自動車は、走る武器である。運転操作を間違うと人を殺してしまう。老人による自動車事故が増えている。視野が狭くなり、耳が遠くなり、反応感覚が鈍くなり、アクセルとブレーキを間違ったり、危ない運転をしている老人が増えている。
家族からは、自動車の運転をやめるよう諭される。自動車運転免許証を返納して運転経歴証明書(身分証明書の代わりとして使用可能)を発行してもらうよう助言される。
運転に自信が持てなくなったら・・・
70歳になると「高齢者講習(70歳から74歳までの方の免許更新」を受講することが義務付けられる。75歳になると講習予備検査と高齢者講習(75歳以上の方の免許更新)の受講しなければ免許の更新ができなくなる。
年齢に関係なく自動車の運転で不安を覚えたら、事故を起こす前に本当に自動車が必要なのかどうかを考える。自動車でなく別の交通手段で日常の目的が達成できないかを検討する。
70歳を越えて自動車を運転しないと生活が維持できないという高齢者は、電動アシスト自転車が代替の交通手段になる。食料品や日常品の買い物であれば、電動アシスト自転車が役に立つ。電動アシスト自転車を使うメリットは、足を使うので足の筋肉を鍛える。維持費が安い。15万円以内で最先端の電動アシスト自転車が買える。駐車場の費用もなくなる。
健康と経済面で電動アシスト自転車は、メリットが多く、老人の交通手段として最適である。自動車免許証を自主返納してもガッカリする必要はない。移動手段として電動アシスト自転車はハンディな自転車になるからだ。1回の充電で最高83キロまでの走行距離でアシストしてくれる。
ヤマハ製電動アシスト自転車PASナチュラXLスーパーならば、充電時間が3.5時間でオートエコモードプラスで83キロの走行距離を達成している。
電動アシスト自転車で問題になるのは、4万円、5万円、6万円ぐらいでネット販売されている製品が粗悪のものが多いことだ。バッテリーが1年使ったら買い替えとなったり、故障する回数が多いとか。価格で電動アシスト自転車を買わないことだ。
シニアは、最高の品質の電動アシスト自転車を購入して快適な移動手段として使うのが一番良い。直ぐに使えなくなる製品は、安かろう悪かろうの製品だ。
電動アシスト自転車は、カタログや店員の言葉で購入を判断しないで試乗を何回も行って使い方に慣れてから購入すると良い。試乗を何度もさせてくれる電動アシスト自転車販売店をまず探すことだ。