60歳以上の男女で仕事を探している人は多い。特に、夫と死に別れた女性や独身の女性は大変苦労している。その苦労は、男性の倍以上だろう。高齢者は、年齢、体力、時代に合った一般スキル(パソコン操作)、柔軟性、健康などの面で若い年代の就労者に負ける。これらのハンディを越える何かが求められる。
専業主婦が長い年配の女性は会社での労働経験がないので会社組織内での仕事を探すのは難しい。むしろ、専業主婦が家庭でやってきたことの中から経験が生きる仕事を探したほうが見つかりやすい。健康で普通の生活が出来ている年配女性ならば、アルバイトの仕事はある。
ファストフード業界と介護施設業界は人手不足である。介護施設のアルバイトでは必ずしも介護ヘルパーの資格を必要としない。そんなアルバイトがある。
年配の女性がやっている仕事
50歳から70歳ぐらいの年齢の女性たちがグループ(3~4人ぐらい)で通りかかる女性にアンケートと言って話しかけている。キャッチセールスをアンケートを取るふりをして行っているのではと思ってしまう。なぜか、男性はやっていない。年配の女性たちだけである。いつも仕事場にしているCafeに向かう途中で見かけることが多い。
街角でアンケート調査の仕事
どのような仕事をしているか直接聞いたことはないが、想像できる。一つ目は、詐欺商法の一環。二つ目は、特定の年齢層の個人情報取得、3つ目は、企業から依頼された市場調査の一環。
年配の女性たちはパートで雇われた人たちが多い。ターゲット層に合う人(多くは女性)を見つけて話しかけてアンケート会場に連れて行くという仕事が3つ目の市場調査。この手のおばちゃんたちであれば、安心して話を聞いても良いだろう。問題は、騙されて詐欺商法をさせられているパートのおばちゃんたちだ。
路上でアンケート調査をしている年配の女性の中には、品と教養があるおばあちゃんたちもいる。時々、不思議に思う時がある。お金に困っていないような年配の女性に見えるからだ。何か社会でやりたいという事なのだろうか。
年配の女性が出来る仕事は限られる
飲食店の仕事、清掃の仕事、スーパーのレジの仕事、チラシのポスティング、宅配便の配送(特定マンション敷地内に限定)などがある。
健康で体力があれば、単純労働の仕事が見つかる。事務や庶務の経験があれば、中小企業で雇ってくれるかもしれないが、人間的な縁が必要だろう。私が良く見かける年配の女性は、立ち食いそば屋のおばちゃんたちだ。いつも元気にそばを食べさせてくる。
彼女たちは、働ける口があれば何でもやるという姿勢だ。仕事で選り好みが出来ないことを知っている。男性は、どうしても選り好みしてしまいがちだ。横浜の街を注意深く観察しながら歩くと色々な年齢の人が仕事をしているのが分かる。年齢層によって担っている仕事が違うように見える。
介護施設支援のアルバイト(介護の資格不要な仕事)
スケッターという介護支援の仕事マッチングのサービスが有る。お手伝いを求めている介護施設とサポートしたい人をつなぐマッチングサービスである。実際どのようなアルバイトがあるかを見てみると自分でもできるかどうかの判断ができる。スケッターが提供するアルバイト。
グーグル検索 シニア女性 資格がいらない介護支援のアルバイト で検索をしてみると年配女性が働ける介護施設の求人がリストされる。色々とコンタクトを取ってみれば、思いがけない仕事が見つかる可能性がある。
安心して働けるファストフード店でのアルバイト
マクドナルト、モスバーガーなどはシニアを積極的に雇用している。近くのファストフード店に行って求人募集の内容を聞いてみる。自分ができる仕事があるか見極められる。店内の清掃業務などはシニア女性でも出来る仕事になる。不特定多数のお客との接点を持つこともない。色々な職種があるのでそれをまず見つけることから始めること。
結論
年配の女性が何での良いから働きたいという。そんなシニア女性ならば私はファストフード業界で仕事を見つけるべきである。マクドナルト、モスバーガーなどは積極的にシニアを雇用している。安全で確実に賃金を頂ける仕事であればファストフード業界での仕事をオススメする。