67歳のノマドワーカーがカフェでインターネットの仕事をしている。午前も午後もカフェが仕事場になっている。最近は、IT企業もリモートワークを推奨しているためか、若い会社員も私と同じような仕事形態で働いている。
シニアノマドワーカーが直面する問題はカフェでの忍耐力低下である。スタバを仕事場にして使っていると子供連れや赤ちゃん連れの母親たちが必ず息抜きでやってくる。子供や赤ちゃんの声や鳴き声が響き過ぎて耐え難くなってきている。子供や赤ちゃんの声が響くのはどうしようもないのだが、加齢とともに忍耐力が落ちて来ているのが分かる。
カフェは図書館やコーワーキングプレスと違って雑音を出しても気にならないことである。その点、気楽に仕事ができる環境になる。仕事をする場所は好みによる。お金を節約するならば、カフェやコーワーキングプレスから始めてはどうか。
お気に入りの場所を探す事
16年間もシニアノマドワーカーとしてカフェを使ってきた経験から今からシニアノマドワーカーになるシニアはコーワーキングオフィスで仕事を始める事だ。コーワーキングオフィスにはノマドワーカーが仕事をする環境が整っている。子連れのお母さんたちもやってこない。静かだ。Wi-Fi環境も整っていて無料ドリンクサービスも付いている。月2~3万円の会員費用を支払えば済む。
スターバックスが私のお気に入り
私はスタバで1日最低500円を使う。ランチなどを加えると1500円ぐらいになる。1か月にして3万円以上は出費する。 本来ならば、私もコーワーキングオフィスで仕事をすべきなのだが、こんな事情でカフェで仕事をしている。
- スタバの雰囲気が米国的で気に入っている
- スタバで働いている女子大生店員との会話が楽しい
- 長時間いても追い出されない
つまり、スタバの雰囲気が好きだからだ。
コーワーキングの欠点
コーワーキングの欠点は静かすぎる事である。雑談ルームに行かないと気軽におしゃべりが出来ない。集中して仕事をする時は好都合なのだが、気晴らしをしたい時は、コーワーキングオフィスを出るしかない。ちょっとした食べ物は自前で用意する必要がある。スタバでは食べ物が買える。ただ、他の店で買ってきた食べ物は店内で食べられない。営業妨害になる。
カフェの欠点
私の知人でノマドワーカーをしている人はルノアールやドトールを仕事場として使っている。人それぞれの好みがある。パソコンを使ってインターネットに接続しながらネットのビジネスをするのだが一番困るのはイスとテーブルの高さが最適でない事である。パソコンのキーを打つとき、高さが低いと頭を下げながら打つ事になる。この姿勢は首と肩を非常に疲れさせる。肩コリになりやすい。
スタバのイスとテーブルは他のカフェのテーブルやいすの高さと比べて使い易い(最適ではないが妥協できる)。これも人による。少なくとも長時間キーボードを使う仕事の人はイスとテーブルの高さに気を使う。出来るだけ首を下に曲げない姿勢でキーボードをたたける高さでないとだめである。
スタバが込み合っている時は別のカフェを探さねばならない。カフェならばどこでも良いというわけではない。禁煙でコーヒーが美味しいカフェが良い。比較的すいているカフェを探すのが大変。横浜駅周辺のカフェはいつも混んでいる。空いている時間帯に来て先に席に座り確保し続けないと仕事が出来なくなるという悩みがある。
カフェによっては長時間席で勉強や仕事をするお客を追い出す、または、排除する警告メッセージの紙を張り出している。長時間(3時間以上)カフェで仕事が出来る環境を提供するカフェが前提条件になる。シニアノマドワーカーは最初からそんなカフェを見つけられない。私も色々なカフェに出入りして環境を試してみた。
その結果、スタバが一番私の仕事環境として適していた。でも、スタバに満足をしていない。スタバよりももっと環境が良いカフェを今も探している。スタバの良さは可愛い女性たちの出入りと適度なバックランド音楽がある点が良い。時々、新製品のドリンクやケーキを試食する機会がある。コーワーキングオフィスではこんな変化は無い。仕事オンリーである。
結論
- 今から起業するシニアはカフェか、コーワーキングオフィスで仕事を始める事である。節約ができる。
- コーワーキングの欠点は静かすぎる事。
- カフェの欠点はイスとテーブルの高さが最適でない事。