残りの人生の楽しみ方 - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

ihop生きたくて行けなかったホーとケーキチェーン店

7年前の4月中旬に夫婦で仕事兼観光の旅行をした。行き先は、Washington, D.C.とSan Diegoである。San DiegoでiHOPと言うホットケーキチェーン店でホットケーキを食べる予定でいたが、出来なかった。

米国旅行の楽しみは日本では味わえない料理である。San Diegoでは、Holiday Inn Expressのホテルに宿泊した。朝食付きである。そこで始めて味わったのは、トルコソーセージ。鰯のすり身のような色をしたフラットのソーセージであった。味はもちろんソーセージの味である。

夫婦で楽しむ海外旅行は私達シニアにとっては幸せそのものを楽しむモーメントであった。今はコロナ感染で思うように海外旅行に出かけられない。シニアにとって旅行がナンバーワンの余生の楽しみ方になっている。最近は夫婦で県民割を活用した1泊2日のドライブ旅行に出かけている。月に1回は夫婦で近隣県の観光地を1泊2日のドライブ旅行で巡っている。

非日常の生活を楽しめる旅行はシニアに楽しみと喜びを与える。

余生を楽しむ上での問題

衣食住で、ある程度満たされているシニアであるならば、子供が巣立った後に漂う人生の空虚さを感じだろう。人間としての義務に子育てがある。親として次世代の自分(クローン)を育てる義務である。どの生き物にしても次の世代を継ぐ子育ての時期がある。その終わりが人生の終わりになる。

今、私は67歳である。日本人男性の平均寿命は82歳、健康寿命は72歳だそうだ。そうなると、あと5年ぐらいしか自由に残りの人生を味わう時間が無い事になる。70歳以降は自分の運命と健康管理に依存することになる。

定年退職後の人生で困ること

残りの人生を楽しめるシニアはどれぐらいいるのだろうか。60歳で定年退職をした方は人生を楽しむ事を考える前にこれから向かえる自分の人生に不安を抱く。

何をしたら良いのだろうか

横浜の街を歩くと夫婦連れのシニアが沢山歩いている。散歩のつもりで街に出てブラブラしているという印象である。やっと、人間としての義務を果たして自由な時間を得たという感じなのだろう。子育てのための拘束時間は長かった。会社からの拘束は定年で終わる。そして、使い方が分からない自由な時間を与えられる。

夫婦関係が良いと一緒にいるという事が苦痛にならないというか、お互いの世界を持ち、お互い干渉しないで生活が出来てしまう。それを可能にするにはお互いの生活を干渉しない生活のリズムが出来ているからである。

自宅にいる旦那は奥さんにとって邪魔の存在

多くの定年退職者は奥さんの邪魔になるような存在になってしまう。その問題を解決できれば良い夫婦関係を維持できる。妻は旦那にいつもように朝早く自宅を出て、夜遅く帰宅するというライフスタイルを求めている。そのライフスタイルに変化があると奥さんのライフスタイルに悪影響が起きる。

自分の事で頭がいっぱいのあなたは奥さんがどうのように自分の存在を感じているかよく分からないでいる。自宅にいる事で始めて奥さんの日常生活のパターンを目にする事になる。自宅でゴロゴロしてる主人は妻にとって邪魔な存在になる。

奥さんたちは地域に独自の交際ネットワークを作り上げている。旦那なしのネットワークである。私たち旦那族は地域に根ざした交流ネットワークを持っていない。自宅と会社を行き来する伝書鳩である。地域の隣人よりも会社の同僚たちとの交流を深める。週末を除き毎日顔を合わし会話をする人たちは会社の同僚である。

新しい生活のリズムを作る

定年退職後の人生は会社生活から遺脱した自分独自の生活を作らねばならない。世間ではそれを第二の人生と呼ぶ。今までの生活とは全く違った生活になるシニア男性が多いからである。平日の昼間8時間を何に使うのかで悩む。外出しても行く場所がない。カフェで読書をしても飽きる。

定年退職者にとって一番簡単で心地良い選択肢は仕事をすることである。正社員、非正規社員を望んで再就職を試みる。現実は悲惨である。年齢が壁になり、面接までたどり着かない。残るは派遣社員、パートやアルバイト、最後は起業か、ボランティア活動をするしか無い。

私ならば、パートやアルバイトの仕事を見つけて新しい生活の基盤を作る。こんな感じである。

  1. 週3日間、パートやアルバイトの仕事をする
  2. 残りの2日間は、健康寿命を伸ばすためスポーツジムで筋トレをする
  3. 週末は近くの公園でお弁当を持って夫婦で散歩する

生活のリズムの中心をパートやアルバイトにして残りの時間を別の活動に使うことで平日の昼間8時間を有効に使う。時々、息抜きで旅行に夫婦で出かける。 今までと違った非日常的な生活を日常的なライフスタイルに取り込むことで老後の生活を楽しむ。

結論

65歳で年金を受給し、生活する上で衣食住で問題がないシニアは第二の人生を送ることになる。問題は平日の昼間8時間を何に使えば良いのか分からないということ。新しい生活のリズムを自分で作り出さねばならない。パートやアルバイトを仕事にして基盤を作り、普通の生活が維持できるようにスポーツジムで筋トレに励む。

妻の生活習慣に干渉しない新しいライフスタイルをシニア男性は作り出すことになる。妻は今までの生活パターンを維持し、旦那は第二の人生を創り出す。その合間に夫婦で非日常の生活を楽しむ旅行に出かける。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。