kaidan smartphone walk

横浜駅相鉄線到着階段を通勤で降りていく時、数人の若い男女がスマホを見ながら階段を降りているのを見かける。スマホを見ながら階段を降りている若い女性の後ろを降りる私は、憤りを感じていた。朝の通勤時間帯だ。誰もが早く改札口を出たい。階段も早く降りたい。そういった気持ちでいる時にスマホ歩きの人が前にいると朝から憤りを感じてしまう。

スマホを見ながらでは行動にリスクが生まれる

スマホ歩きをしている人は、学生や若い人が多い。さすがにシニアは見かけない。朝の出勤時間帯は、誰もが遅刻しないように急いでいる。階段も早く降りたいという雰囲気が満ちている。それでも、スマホ歩きをしている若い男女が多い。

何故、階段の上り下りでもスマホを見るのか?

私の観察ではゲームに夢中になっている若者が多い。Lineチャットをしながら階段を降りている人もいる。スマホを覗き込んでいる人は別世界にいる。気が行っているときはスマホの世界に没入している。自分の周りの人の事を気遣う、感じる事が難しい。

スマホの世界に没入している自分の存在がどれだけ周りに迷惑をかけているか自覚していない場合が多い。当事者が被害者になり、嫌な経験を体験しない限りその人には歩きスマホ問題の自覚は生まれて来ない。

スマホを操作しながら階段を降りていく人は問題なく階段を降りられるという自信があるようだ。他人の目からは危ない降り方をしているように見える。周りの人よりも降りる速度が遅い。後ろにいる人はスマホ歩きをしている人を注意して階段を降りている。

階段でも何故スマホを見続けるのか?

  1. スマホ依存症になっている
  2. スマホを見ながら同時に階段も間接的に見えるから大丈夫という判断と考え方
  3. 途中でスマホ操作をやめられない精神状態

スマホ歩きをして階段を降りようとする人へ

今日も相鉄線横浜駅でスマホ歩きをして階段を降りて行く人の後ろについてしまった。後ろから見えるスマホの画面にはLINEチャットが見えた。階段を降りながらチャット入力をしている。私はとてもそんな芸当はできない。すごいと思いながら、階段を降りる時に踏み間違いをしないのだろうかを心配した。

階段を降りる速度は横を降りて行く人と比べて確か遅い。私の目は危ないと言っている。階段を降りるときは周りを降りて行く人たちと同じぐらいの速さで降りないと周りに迷惑が行く。

階段で足の踏み間違いを起こして前に倒れ込むと確実に前を降りている人に怪我をさせる。年配の方ならば、骨折をする。打ち所が悪ければ、救急車を呼ぶような大事故にもなる。そんなリスクが階段を降りつ時に付きまとう。歩きスマホで自分が加害者にならないようにスマホを見る、操作するTPOを意識する必要がある。

踏切、横断歩道、歩道がない道路、階段など歩きスマホで危ないと感じる場所ではスマホをポケットの中に入れて一時的に使わないマナーを身に付けることである。歩きスマホは場所によって凄い迷惑行為をすることになる。

歩きスマホを減少させる方法

歩きスマホを無くすことは難しいが少なくする方法はある。

  1. スマホのGPS機能を使って動いている時はスマホに警告メッセージを出したり、機能しないようにする(スマホの設定)
  2. 歩きスマホが危険な場所を告知、啓蒙する
  3. 歩きスマホで加害者になった事例を伝えるポスターを貼る

こんなアプリがある。

■ ドコモ「歩きスマホ防止機能」
スマホを見ながら歩いていると、歩行中であることを検知し、警告画面を表示されます。警告画面が表示されている間は、スマホの操作ができなくなります。

■ ソフトバンク「STOP歩きスマホ」
スマートフォンの画面を見ながら歩行していると、「やめましょう、歩きスマホ」と表示されます。警告画面が表示されている間は操作ができませんが、歩行を中止すると再度操作が可能になります。

■ auの「歩きスマホ注意アプリ」
スマホの画面を見ながら歩行すると歩行中であることを検知すると、警告画面を表示されます。歩行停止を検知すると、警告画面が自動的に消えます。

(引用元:歩きスマホの実例と対策。被害者・加害者にならないための知識

結論

スマホ歩きで危険な場所は駅の階段。不特定多数の人の往来がある。危険な場所として階段がある。駅の階段で危険な行為(歩きスマホ)をすることは思いがけない事故を引き起こす。スマホに夢中で前方不注意になり前を降りている人を転ばせて怪我をさせてしまったなど。

スマホを見ながら行動することには無理がある。スマホを使う場所をわきまえて周りに迷惑がかからないようにすることである。