なぜ、シニアは腱鞘炎になりやすいのか? - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

歳を取って来たと思わせる体の変化。今までは何でもなかったのに、64歳になってから体に痛みを感じ始めた。右足の足首上の筋が痛いのだ。筋トレでLeg Extension(レッグエクステンション)を10回x3セットやった。今までこの筋トレは一度もやってこなかった。新しく始めたのだが、まさか、これで腱鞘炎になるとは思ってもいなかった。 

最近、なぜか、体中に腱鞘炎が起きている。全て、筋トレに原因があるのだが、64歳になってからそんなことが起きたので驚いている。

なぜ、腱鞘炎になると筋を伸ばしたり、曲げたりするときに鋭い痛みが起こるのか?

結論から言えば、今まで鍛えていない筋肉や使っていない筋肉を動かすと今まで何とも無かったのに痛みを感じ始める。ちょっと運動をして見たら、使った筋肉の部位が腱鞘炎を起こす。

孫が生まれたら、おばあちゃんが孫を抱くことが多くなる。60歳を過ぎているおばあちゃんの腕は、孫の重さを耐えきれなくなっている。特に肘の筋が腱鞘炎に成りやすい。曲げるたびに痛みを覚え始める。

雨が降り出したら、傘をさす。傘を10分以上さし続けると肘を曲げた状態が続く。傘を閉じると肘を伸ばす時に痛みを覚える。ずっと、同じ状態で筋肉を使っていると60歳を過ぎたシニアの体は痛みを覚え始める。今までになかったことだ。

高齢者は、使っていない筋肉の耐久力が落ちている事に気がついていない。

腱鞘炎になると筋を伸ばしたり、曲げたりするときに鋭い痛みを感じ始める。この痛みを和らげるためには、炎症を抑える湿布をして、痛みを発している部位の筋肉をできるだけ使わないことだ。治るまでちょっと時間が掛かるが自然治癒力に頼るしか無いだろう。整形外科医院に行けば、痛み止めの注射をしてくれる。それで1週間後には治るのだが、何度も同じ治療をすると効果が無くなる。

典型的な腱鞘炎は、親指のバネ指現象だ。スマホを頻繁に使う人は、親指を使い過ぎる。そのため、親指に腱鞘炎は生まれる。使い過ぎから起きる筋の炎症だ。シニアの場合は、使っていない筋を使うだけで腱鞘炎になる場合が多い。使っていない筋は、衰えて行っている。普通に動かして問題がないはずなのに後で痛みを覚え始める。

普通の負荷に耐えられないほど筋が弱まってきているからだ。階段を上がり終わったら息切れがするという老化現象と類似だ。若い時は息切れなどを経験していなかったのに、なぜ、この歳で息切れを感じ始めるのか。そんな疑問で頭が一杯になる。別に病気になっているわけでもない。理由がわからないだけだ。

私は、両手の親指がばね指状態になっている。親指の付け根に炎症が起きている。動かせないほど酷くはないので自然治癒力で治そうとしている。時間はかかるが、仕事にはあまり影響がないのでそのままにしている。困ったのは、4日前に筋トレで痛めた右足首上の筋の炎症だ。歩くたびに痛みを覚える。数時間以上歩いていると炎症が再発してしまうほど痛くなる。

今出来ることは、炎症を抑える湿布を貼り続けるしか無い。1週間ぐらい湿布を貼り続けてあまり長く歩かなければ治ると思っている。ちょっと使っていない運動をしただけでこうなるのだから先が思いやられる。

高齢者が医者からたくさんの湿布薬を頂く理由が今わかった気がする。衰えていっている筋肉を普通に使うだけで筋肉痛が発症するほど老人の筋肉は弱くなってきている。60歳を過ぎたら出来るだけ全身運動をする習慣を身につけるしか無い。意識的に筋肉を動かし、筋肉を少しづつ鍛える。筋肉を作り出すタンパク質の多い食物を食べる。適度な筋トレをする。私のようにやり過ぎると腱鞘炎を起こす。

この記事「腱鞘炎になると筋を伸ばしたり、曲げたりするときに鋭い痛み」のポイントは、

  • 両親指と右足首上の筋に腱鞘炎を味わっている64歳のシニア。
  • ちょっと使っていない筋肉を鍛えたら負荷に耐えられなくなったためか筋に炎症を起こしてしまった。
  • 60歳以上のシニアの体は、知らないうちに老化が進んでいる。

 


私のブログサイトはリンクフリーです

 

  • このブログサイトは、私の許可なくリンクを張って頂いても問題はありません
  • 相互リンクをご希望の方は  まで。

 

my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。