老人の怪我予防を考えると3つの要素が重要になる:水分、筋トレ、食事である。義母が85歳の時に貧血で倒れて頭と背骨の怪我をした。あれから4年が経過した。現在、老健施設でリハビリ生活を送っている。今、怪我の原因を考えると義母の体の状態から起きるべきして起きたのではないかと思わざるを得ない。
義母は少食で定期的な運動もしていなかった。当然、水分補給を意識した生活もしていなかった。85歳の年齢を考えると体の筋肉も失い、自分の体を自由自在にコントロールできる体力的余裕もなかった。多くの老人が義母と同じような老化現象に遭遇している。
老人が倒れると必ず怪我をする。骨折をすると入院するのだが骨折は治っても足の筋力が衰えて自分で歩けなくなる状態になる。病院から老健施設に移り、足のリハビリ生活をする。義母の場合は頭と背骨の怪我で入院していたがせん妄状態になり急遽自宅で療養することになった。
老人が介護ベッド生活状態になると必ず足の筋力が急激に衰えて歩けなくなる。老人にとって自分で動けなくなる状態になるのはもう普通の性活に戻れなくなる事を意味する。老人の怪我は死活問題に通ずる可能性が高い。
いつも、スターバックスでパソコンを見ながらコーヒーを飲んでいる。若い人(会社員)は私の事をどう見ているのだろうか。朝は会社が始まる午前9時前にスターバックスのテラス席でコーヒーを飲んでいる。その前を通り過ぎる会社員たちが多い。
会社に出勤しないでゆっくりとスタバでコーヒーを飲みながら仕事をしているシニアに何か感じているだろろう。最近はIT起業中心だけでなく大手企業もリモートワークを許し始めた。私のようにスタバでパソコンを開きながらスマホでビジネストークをしている若者が増えた。
60歳代のシニアもタブレット端末やパソコンをスタバに持ち込んで仕事をしている。私だけの特権ではなくなった。コロナ禍でリモートワークとウエブ会議が当たり前になりつつある。
老後の生活で安心できる貯蓄金が6千万から1億円だという分からない金額が独り歩きしている。多くの高齢者は、こんな大金を用意できないだろう。極一部の裕福な老人たちだけだ。お金を貯めるだけでは、老後の安心を作れない。
一番安心なライフスタイルは、毎月定額の収入が銀行口座に振り込まれる生活スタイルだ。死ぬまでキャッシュが流れるように自分の銀行口座に振り込まれる仕組みができていれば、6000万円から1億円の貯蓄は必要ない!
シニアの弱みは年齢という社会の差別と老化による体力の衰えにある。他人の会社に頼った生活を続けてきたシニアは65歳以降、自分に頼る生活にシフトせざるを得ない。会社経営者は老人を雇用しない。体力を要求する仕事があっても自分の体がついていけない。
65歳以上のシニアは年金プラス小遣い稼ぎビジネスを作り出して毎月定期収入が生まれるビジネススキームを作らねばならない。私は暇という時間がある全てのシニアにインターネットを活用した小遣い稼ぎビジネスを試行錯誤で試すことをお勧めする。
お金は人生の保険である。お金が感謝されるときは、お金という保険が適用された時になる。通常の保険は、なにか予期せぬことで多額な費用が発生した時に保険金が支払われる。保険に入らなくてもたくさんのお金があれば保険はいらない。貧乏人は、お金が沢山ないので万が一のために保険に入るのだが、裕福な人は保険に入る必要はない。自分が持っているお金で対応ができる。
シニア向けの医療保険や生命保険がテレビで頻繁に宣伝している。月々の掛金が2000円から4000円と安い。当然、補償金額も多額でない。多くても200万円ぐらいである。それでも宣伝に騙されて保険に入るシニアが多い。
お金が人生の保険だからか。
老人たちは朝、自宅を出て公園に向かう。公園のベンチに陣取った老人たちがあちらこちらに見る。ある老人のグループ(女性が多い)は、いつものゲートボール試合をしている。老人の男性たちは、グループでいるよりも一人ベンチで公園の風景を眺めている。
人生の終焉を待つだけの老人たちの目には、如何にして残りの人生を楽しむかという命題だけが残っている!66歳の私も今 "After Retirement Life"を考えている。今の仕事がなくなったら、どうしようか。仕事と筋トレが大きな生活のリズムを作っている。
67歳はまだ若い。75歳を過ぎたときに「まだ若い」と感じられる体がほしい。筋トレはそのためにやっている。自由に自分の体を動かすためである。年齢とともに身体は衰えて行く。健康寿命を出来るだけ伸ばすには年齢とともに失われていく筋肉を維持、強化するしか無い。
後は、好奇心を持って刺激ある生活を作っていくしか無いと感じている。何故か、好奇心は年齢とともに失われていく感じがする。
102 / 197
このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。