連休の最中に、スターバックスのテラスに座り、コーヒーを飲んで通り過ぎていく通行人を眺めていた。目が行くのは、いつも、若い女性。何歳になっても男は若い女性に目が行く。若さは美貌である。若いだけで女性が輝く。20歳代の女性と30歳代の女性では、肉体の若さが表に違いとして出てくる。20歳代の女性は初々しさがある。30歳代の女性は、成熟した雰囲気が出ている。
通行人の中に美人と可愛い女性を見つける。結婚するならば、どちらを選ぶだろうか。多くの男性は美人を選ぶのではないだろうか。
美貌に囚われずに可愛いさで妻と結婚して良かった!
私は28歳、妻は24歳の時に結婚した。その当時はこれが一般的な婚期であった。今は、30歳代が多いのではないだろうか。若い頃は美人に目が行っていた。派手な女性が私の好みであったからだ。米国帰りでブロンドの女性と付き合っていたためか派手な女性に目がどうしても行く。
美人の魅力は若いときだけ
横浜は美人が多い。横浜駅界隈で美人を探そうと思えばすぐに見つかる。美人の定義は難しい。個人差がある。あの女性は美人だが私の好みではないとか。個人的な好みがどうしてもある。可愛い女性にも個人差がある。可愛いと思う人と思わない人がいる。
だから、人生の出会いは面白い。あんなブ男がなぜこんな美人と結婚できるのか。あんな可愛い娘がなぜこんな男と夫婦なのかとか。理解できないカップルが多い。
テレビ局の女性アナウンサーには美人が多い。NHKの朝7時の女性アナウンサーは、美人である。私好みの美人だ。あんな美人と結婚できればなあと思っている男性も多いだろう。
でも、肉体的な美貌は、老いてくると美貌でなくなるという事実を知ってほしい。Beauty is just skin deep.(美は皮膚の深さまで)という言葉がある。
可愛さは死ぬまで消えない
可愛さは年齢に関係なくその女性自身の中にある。可愛さにも肉体的な可愛さ、性格的な可愛さ、声の可愛さ、特定の表情の可愛さ、仕草の可愛さなど色々あるが詰まる所、その女性の人間性である。
私の妻は風貌だけでなく話し方、仕草、性格で可愛さを醸し出している。私が結婚した理由は性格からくる可愛さだった。その人の性格は一生続く。自分が妻の性格を可愛いと思っている限りその印象は死ぬまで続く。肉体的な美貌は、残念ながら、年齢的に限度がある。女優で若い頃、美人で有名な人が60歳代になってからその美貌が消えている。
若返りの整形手術をしても限度がある。無理をすれば不自然さが顔や体に出てくる。韓国の若い女性は整形が当たり前というほど整形している。一見美人に見えるが、何か不自然さを感じる。整形して美人になってもその美貌は長続きしない。
肉体美は老いてくれば消えていく。内に秘めた美貌は、消えていかない。可愛いという感じは内に秘めた美貌である。若い男性に言いたいのは外見だけで結婚を決めないことである。一緒にいて可愛さを感じ、その魅力が強ければ結婚を決断すべきだ。
外見はあくまでも出会いの取っ掛かりである。後はお付き合いをして一緒にいるのが楽しいかどうかで決まる。美貌は年齢とともに風化していく。内に秘めた可愛さを持っている女性を探すのが正解である。美貌よりも可愛さを選んだシニアからの助言である。
結論
- 美人と可愛い、どちらが自分を幸せにするか。
- 美貌は年齢とともに消えていく。残るのは内に秘めた魅力だ。
- 外見は出会いを作るきっかけにすぎない。外見で結婚相手を選ぶのは失敗に終わる。