最近知ったことで介護現場でセクハラが横行しているという。本能的欲求を抑えられない老人男性が介護ヘルパーの女性に性的な言動、依頼、タッチなどのセクハラ行為をしているケースが増えているという。介護が必要な老人が、なぜ、そんなに元気なのか?一瞬、驚いてしまう。
性的な本能は年齢に関係なく介護現場で問題となる
介護が必要な老人は自分で体を動かす上で不自由な人が多いはずだ。本能的な欲求を抑えられなくなる精神的な背景は一体何なんだろうか。
若い女性と男性との接点が少ない老人
老人は、老いてくると若い女性や男性と触れ合う機会が極端に少なくなる。奥さんや夫が他界していればなおさらである。月何回かやってくる若い男性や女性介護ヘルパーにその欲求のはけ口を見い出す。本能が、老人の倫理観を狂わせてしまうのだろう。
家族でない若い男性や女性に新鮮な感情を持ち、不自由な生活のはけ口を本能に任せてしまう。理性でコントロールできる老人とそうでない老人がいる。こればかりは、その人の人格に依存する。
介護を必要とする老人が増えると同時にセクハラ行為で悩む女性介護ヘルパーも増加する。体力的には、女性介護ヘルパーのほうが強い。体に触ってほしくないのに無理やり触ってくるという行為が問題なのだろう。介護作業をしている最中に女性の体を触り始めると介護の仕事が出来なくなる。
理性がある老人ならば、女性介護ヘルパーの人格を尊重して迷惑行為はやらない。お世話になっている側であるからそれは当たり前である。それをそう思わない老人男性が多いという事か。
女性介護士はどのような事をして迷惑行為を止めるのだろうか?
①「やめて下さい」と毅然と拒否する(つけこませない)
②セクハラが想定される状況をなるべく作らない
③特定の人が被害にあう場合は担当を代える
④複数のヘルパーで対応する
⑤状況をご家族に報告しご家族の協力を得る
⑥再発した場合には、協議のうえ契約を解除する
(引用先:キャリアパーク)
老人男性の本能的欲求を満たす仕組みや対策がこれからもっと求められる。女性介護ヘルパーが介護されている老人の欲求のはけ口にならないようにする何らかの仕組みが必要だ。
その欲求を処理を支援するロボットやバーチャルリアリティが実用段階になれば、老人男性の欲求も解消されて行くかもしれない。原則、自分の本能的欲求を自分で処理できる環境や道具が必要になる。この分野に新しいビジネスが生まれるだろう。体の不自由な老人男性や女性のための解消医療サービスだ。
セックスボランティアという言葉がある。
セックスボランティアとは、身体または知的障害を持っていることが原因で、セックス(性行為)の機会を得ることが極端に少ないか、セックスあるいは自慰を行うことが物理的、肉体的に困難な人々に対し、性行為の介助(介護)を行う人のことである (引用先:ウキペディア)
介護、福祉業界でセックスボランティア(有料化)の必要が今後注目されるのではないか。
2025年になると団塊の世代が75歳以上になる。介護サービスが必要になる老人が急増する。同時に介護ヘルパーに対するセクハラ行為も増加する。老人女性による若い男性ヘルパーへのセクハラ行為というニュースは聞こえてこない。若い女性ヘルパーのにニュースばかりである。
65歳のシニア男性として老人ホームや介護施設で生活しているシニア男性をみていると世間から隔離された生活を送っていると感じる。人間の本能として生きている性欲に対する介護対策がなされていない。道徳的に公の話題にされないプライベートなことであるからだ。
それ故、老人ホームや介護施設、個人宅での女性介護ヘルパーへのセクハラ行為が問題になる。老人ホームや介護施設の担当者たちと話してもこの問題は話題にならない。公の話題として相応しくないと認識されて闇に隠されてしまう。介護ヘルパーと管理担当者の間での話題に留まる。
元気な老人でも若い人たちとの接点が非常に少ない。少ない故に若さに魅力を感じている老人が多い。老人ホームにいる若い人たちは、介護ヘルパーたちである。シニア男性にとって若い女性介護ヘルパーは欲求のはけ口であると同時に若さに触れる機会になる。理性が崩れているシニア男性ほどセクハラ行為に走る。
セクハラ行為が起きるタイミングは、入浴時と着替え時が多い。若い女性介護ヘルパーが老人に触れて作業をする時になる。
これから益々シニア男性(女性)の性的欲求を解消医療サービスとして介護施設や訪問介護で提供する必要性が出てくる。