シニアは積極的に職業訓練所でスキルを学ぶ - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

高齢者向けの職業訓練サービスがあるかを探していたら、東京都で職業能力開発科目を無料で受けられるページを見つけた。神奈川県も探したが、どうもそのような高齢者向け職業能力訓練講座はなかった。年老いてもお金を稼がねば生きていけない老人が多い。

多くの職業訓練所でのコースは、若者向けだ。高齢者向けのコースがもっと開設されても良いのではと思っている。高齢者が働きたいと思った時に時代に合った知識と技術を学び直す必要がある。学んで仕事に就きたいシニア向けの職業訓練所があると労働生産が出来る人口が増える。

職業訓練を受けたいシニアは、ウエブで「職業能力開発校」検索をしてみると良い。

高齢者に求められる時代に合った知識と技術の習得

東京都が提供するTOKYOはたらくネットでは、下記のようなコースを無料で提供している。期間は、6ヶ月間である。内容的に時代を反映している新しいスキルを学ぶコースらしき物は見当たらないが、仕事にありつける分野のコースが多い。経験がないがやってみたいという東京在住の高齢者は、トライしてみると良い。

東京はたらくネット 職業能力開発校

建築関係(高齢者科目)

科目名期間対象課程入校時期昼夜センター
インテリアリフォーム科 6か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 4・10月 アイコン:中央・城北 高年齢者
ビル管理科 6か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 年2回 アイコン:中央・城北 高年齢者
アイコン:城東
アイコン:多摩
設備保全科 6か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 4・10月 アイコン:城南
ハウスサービス科(夜間)(内装作業コース) 6か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 4・10月 アイコン:中央・城北 高年齢者
ハウスサービス科(夜間)(住環境コーディネーターコース) 6か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 4・10月 アイコン:中央・城北 高年齢者
ビル設備管理科(夜間) 3ケ月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 年4回 アイコン:中央・城北 高年齢者

電気関係(高齢者科目)

科目名期間対象課程入校時期昼夜センター
電気設備管理科(高年齢者訓練) 6か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 年4回 アイコン:多摩 八王子校
電気設備保全科 6か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 4・10月 アイコン:中央・城北 赤羽

その他(高齢者科目)

科目名期間対象課程入校時期昼夜センター
ビルクリーニング管理科(一般・高齢共用) 6か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 4・10月 アイコン:多摩 府中校
庭園施工管理科 6か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 4・10月 アイコン:多摩
ホテル・レストランサービス科 6か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 4・10月 アイコン:中央・城北 高年齢者
マンション維持管理科 3か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 年4回 アイコン:城南
施設警備科 3か月 高年齢者向 短期(授業料等無料) 年4回 アイコン:城南 大田校

本来は、未来指向型の職業訓練コースがあれば良いのだが。スマホが無い時代に育ったシニアにスマホが体の一部になっているような生活をしている若者向けコースを提供しても無理があるからだろう。

先端を行くインターネットビジネス関連授業

もし、インターネットで最先端のウエブビジネス関連授業を無料で学びたいのであれば、Schoo Web Campus(スクー ウェブキャンパス)を試してみると良い。スクーは、無料の生放送授業で学べるオンライン動画学習サイトである。インターネットで最先端の授業を無料で受けられる。

ただ、無料と有料がある。真剣に色々な知識を動画で学びたい方は、月額980円を支払う必要がある。動画授業が無制限で受講できる。インターネットで知識を得ること自体がシニアにとって未知の世界かもしれない。英語が分かれば、米国のスタンフォード大学の無料講座も受講できる。

インターネットを使い慣れることから始めるシニアも多いと思う。そんな場合は、自分の子供や孫から学んだ方が良いかもしれない。孫にお願いするならば、小遣いを授業料としてあげれば良い。子供ならば無料でも文句は言わないだろう。それが難しい高齢者は、お金を支払ってインターネットのABCを第三者から学ぶしかないだろう。

起業を目指すならば

お金を稼ぐシニアになるには、今持っている自分のリソースを時代に合わせる努力が要求される。昔取った杵柄だけでは、駄目な時代になってきている。大きな変化が起きている今は、自分で変化を起こしていかないと時代に取り残されてしまう

どのようなビジネスで起業をしたいかが分かっているならば、その分野の会社でアルバイトやパートの仕事をすることである。OJTをしながらその分野のビジネス環境や知識を学ぶ。未経験の起業であるから現場の知識が必要になる。

起業する種がないならば、起業を目指す人たちが集まる都道府県が開催する無料セミナーに出かけて情報を集めることである。シニア生涯ワーキングセミナーなどで第二のキャリアを目指す人たちが集まる。

結論

暇を持て余しているシニアが新しいスキルや知識を習得したいと思っているならば、3つの選択がある。

  1. 職業能力開発校でスキルと知識を習得する(無料)
  2. インターネット動画で色々なスキルを学ぶ
  3. 起業する

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。