老いてくると入れ歯をする人が多くなる。歯の手入れが不十分なため虫歯になったり、歯周病になったりして自分の歯が失われて行く。遺伝により歯が強い人とそうで無い人。生活習慣で健康な歯を台無しにしている高齢者もいる。
歯は、生きて行くために必要な食べ物をかみ砕く道具である。この道具がないと普通の食事が出来なくなる。それは、寿命を短くする第一歩である。
家内の両親は二人共入れ歯の生活をしている。硬い食べ物は食べれない。歯が丈夫であった頃に好んで食べていたステーキやせんべいなどを避ける食生活になっている。食べるものに制約が生まれてしまうのだ。食べる楽しみが歯を失うことで激減する。
歯の手入れを定期的にしないと老人は食事が楽しめなくなる
虫歯になる入り口は、歯石である。歯石は、歯茎に付着する細菌の塊である。この細菌が歯周病をもたらす。
(引用先:http://www.jacp.net/jacp_web/general/about.html)
歯科クリニックの歯医者さんからは、半年に1回定期的に歯石掃除をすることを勧められる。この2,3年の間に歯石掃除の重要性を認識し始めた。今までは、歯に詰めていたモノが取れたり、ちょっとした歯痛でしか歯科に足を運んだことがなかった。
最近、家内に脅かされて歯科に年1回歯石取りで足を運んでいる。今年から年2回の歯石クリーニングにしようかと思っている。
私の歯は、比較的綺麗で健康的な歯をしている。虫歯も数本程度で冠をかぶせている。この10年間、虫歯で悩んだ経験は無い。
だが、家内曰く。
歳を取るほど歯が弱くなり大事にする必要があるので歯石取りは定期的に行わないと健康に響くと脅すのである!!
歯が健康的で丈夫であると美味しい食べ物を楽しむことが出来る。入れ歯では何かと不自由だ。お金もかかる。自分の歯は、死ぬまで保持したいと思うのは当たり前だ。歯が痛くなってからでは遅い。 シニアは、歯石取りを意識して定期的に行うことである。
体が若くない。歯も若くない。長年の手入れが不十分であると老いるにつれてその悪影響が表面化する。歯の健康は、見逃しがちである。人間ドックでは、歯の健康チェックがない。それも一つの要因かも。
歯医者さん曰く、下の前歯に歯石が付いているのは気がつきやすいが奥歯に付いている歯石は見逃される。それを見つけて掃除するには、歯科で歯石を取るしかない。
歯が痛いと何も出来なくなる。仕事も遊びも食事も旅行も、全て歯痛のためにキャンセルになる。歯石を定期的(1年おきか、半年おき)に取ることにはそれなりの理由がある。