行う。
徐々に今までやりたかったことが満たされ、時間をもて遊ぶようになる。この頃から、奥さんから「家にいないで昼間は外に行って!」というリクエストが多くなる。
60歳、65歳で会社を卒業しても暇な年金生活を始めるシニアは少ない。なんとか働ける場所を探し始める。すぐに見つかる仕事は自分が求める職種でない。自分の職歴や経験を考慮されない人の手を満たすだけの仕事が多い。お金を生活のために稼ぎたいという理由ならば、清掃、マンション管理、交通誘導、飲食業界などでアルバイトやパートの仕事を見つけやすい。
老後の生活は年金が支給される年齢65歳以降が出発点になる。残りの人生を自分の好みで作り出す。最終目的は「死」である。「死」に向かって与えられた時間を有意義に使い切る。あとは運命に任せるのみ。
GoogleのAI機能を使って60歳代の男性におすすめの予防方法を聞いてみた。下記がその回答である。
===
認知症は、脳の病気によって記憶力や判断力などが低下する病気です。高齢者になるほど発症リスクが高くなりますが、生活習慣を見直すことで予防することが可能です。
特に60歳代の男性におすすめの予防方法は以下の通りです。
生活習慣
脳の活性化
これらの予防方法は、認知症の発症を確実に防ぐものではありませんが、リスクを減らす効果が期待できます。自分に合った方法を見つけて、継続することが大切です。
===
これをすべてやる必要はない。ポイントは自分に合った方法を見つけて、継続すること。だから、69歳の私は将来の認知症リスクに対して出来ることをやりたいと思っている。以下がその方法である。
年金生活になるとテレビを見る時間が増える。そんな事をいうシニアが大半だ。日本の民放テレビ番組は、低俗そのものが多い。一言でいってつまらない。そんな中で下記に紹介する6つのTV番組は素晴らしい。シニアに好奇心を生ませる。当然、個人差はあるし、趣味趣向が違うので一つのお勧めTV番組リストとして参考にしてもらいたい。
私達はNHKに受信料金を支払っている。どうせ支払っているならば、NHKの番組で楽しめる番組を見ないと損である。民放のテレビ番組と比較するとNHKのテレビ番組は相当マシである。その中の一つにNHKスペシャルがある。民放の特集番組と違って制作費を多く使っているのが分かる。
民放の番組で見る価値がある番組は映画。時々、見落としていた過去の名作映画が放映される。いつも、録画している。CMを飛ばして見ることが出来るからである。
私の妻は、NHK教育番組で英会話を学んでいる。民放の番組ではNHK教育番組のような番組がない。私は時々こんな番組を見ている。
NHK BS 毎週月曜~木曜 午後0時~0時30分
世界の空港・駅・街角に置かれた“自由に弾けるピアノ”。人々が思い思いに音楽を紡ぎ、行き交う人が耳を傾ける。一台のピアノから生まれる“一期一会”の感動・・・ノーナレーションと定点カメラで見つめる。
人々の生の声が聞ける。色々な世界の生き方が見えてくる。
誰も若くなりたいという欲望がある。現実にそれが出来ないから誰もが求める。世の中のビジネスもこの欲求を餌にして若くなった感じを演出している物がある。若く見えるお化粧、エステサロン、肌を良くする食べ物や健康食品など数え切れないほど見つかる。
老いてくるほど男女ともに若さへの欲求が強くなる。若い頃には、こんな事など朝飯前だったのだがと悩む人が多い。私もそうだ。体力が落ちてきて持久力も低下してきている。何をすれば若くなれるのかを考えた。若さを印象づけるには肉体面と精神面の両方を考える必要がある。
肉体面での若さを印象づけるのは簡単である。衰えて失われ行く筋肉を増やす筋トレを始めることである。精神面は難しい。何かに夢中になってい活動していると周りの人たちがその活動力に若さを感じてくれる。若さは体から出るエネルギーの量で印象を変える。夢中になる何かを見つけるのが大変!
7月の中旬で梅雨も終わっていないのだが、異常気温が続いている。朝の7時でも気温が30度を超えている横浜である。丘の上にある自宅から最寄りの駅まで20分ほど歩く。気温が30度以上あり、湿度が高いと69歳のシニアの体は快適ではない。
空を見れば青空で直射日光が強い。すれ違う散歩中のシニア男性たちは何故か日傘をさして歩いていない。多くのシニア男性は帽子だけ被って歩いている。今年は何故か日差しがきつい。私は帽子から日傘に変えている。日傘を使うと確実に日陰を作り体感温度を5度ぐらい下げてくれる。
帽子だけでは体感温度を下げない。強い日差しが頭に降り注ぐことを防ぐだけである。散歩中のシニア男性はその違いを知らないのだろうか。なぜ、日傘を利用しないのだろうか。そんな疑問をすれ違うシニア男性を見て思った。
23 / 194
このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。