シニアと自覚している人は、毎年毎年、新しい人に会う機会を失っていく。何か自分でビジネスを展開している、または、会社勤めをしているならば、人と会い情報交換が出来るが家でじっとしている人はその機会を失っている。
定年退職、または、歳が邪魔になって再就職が出来ない50歳代の人は、どうしても一人ぼっちの世界に引きずり込まれる。生きた情報は、人と会う事で伝わる。一人ぼっちになると入って来る情報は一方通行の情報である。情報が会話で発展しない。
老後の生活を仕事で豊かにしたいシニアならば、積極的に人と会って会話が出来る環境に自分を置くことである。再就職を探すにしても、起業を考えているにしても、有益な情報は人と会話をしている時にひらめきとなって手に入る。会話がヒントになって再就職のアプローチが間違っていたことに気づいたり、探す分野がわかったりする。
人との会話から新しい仕事情報と探すヒントが得られる
仕事を探しているシニアは、人材紹介会社からの返答を待つことになる。待ちの姿勢で仕事探しをするシニアが多い。世間一般的な仕事探しの方法では、自分が望む再就職先を見つけるのは難しい。
再就職探しは、攻めの姿勢で仕事を探す必要がある。
あなたがやるべき攻めの職探し方法:
- この会社で働きたいという会社をリストアップする。人材募集がある、なしを気にしないで自分の売り込みをする。一度だけで良いから会ってくれと!
- 現役の社員である同僚、知人、友人と頻繁に会って相談する。会話から職探しのヒントや別の選択が生まれてくる。
- 自分の興味がある分野のセミナーや勉強会の懇親会で知り合った人に相談する。困っている人を見れば、助けの手を出してくれるのは自然な流れであるからだ。
仕事探しをしているシニアは、仕事をしている人と積極的に会って仕事の情報を得る努力が必要だ。人に会えば、自分が探している仕事が見つかる会社や知人を紹介してくれる可能性がある。
自宅で考え込む生活をするのはマイナスである。仕事を探す上で今自分ができる事をリストして一つずつ実行して行くしかない。再就職先を探すときは、待ちの姿勢ではなく、攻めの姿勢で働いている人と会って話をする機会を増やすことである。