悩ましい問題がある。生活力を失うシニアたちだ。誰も雇用してくれない。多くのシニアが国民年金では食べていけないために生活保護に頼り始める。自分で生活費を稼ぎたくても稼げない。年齢制限だ。社会はまだシニアの労働力を積極的に活用しようとしていない。
年齢が70歳になれば肉体労働が体力的にできなくなる。そんな状態になっても働いてお金を稼ぐ方法を探す必要が出てくる。
老いたシニアがお金を稼ぐにはインターネットの知識が必須!
私が声を大きくして言いたいのは、シニアは「インターネットを上手く利用する知識」が必要である! インターネットを利用する上で基本的な事は:
- メールの設定と送受信(PC、タブレット、スマートフォン)
- ウエブブラウザーの使い方
- ブログでの情報発信操作
- インターネットでのリスク回避知識
上記の知識は、現時点での話である。10年後には、音声でメール作成が出来たり、音声メールを送れたりするだろう。ウエブブラウザーに代る便利な情報送受信ツールが生まれてくるかもしれない。ホームページ資産を一つのビックデータとして取り込んで情報をウエブで探すのではなく、人工知能が音声で答えてくれる時代になっているだろう。
家庭は、PC1台という時代からロボット1体という時代になっているかもしれない。
生活費で困っているシニアは、60歳以上の方々が多い。60歳から75歳ぐらいまでは、健康寿命の範囲であるので普通の生活や労働が出来る。問題は、普通の生活が出来なくなった時だ。そんな状態でも生活費を自分で稼ぎ出したい人はいる。
実社会で体を使う仕事は年齢と共に無くなっていく。「1984年」ジョージオーエル著が描く世界に出てくるシニアによる監視社会は別だが。75歳を越えたら「世間は働くな」と言ってくる今の社会。私たちから働くという生活習慣を無くすと人生の羅針盤を失う人たちが続出する。
インターネットでお金を稼ぐことが出来れば・・・
一般的に多くの人たちがE-Commerce(オンラインショップ)サイトを開設して物品やサービスをやり始めている。このやり方は、販売する物がある人たち向けビジネスである。販売する製品が無い人たちは、ブログサイトを立ち上げてアフィリエイトビジネスやクリック広告収益ビジネスをしている。
いずれを取っても学習カーブはきつい!簡単にお金を稼がしてくれない。
シニアには、時間がある。その時間をインターネットで稼ぐ方法を試行錯誤で学ぶことに使うべきだ。例えば、ブログサイトを立ち上げるだけでも良い。自分が発信する情報でどれだけ集客が出来るか。集客が出来ないサイトはインターネットで稼げない!!
インターネットで稼ぐには、インターネットで集客する方法を試行錯誤で学ぶことから始まる。時間がかかる。だから、シニアに向いている。一つの目安は、1日にユニークユーザー数100名以上だ。これぐらいの人数がブログサイトに集客できれば、マネタイズできる市場が生まれる。