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今朝の朝日新聞求人ページにマンション管理人募集が幾つもあった。夫婦住み込みや通勤タイプまで。なぜか、単身住み込みがない。必ず夫婦住み込みとある。こんな人材募集広告には、裏がある。夫婦住み込みでないと出来ない仕事であるからだ。採用するのは旦那だが、仕事は妻にもやらせないと仕事が出来ないという事情がある

一人の給与で二人の労働を強いるひどい労働条件の仕事募集である。

条件の良い仕事は表に出てこない。表に出たら誰もが我先にと争いになり、あっという間になくなる。自分にとって条件が良い仕事は、知人、友人、仕事仲間から紹介される。そんな人脈があると老後の仕事は探しやすい。

条件の良い仕事は知人、友人、仕事仲間から聞く!

良い仕事は表に出てこない。宣伝ばかりしている求人広告には裏事情がある。直ぐに辞めるほど労働条件や環境が悪い。条件が良い仕事は広告宣伝をしなくても直ぐに埋まってしまう。

だから、自分独自の方法で探し当てた方が価値がある仕事にありつける。

自分の知人、友人、元仕事仲間の人脈を探る

簡単には見つからない。宝物はいつも簡単には見つからない。見つける人は自分が何を探しているか分かっている人たちである。通常の方法では、必ず、競争がある。知恵を使える人は探し方が違う。条件の良い仕事は生身の人間から直接伝わってくる。宣伝媒体やシルバーセンターやハローワークではない。

私のお勧めはビジネス関連の活動をしているNPO団体に所属してその人間ネットワークから仕事の種を見つける事である。時間がかかるが確かな仕事が見つかる。焦っている人はハローワークやシルバー人材センターで探したほうが早いが条件は悪くなる。

古い考え方や常識で仕事を探しても結果は直ぐに分かる。60歳定年のシニアは何か特別な能力がないと面接まで到達できない。これが現実である。仕事の探し方は誰もがやっていないやり方で探す。遠回りでも良いので時間をかけて生身の人間経由で探すのがシニアの仕事の探し方である。

Facebookなどのソーシャルネットワークで友達作りが上手い方はそのチャンネルを使うと良い。兎に角、焦らない事である。焦っても向こうからやってこない。もう、そんな年齢である事を自覚すべきである。

起業という最終選択

一番確実な仕事は自分で仕事を作り出す事。簡単にできれば誰でもやっている。簡単にできないので多くのシニアは他人に頼る。それって、今までの人生と同じでは?いつも、いつも、誰かに頼って人生を送っていく。

時には自分自身に頼ってみるのも良いのでは。人生は一度しかない。他界する前に自分という人間に頼った試行錯誤の時間があっても無駄ではない。むしろ、新しい人生観が生まれると私は確信している。

私はケセラセラの心境で自分自身に頼ってもう16年あまりが過ぎた。このケセラセラの心境に到達するまで嘆き苦しんだ。心の試練を味わった。会社におんぶに抱っこの生活とは違う。一生に一度の経験である。生きてもあと20年。勇気がなかったから出来なかったという後悔の念を抱きながら死にたくない。

変化の激しい時代はチャンスがたくさん生まれる。活動すると興奮するほどの出会いがある。自分自身が求めないとチャンスも興奮も訪れてくれない。 待っている人生はリスクが多い。自分の力で新しい人生の道を作ることである。

結論

60歳過ぎで定年に成り、無職のままにいるシニアは仕事を探している。定年が65歳まで伸びても65歳過ぎに条件の良い仕事が見つかるかどうか怪しい。新卒の就活ではないのでシニアは裏口から新しい仕事を探すべきである。正面玄関から就職しようとしても年齢制限で面接段階に辿り着けない。

条件の良い仕事は友人、知人、元仕事仲間、ビジネス系NPO団体経由で探すしかない。新聞やウエブで募集している人材募集広告は条件の悪い仕事がほとんどである。条件の良い仕事は表に出てこない。人伝で情報が伝わる。

シニアの最終選択は自分でビジネスを始めることになる。人に頼らないで自分に頼る選択肢である。仕事を探す上で年齢は最大の壁。それを難なく越すやり方が起業になる。会社で部長になるよりも独立して社長になったほうが早かったということである。