60歳、65歳、70歳、75歳と5年間隔で老後の生活と仕事を見直す必要がある。健康状態にもよるが、自分の仕事が自分でコントロールできるならば、仕事を辞めたいと思った時が辞め時になる。雇用されるキャリアならば、65歳から70歳が限界。その後をどう過ごすかは、考えて準備したほうが良い。
5年間隔で老後の節目がある。60歳で定年退職、65歳で会社組織から卒業(追い出される)し70歳までアルバイトやパートで過ごす、その後は70歳で起業するしかお金を稼ぐ道が見当たらなくなる。75歳で健康面での問題をどう解決するかで仕事が続けられるかが決まる。
年齢で雇用される機会を失ったら、残る選択肢はシニア起業と完全な引退しかない。余生を自分なりに楽しもうと思うならば、一度は起業体験をしてみても良い。会社で部長になるよりも起業して社長になる方が簡単であることが分かる。
個人事業主ならば、税務署に個人事業主になる申請書を出せばそれで完了。お金は一切かからない。これが法人になるとお金が思う以上にかかることを知ることになる。シニア起業は個人事業主で始めてうまく行けば法人成りを果たすというのが流れである。
ビジネスの体裁を作るのは簡単!だが、儲けられるビジネスを作るのは大変。でも、やりがいはある。


介護が必要になるシニアは、認知症、他の重い病気、そして、足の筋肉の低下で歩けなくなる人たちが多い。病気で介護になるのはどうしようも無いが、足の筋肉の低下で介護が必要になるのは防げる。
足が不自由になると必ず家族に負担が行く。自分で動けない不自由な体を家族が支援することになり、家族の労力と負担時間を増やす。今からシニアが出来ることは「自分の足」を鍛えることである。朝、夜に散歩をするからそれで良いと思っている方が多いが、それでは足の筋肉を増やせない。年齢とともに普通の生活で足の筋肉量は年間1%づつ減っていく。だから、筋肉を増やす筋トレ運動を始めないと時間の問題で足が不自由になる。
後期高齢者となる75歳のシニアは自分の体に老化の変化が起きていることに気が付いている。その老化現象を今からでも改善したいと願うが、75歳から筋肉トレーニングを始めて本当に筋肉が体に付いてくるのだろうかと疑っている。
筋肉細胞は約48日間で新しい細胞に入れ替わる。筋肉は鍛えれば鍛えるほど成長する。48日毎に筋肉トレーニングの効果が体に現れてくることを自覚してほしい。鍛えている筋肉の部位にある贅肉が少しづつ減っていく。筋トレを続けると自然に食欲が増す。徐々に基礎体力が増えてきていることに気が付き始める。
筋肉が体についてくると成長ホルモンの分泌が増えて同時に免疫力も向上する。風邪を引かなくなる。その結果、病院に行くことも少なくなり、医療費も減少する。足腰を鍛えることで今まで以上に歩行が楽になる。転びそうになっても踏ん張れる。
筋トレを始めるシニアはマイペースで体に無理が行かない負荷で運動を続けること。それが一番大事。ジムのトレーナーが作ったメニューを忠実に行い、進捗状況を確認するだけで数値が効果を示してくれる。多くのシニアは健康食品を取れば筋肉が増えると思っているが、それは大間違いである。
定期的な筋トレ習慣とバランスが取れた食事(タンパク質が多い)が伴わないと筋肉は体についてこない。
34年住み続けているマンションの部屋リフォームを始めた。大げさなリフォームではないが、すべての部屋のクロスと絨毯の張替えである。マンションに住みながら行うリフォームであるため時間がかかる。各部屋のクロスを順番に張り替えたあとにクロスの張り替えを終えた部屋から絨毯を張り替える。1ヶ月はかかると言われている。
ここで面倒なことは各部屋の荷物を移動すること。二度同じ荷物を移動することになる。そこでこの機会に要らない物を処分することとなった。本棚にある本は重い。数も多い。それで本を捨てることから始めている。
最初はブックオフに持っていって処分しようと思っていたが、英語の書籍や辞書、劣化がひどい本、バーコードがない本などブックオフでも受け取ってくれない本が多かったのでやめた。捨てた本は自分の人生を作るうえで参考になった本が多かった。
米国の大学で使用した教科書や英語ペーパーバックス版辞書を見ると学生当時の記憶が戻ってくる。英語習得で活用した英会話の参考書やテープ教材、英語読解力をつけるためのペーパーバックス、コンピュータ関連の参考書、インターネットビジネス関連の参考書、経営者のための参考書、株式投資関連、税務処理関連の書物など。現在と未来で使わない本を思い切って捨てた。
本は買わないで図書館で借りる方針で老後の生活を楽しんでいる。本の価値は目的を終えた時点で終る。
イエダニに噛まれて血液を吸われるという経験が今までなかったというよりは、今までに何が原因かわからない赤い点が痒いということがあった。それがイエダニの跡とは思わなかった。自宅ではイエダニに噛まれた経験がない。今回、別荘として使っている一軒家の自宅でイエダニに襲われたらしい。それが私だけでなく妻にもである。
これが分かったのはネズミである。東京にある別荘は月に2回ほど利用している。一軒家であるのでマンションの自宅と違ってネズミがいる。宿泊すると夜屋根裏で走り回る音が聞こえてくる。今までネズミの駆除を何度か試みたが、利口なネズミであるためか罠にかからなかった。
でも、ある日、ネズミが通る道に粘着シートを複数枚置いたら、その罠に引っかかっていた。 その写真がこれである。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。