私は来年67歳になる。66歳のシニアは70歳、80歳を越えているシニアの生活が見えていない。どんな精神状態でどのような生活をしているのだろうか。私が知っている年配のシニアは、複数のNPO団体に所属している。NPO活動で仲間を作り自分なりの生活を組み立てている。
70歳、80歳の高齢者の多くは仕事から離れている。仕事が毎日の生活リズムの中から外れている。仕事中心に生活を送っている66歳の私には、70歳、80歳を越えたシニアがどの様な生活のリズムとスタイルで老後を楽しんでいるのか想像ができない。
私が70歳になったら、どんな生活をしているのだろうか。ちょっと考えてみた。
70歳、80歳、私は何をしたいのか?
一つだけ確かな事は70歳を越えてもお金を稼ぐ仕事に就いているという事である。私は、他界するまで仕事をやり続けたい。仕事をやり続ける事で私の人生を全うしたい。
肉体労働ではなく知的生産の仕事
今の仕事は知的生産の仕事。インターネットの仕事であるため過去の知識と経験が生きる仕事をしている。インターネットビジネスは、名前や見かけが変わっても根本的なビジネスモデルは変わらない。だから、シニアでもその道に精通していれば十分お金を稼げる。
70歳を過ぎても会社で雇用されているシニアは、少ないだろう。顧問として会社にいても70歳近くになると次の人にバトンタッチである。だから、70歳を過ぎると多くのシニアは自営業をするか、NPO団体に所属して何かをやるかになる。
70歳を過ぎると老化現象が肉体に強く出始める。体力も落ちて行く。肉体労働の仕事は年齢とともにきつくなる。体力に頼る仕事は年齢的に限度がある。知的生産の仕事は頭脳と経験と知恵で何とかなる。
インターネット経由で完結できる仕事を今のうちに作っておけば老後の仕事で苦労をすることはない。年齢に関わらずインターネットの知識とスキルはますます社会で求められる。自分の趣味と得意にインターネットを掛け合わすことで何か出来ないかを考える。
70歳、80歳でやりたい事
出来る、出来ないは考えないで、ただ、その夢に向かって行けば良い。70歳過ぎにロングバケーションを海外の観光地で楽しみながら、インターネットの仕事をやり続ける夢がある。お金が定期的に稼げる仕組みをインターネットで構築してしまえば、日本で仕事をする必要は無い。
80歳を越えたら、国内旅行を楽しみながら自分たちのペースで未訪問の地域とその土地独自の料理を味わいたい。自動運転の自動車がその頃に出来上がっているかもしれない。行きたい観光地をAI搭載の自動車に言葉で指示するだけだ。老後の旅は色々な出会いをもたらしてくれる。インターネットの仕事をしながらやりたいことをやり、自分たちの生活のリズムで貴重な老後の時間を楽しみたい。
時間に余裕が出来て、お金がインターネットで稼げれば、生活する場所に固守する必要は無い。海外だけで無く国内の地方都市に長期滞在してその地の良さを味わう事も出来る。
海外での仕事が多かったので国内で訪問した事が無い地域が沢山ある。地方の良さを老夫婦で思いっきり味わって楽しみたい。これが私の70歳、80歳を越えたシニアの老後かもしれない。
70歳を過ぎたら、いつ死んでも良いような生活を!
平均年齢が82歳であるから私も82歳まで生きられると思うのは間違い。人生は思い通りには行かない。70から80歳になる間に他界していく人が急に増える。(参照元 保険マンモス)
70歳から終活準備をする。金銭関係の情報を整理し、銀行口座・通帳・印鑑・キャッシュカード・パスワードなどを家族に残せるようにする。金融資産は出来る限り現金の形にして銀行から下ろせるようにする。銀行口座は2行だけにして管理する。
仕事をしていれば、仕事関連の情報を整理して家族に何をすれば良いかをまとめておく。終活準備は時間をかけて少しづつやる。自分の生活をできる限りシンプルにすることで他界したあとのトラブルを回避する。
結論
70歳、80歳の生活は自分がその年齢になってみないと分からない。個人差の幅が大きくなる。人生の価値観が老後の生活に反映されるからである。与えられた老後の自由をどのように使うかで生活スタイルが変わる。
私の70歳、80歳はインターネット経由で知的生産の仕事を続けたい。肉体は老化するが頭脳は肉体ほど老化しない。社会につながって生きる生活をしたい。