シニアの筋肉や筋は耐久性が悪くなり筋肉痛や腱鞘炎になりやすい? - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

歳を取って来たと思わせる体の変化。今までは何でもなかったのに、69歳になってから体に痛みを感じ始めた。右足の足首上の筋が痛いのだ。筋トレでLeg Extension(レッグエクステンション)を10回x3セットやった。今までこの筋トレは一度もやってこなかった。新しく始めたのだが、まさか、これで腱鞘炎になるとは思ってもいなかった。 

最近、なぜか、体中に腱鞘炎が起きている。全て、筋トレに原因があるのだが、69歳になってからそんなことが起きたので驚いている。確実に体の筋肉や筋の耐久力が落ちている。無理をすると思いがけない痛みを味わう。筋トレを週2回行っているのだが3週間ぐらい休むと筋力がガクッと落ちる。定期的に筋トレをやり続けないと筋力と耐久力は維持できない。

身体の老化に対抗するために筋トレを続けている。その効果は体感できる。ただ、無理をすると筋肉痛と腱鞘炎になる。

なぜ、腱鞘炎になると筋を伸ばしたり、曲げたりするときに鋭い痛みが起こるのか?

結論から言えば、今まで鍛えていない筋肉や使っていない筋肉を動かすと今まで何とも無かったのに痛みを感じ始める。ちょっと運動をして見たら、使った筋肉の部位が腱鞘炎を起こす。

孫が生まれたら、おばあちゃんが孫を抱くことが多くなる。60歳を過ぎているおばあちゃんの腕は、孫の重さを耐えきれなくなっている。特に肘の筋が腱鞘炎に成りやすい。曲げるたびに痛みを覚え始める。

雨が降り出したら、傘をさす。傘を10分以上さし続けると肘を曲げた状態が続く。傘を閉じると肘を伸ばす時に痛みを覚える。ずっと、同じ状態で筋肉を使っていると60歳を過ぎたシニアの体は痛みを覚え始める。今までになかったことだ。

高齢者は使っていない筋肉の耐久力が落ちている事に気がついていない!

腱鞘炎になると筋を伸ばしたり、曲げたりするときに鋭い痛みを感じ始める。この痛みを和らげるためには、炎症を抑える湿布をして、痛みを発している部位の筋肉をできるだけ使わないことだ。治るまでちょっと時間が掛かるが自然治癒力に頼るしか無い。整形外科医院に行けば、痛み止めの注射をしてくれる。それで1週間後には治るのだが、何度も同じ治療をすると効果が無くなる。

典型的な腱鞘炎は、親指のバネ指現象。スマホを頻繁に使う人は、親指を使い過ぎる。そのため、親指に腱鞘炎は生まれる。使い過ぎから起きる筋の炎症である。シニアの場合は使っていない筋を使うだけで腱鞘炎になる場合が多い。使っていない筋は衰えて行っている。普通に動かして問題がないはずなのに後で痛みを覚え始める。

普通の負荷に耐えられないほど筋が弱まってきているのが理由である。階段を上がり終わったら息切れがするという老化現象と類似。若い時は息切れなどを経験していなかったのに、なぜ、この歳で息切れを感じ始めるのか。そんな疑問で頭が一杯になる。別に病気になっているわけでもない。理由がわからないだけ。

私は両手の親指がばね指状態になっている。親指の付け根に炎症が起きている。動かせないほど酷くはないので自然治癒力で治そうとしている。時間はかかるが、仕事にはあまり影響がないのでそのままにしている。困ったのは4日前に筋トレで痛めた右足首上の筋の炎症である。歩くたびに痛みを覚える。数時間以上歩いていると炎症が再発してしまうほど痛くなる。

シニア向け全身の筋肉を鍛える運動

シニアになると全身の筋肉を使う運動が少なくなる。例えば、通勤列車に乗るだけで全身の筋肉は使われるのだが、職場に行く必要がなくなる。毎日自宅から最寄りの駅まで歩くこともない。自宅にいる時間が増えると自然に体の筋肉は使われなくなる。これはシニアの健康維持の面でマイナスである。

毎日3分、シニア向け筋トレの動画

やり過ぎない程度の筋トレを毎日行うことで筋肉は維持され、耐久力も衰えない。お風呂から出たあとにストレッチ運動をすれば良いのではと思うかもしれないが、ストレッチだけでは筋肉に十分な刺激が行かない。筋肉は普通の生活で掛かる負荷以上の負荷を与えないと強化されない。負荷をちょっとづつ増やしていくと筋肉は強化される。

上記の動画を見て全部はできないと思ったら、一つだけ選択してそれだけをやり続けてみることである。一つの筋トレを続ける運動習慣ができれば、あとは少しづつ追加していくだけである。シニアの筋肉痛と腱鞘炎は使い慣れていない筋肉を普通の負荷以上に無理して使ったときに起きる。

筋肉痛と腱鞘炎の予防と対策

今出来ることは炎症を抑える湿布を貼り続けるしか無い。1週間ぐらい湿布を貼り続けてあまり長く歩かなければ治ると思っている。ちょっと使っていない運動をしただけでこうなるのだから先が思いやられる。

高齢者が医者からたくさんの湿布薬を頂く理由が分かる。衰えていっている筋肉を普通に使うだけで筋肉痛が発症するほど老人の筋肉は弱くなってきている。60歳を過ぎたら出来るだけ全身運動をする習慣を身につけるしか無い。意識的に筋肉を動かし、筋肉を少しづつ鍛える。筋肉を作り出すタンパク質の多い食物を食べる。適度な筋トレをする。私のようにやり過ぎると腱鞘炎を起こす。

結論

  • 両親指と右足首上の筋に腱鞘炎を味わっている69歳のシニア。
  • ちょっと使っていない筋肉を鍛えたら負荷に耐えられなくなったためか筋に炎症を起こしてしまった。
  • 60歳以上のシニアの体は知らないうちに老化が進んでいる。
  • 全身の筋肉を使う運動を定期的に行うことが予防対策になる。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。