老いると歯が突然抜け入れ歯になるのは何故なんだろうか? - 仕事、健康、筋トレ、暇

介護支援で先日義父の自宅に一泊二日してきた。夕食時に93歳の義父が私に話してくれたことが印象的であった。70歳頃から歯が突然ポロリと取れて来てしまったのだよ。今まで問題が無かった歯が根元からポロリと抜け落ちてしまったと言う。

93歳になった今、上の歯はすべて入れ歯になっていると義父は言う。入れ歯になると固い物は食べれなくなるから歯は大切にしないとだめだねと私に助言してくれた。

ステーキが食べたくなっても入れ歯で噛み切る固さの肉でないと食べれない。カルビーのフルグラなどは、凄く食べたいのだが固い物が入っているため食べれないと悔やんでいた。せんべいは、入れ歯になった時点で諦めたという。

老いて来ると歯が入れ歯になるリスクに気が付かなかった私

入れ歯の経験が無い私である。入れ歯で生活をしている老人の気持ちは今までわからなかった。わからなかったと言うよりも気が付かなかったと言った方が良いだろう。入れ歯の人も私と同じように問題なく食事が出来ていると思っていた。食べれるものと食べれないものが発生しているとは考えもしていなかった。

私の自慢は、家系から来る強い歯である。子供の頃の虫歯で上に2本、下に3本の奥歯に被せものをしているだけだ。歯並びも綺麗だ。65歳の今でも28本全て揃っている。お陰で好きなせんべいやステーキを好きなだけ食べられる。そんな私でも家内のススメで年2回半年毎に歯石取りで歯科クリニックに通っている。予防医療である。

子供の頃の虫歯治療で歯医者の印象が悪いため、今はできるだけ避けている。歯の痛みは耐え難い。その意味合いで歯の予防医療に気を使っている。歯石取りも快適とは言えない。出来るならば、やりたくないのが本音である。

歯石を取る習慣

還暦になった時に家内から年に2回は歯石を取る習慣を身に付けなさいと強く言われた。義父が70歳頃に歯がポロリと取れたのは、知らないうちに歯周病になっていたのではないかと思っている。健康な歯を維持するための基本は、予防治療として歯石を取り除く事だ。歯石が原因で歯周病になり健康に見えていた歯が突然ポロリと抜けてしまう。

それを予防するために年に2回は歯科クリニックに行って自分の歯の状態を検査し、歯石を取り除くしかない。この2年間、家内と同じ時期に歯科クリニックに出かけて歯の検査をしている。今までの所、歯茎の色もピンク色で虫歯もない。時々、歯に被せたものが取れたり、詰めていたものが取れたりして歯科クリニックに行く事が有ったぐらいだ。

私は1日3杯ぐらい嗜好品のコーヒーを飲む。コーヒーは下の前歯に色が付着しやすい。半年に1回の歯石取りで必ず下の前歯に付着したコーヒーと歯石を取ることになる。コーヒーの色が歯石に付着するからである。

歯茎が弱くなってくると歯間ブラシを使っている時に血が出てくる場合がある。特に奥歯の歯間でそれが置きやすい。私の歯磨きは、出来るだけ歯磨き粉の量を少なくしている。研磨剤が多いと歯のエナメル質を削ってしまう。歯ブラシは、基本、夜寝る前の1回しかしていない。それで何も問題が発生していない。個人差があるのでそれが良いかどうかはわからない。

60歳を過ぎたら歯石からくる歯周病に注意することである。 

食事を楽しむには健康な歯が必要

食べたい物が入れ歯のために食べれないという不都合な生活は、老後のクオリティ・オブ・ライフを台無しにする。高齢者に美味しい土産を持っていくときも相手の歯の状態を気にする必要がある。美味しくても固ければその味を楽しめない。あげた人に食べてもらえない土産物では意味がない。

歯が丈夫でない人は、食べたいものが食べられない。入れ歯にすれば、それが解決されると思っていたがテレビの入れ歯安定剤CMのようにはならない。義父の証言がそれを物語っている。老後の生活での楽しみに美味しい料理を食べるがあるが歯を悪くするとそれが楽しめない。

義両親を家内と一緒に2泊3日のドライブ旅行に連れ出す。旅館でゆっくりして美味しい料理を楽しんでもらいたいと思っても食べられるものと食べられないものが出てきてしまう。お金があっても、健康であっても、歯に問題を抱えると食事が楽しめない。

歯石取りで歯科クリニックに行くと歯の治療で待っている老人たちを多く見かける。老いて来ると知らないうちに歯の健康も悪くなるという現実を悟らせられる。歯が悪くなると体全体の健康も悪くなると聞く。歯が悪いために食事の量が減り、肉が噛めないためにタンパク質の多い肉料理が楽しめなくなる。

50歳、60歳を過ぎる前までに歯の健康を意識して予防治療をすることである。まずは、定期的な歯石取りである。料金として3000円前後になると思う。

歯の治療には思いがけないお金がかかる

家内の奥歯の一部が突然割れてしまった。家内の話では、差し歯にしないとダメらしい。国民健康保険適用の差し歯であると耐久年数が短くて色が変色すると言っている。保険適用外のセラミック差し歯にすると白さと耐久年数が良くなるという。価格が10万円ぐらいと言うから驚いた。今までに歯科の治療で数万円も支払った記憶が無いからさらに驚く。

妻の友達も歯の治療で歯科クリニックに通っている。彼女は、今人気のインプラントで歯の治療をするという。インプラントは、一般的に国民健康保険適用外で自費になるため高額な治療費が発生する。同時に治療期間とアフターフォローも長い。1本あたり25万から50万円ほどお金がかかる。

インプラント手術で失敗したら、これまた大問題である。テレビの宣伝では気楽に受けられる歯の手術のように見えるが、誰もが安心して受けられる手術ではない。インプラント以外の入れ歯、差し歯、ブリッジなど他の治療について歯科医と良く相談するべきだろう。

歯の治療は、老いてくれば来るほど高い費用が発生し治療期間も長くなる。まだ、健康な歯が残っているうちに歯の予防治療を定期的に行うべきである。決して損をしない。

結論:

60歳から80歳になる間に歯の治療を受ける高齢者が多い。多くのシニアは、差し歯、ブリッジ、インプラント、入れ歯などのお世話になる。 健康な歯を維持するためには、予防治療を定期的に行う必要がある。

高齢者の歯は歯周病で歯をなくす傾向が強い。歯周病は、歯石からくる。定期的な歯石取りは有効な歯の予防治療になる。年2回の歯石取りをやっていないシニアは検討すべきである。

 


my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。