スターバックスで知人のビジネスマンと話をしていた。製造業は人手不足だそうだ。仕事があっても製造をする人が足りないという。2023年は新卒にとって楽な就職活動になりそうだ。どの企業も若い労働力を求めている。中小企業も同じだが若い労働力を確保できないでいる。そのため、彼らの目は60歳以上のシニア、主婦、外国人労働者に向かっている。
65歳を過ぎると専門職以外の仕事は見つかり難い。人手不足を補うためのパートやアルバイトの仕事が中心になる。自分の専門や得意分野で仕事を探すならば、人の紹介で探したほうが確率が高くなる。正攻法では書類審査で落ちてしまう。
まずは年齢制限がない人不足業界で仕事を探してみることである。
高齢者が求められる仕事!
私が住む大規模マンションは清掃業者がシニア労働者を沢山雇用している。マンションの周りの草木の手入れからゴミ収集場の掃除まで。目が合うとかならず先に挨拶をしてくれる。年齢的には65歳から75歳代の方が多い。雑草の手入れなどは女性高齢者がほとんどだ。庭いじりで慣れているのかもしれない。
裏方の仕事で高齢者が活躍
若者たちが関心を示さない裏方の仕事。健康で体が動かせるシニアであれば、建設現場の警備、交通整理、マンション管理人、清掃業務、スーパーのカート回収やゴミ処理などがある。もっと知的な仕事を探そうとすると専門職の領域になる。
例えば、外国語が得意な高齢者は警察署で募集している通訳に登録(神奈川県の場合)してみるのも良い。多少条件が付く場合がある。通訳者は資格などが無くても英語や他の言語が得意であれば良いとの事。
飲食関連は3Kと呼ばれているがファーストフードチェン店ではシニアのスタッフを雇用し始めている。若い労働力が集まらない。高校生や大学生はもっと時給が良いアルバイトに引きつけられる。シニアスタッフを募集しているモスバーガーは有名である。ファミリーレストランのすかいらーくグループもシニアスタッフを募集している。
ブラック企業で働かされないよう名の知れた大手の会社でシニアの仕事を探した方が安全でシニアが働ける環境が整っている。
保育と介護業界は常時人材不足
保育士・教育職系のシニア・60代以上歓迎の求人情報で捜すと色々と仕事が見つかる。保育と介護業界は常時人材不足である。若い人たちは給与が低いので長続きしない。その上、社会経験が少ないので幼児や老人の対応が上手く出来ない。シニアは人生経験が豊富だが体力が無い。長時間の労働で問題がある。労働時間を上手く調整できれば、シニアでもちゃんと労働力として働ける。
需要がある仕事や業界
- 観光関連の仕事(通訳、観光ガイド、案内、受付など)
- IT業界
- 保育や介護業界
- 宿泊業界(ホテルの稼働率90%以上で賃貸物件を民泊に使い始めるのだが、管理者が必要になる)
これから観光客が海外からやって来る。大都会だけで無く地方にも観光客はやって来る。絶対的に不足するのは英語や他の言語を話せる、理解する人材である。この分野でシニアが活躍できる事は確か。少しでも英語が出来て翻訳端末機(タブレットなど)を操作できれば、一寸した案内やコミュニケーションが外国人と出来るようになる。
結論
裏方の仕事でシニアが活躍している。清掃業者がシニア労働者を沢山雇用している。マンションの周りの草木の手入れからゴミ収集場の掃除まで。健康で体が動かせるシニアであれば、建設現場の警備、交通整理、マンション管理人、清掃業務、スーパーのカート回収やゴミ処理などがある。
これから需要が見込める分野でシニアが出来ると思われる仕事を探してみれば、自分でも働ける仕事が見つかる。確実に見つかるのは飲食業界。ファストフード店舗などにスタッフ募集のポスターが張られている。近くのスーパーでもスタッフ募集が常時張られている。
あとは自分の生活リズムにうまくはめ込めるかどうかである。
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